iPhoneとPC間の写真のやり取りはAdobe Creative Cloudがお勧め

iPhoneで撮影した写真をPCに保存したい場合、iCloudフォトライブラリやマイフォトストリームを使うかOneDriveやDropbox等のオンラインストレージを利用する方法などがある。

iCloudフォトライブラリやマイフォトストリームは撮影した写真が全てiCloudに転送されてしまうので個人的には利用したたくない。

そのため、私の場合OneDiveを使用してやり取りすることがこれまでは多かったのだが、最近は写真のやり取りにAdobe Creative Cloudのクラウドストレージを利用するようになった。

なぜAdobe Creative Cloudのクラウドストレージを使用するのか?

OneDriveでももちろん問題ないのだが、Adobe Creative Cloudは同期がすごく早い。

そして、iPhoneからCreative Cloudアプリを使用してクラウドストレージに写真をアップロードすると、アップロードが完了した時点でPC上に通知を表示してくれる。

これがなかなか便利なのだ。

通知がきたらWindowsPCのエクスプローラー上に表示されている「Creative Cloud Files」にアクセスすればすぐにiPhoneからアップロードした写真にアクセスすることができる。

OneDriveよりスピーディーに作業が進められるので今はAdobe Creative Cloudのクラウドストレージ経由でやり取りする方法が気に入っている。

Adobe Creative Cloudのクラウドストレージは無料で使える!!

Adobeでは「Creative Cloud無償メンバーシップ」というものが用意されており、「Adobe ID」を作成することで「Creative Cloud無償メンバー」になることが可能だ。

Creative Cloud無償メンバーになると以下のサービスが無料で利用できるようになる。

  • Photoshop、Illustratorなどデスクトップアプリ体験版期間限定利用
  • 10種類超えるモバイルアプリ利用
  • Creative Cloudデスクトップアプリモバイルアプリなど連携機能利用
  • 数多くフォント利用できるTypekit無料プラン利用
  • 2GBクラウドストレージ

「Adobe ID」はAdobe製品を使用している人ならば基本的に登録してるはずなのでこの2GBのクラウドストレージを使わずに持て余しておくのはもったいない。

Adobe IDはAdobe製品を使用していない方であっても誰でも登録することができるので、Adobe IDさえ作っておけば無料で2GBのクラウドストレージを誰でも使い倒すことができる。

そのため、Adobe IDをまだ作ってない人はぜひ作っておくことをお勧めする。

クラウドストレージを利用するための準備

Adobe Creative Cloudのクラウドストレージを利用してiPhoneで撮影した写真を手軽にPC上に保存するには以下のものが必要だ。

  • Adobe ID
  • Adobe Creative Cloud デスクトップアプリ
  • Adobe Creative Cloud iPhoneアプリ

Adobe IDの入手

Adobe Creative Cloudクラウドストレージを利用するにはAdobe IDが必要になる。

Adobe IDを作り方は、以下公式ページで詳しく解説されているのでこれから作成する人は説明に従って登録しよう。

https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cpsid_92722.html

すでにAdobe IDを作成している人は、アプリのインストール作業中に必要になるのでIDとパスワードを準備しておこう。

Adobe Creative Cloudデスクトップのインストール

Adobe Creative Cloud デスクトップアプリは、以下のURLよりダウンロードすることができる。

https://www.adobe.com/jp/creativecloud/desktop-app.html

サイト上部にダウンロードボタンがあるのでクリックしよう。

以下のようにCreative_Cloud_Set-Up.exeを保存しようとするので「ファイルを保存」ボタンをクリック。

ファイルの保存先を指定するダイアログが表示されるのでPCに保存する。

保存した、Creative_Cloud_Set-Up.exeをクリックしてインストーラーを起動させよう。

ユーザーアカウント制御のダイアログが表示された場合は「はい」ボタンを押して進めよう。

Creative Cloudインストーラーが起動したら「ログイン」ボタンをクリックする。

AdobeIDのメールアドレスとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックする。

「インストール開始」ボタンをクリックする。

インストールが始まるので完了までしばらく待とう。

以下のような画面になればCreative Cloudデスクトップアプリのインストールは完了だ。

×ボタンを押して画面を閉じよう。

Adobe Creative Cloud iPhoneアプリのインストール

iPhoneにAdobe Creative Cloudアプリをインストールしよう。

当記事ではiPhoneを使用して説明を行っているがAndroid版のアプリも提供されているのでAndroidとPCのやりとりも同じように可能だ。

Adobe Creative Cloud

Adobe Creative Cloud
開発元:Adobe
無料
posted withアプリーチ

iPhoneにAdobe Creative Cloudeアプリをインストールしたらアプリを起動させて初期設定を行おう。

iPhoneでAdobe Creative Cloudを起動し、「ログイン」ボタンをタップする。

Adobeの電子メールアドレスとパスワードを入力し「ログイン」ボタンをタップする。

パスワードを忘れた時ように携帯電話番号を追加できるが、今回は面倒なのでパスする。

画面中の「スキップ」をタップする。

スクリーンショット同期を有効にするかどうか選択する。

スクリーンショット同期とは?
iPhoneのスクリーンショット(ホームボタンと電源ボタンの同時押し)を、クラウドストレージの「画面キャプチャ」というフォルダに自動でアップロードしてくれる機能。

スクリーンショット同期の使い方は以下を参照してほしい。

iPhoneのAdobe Creative Cloudアプリでスクリーンショット同期を有効に設定しておくと、Creative Cloudアプリを起動した時に自動でiPhoneのスクリーンショット画像をクラウドストレージにアップロードしてくれる。

スクリーンショット同期はすごく便利なのだが、今回は操作方法を説明するのに邪魔だったので「保留」を選択した。

初回起動時は、以下のように画面の説明が吹き出しで表示されるので、数回画面をタップして説明吹き出し表示を終わらせよう。

次に右上のベルアイコンをタップする。

「有効化」ボタンをタップする。

「Creative Cloudは通知を送信します。よろしいですか?」という確認ダイアログが表示されるので「許可」ボタンをタップする。

通知が有効化されたら左上の「<」ボタンをタップして前の画面に戻ろう。

以上で初期設定はすべて完了だ。

iPhoneで撮影した写真をPCに保存する手順

iPhoneで撮影したカメラロールにある写真をAdobe Creative Cloudのクラウドストレージを利用してPCに保存する手順は以下の通り。

1.iPhoneからクラウドストレージに写真をアップロード

iPhoneのAdobe Creative Cloudアプリを起動し、下部にあるメニューから「作品」をタップする。

画面右下にある「+」ボタンをタップする。

下から表示されたプルアップメニューから「写真をアップロード」をタップする。

「Creative Cloudが写真へのアクセスを求めています」ダイアログが表示されたら「OK」ボタンをクリックする。

「カメラロール」をタップする。

カメラロール内にある写真が表示されるので、PCと共有したい写真をタップして選択し、「アップロード」ボタンをタップする。

アップロードが完了すると以下のようにファイルタブ内にアップロードした画像が表示される。

ちなみにこの写真は私が庭先で初めて育てているアボカドの写真だ。

ファイルのアップロード完了と同時にデスクトップPC画面上に以下のような通知が表示される。

2.PCからエクスプローラーでクラウドストレージにアクセス

通知がきたらエクスプローラーを起動し、左メニューに表示されている「Creative Cloud Files」をクリックすればアップロードした画像にすぐにアクセスすることができる。

あとはこのファイルを直接PCから編集するなり、ローカルフォルダに保存するなり好きにすればよい。

まとめ

今回の記事では、iPhoneで撮影した写真をAdobe Creative Cloudのクラウドストレージを使用してPCと共有する方法を紹介した。

DropBox、Microsoft Onedrive、Adobe Creative Cloud等無料で利用可能なオンラインストレージはいろいろあるがそれぞれに使い方を決めておくと便利だ。

私の場合、Adobe Creative Cloudは画像の共有用、Microsoft OneDriveはWordやExcelその他ファイルのやり取り用、DropBoxはワードプレスのバックアップ用と用途別に分けて無料オンラインストレージを使用している。

Adobe Creative Cloudのクラウドストレージをこれまで使ったことなかった人はAdobe IDを登録すれば無料で2GB使えるので有効に活用してみてほしい。

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