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au iPhoneのSIMロックを解除してみた!手順や方法を紹介

通常、ある携帯電話事業者で購入したiPhoneやAndroidスマートフォンは、そのままではその業者のSIMしか利用することができないのだが、SIMロック解除手続きを行うことで他の携帯電話事業者のSIMも利用することが出来るようになる。

今回、2019年3月に一括で購入したau iPhone 8のSIMロック解除手続きをしてみた。

当記事では、auでSIMロックを解除するための条件や具体的な手続き方法をまとめたので、今後auでSIMロック解除手続きをする方は参考にしてみてほしい。

目次

SIMロック解除のメリット

SIMロックの解除にデメリットは一切ない。

以下のようなメリットしかないので、SIMロック解除は必ず行っておくことをお勧めする。

携帯電話会社を自由に選ぶことが可能

ドコモ、au、ソフトバンク等の大手キャリアで契約したスマートフォンは、契約した業者の回線を使用するSIMしか使用することが出来ないように制限がかかっている。

例えば、auで契約したスマートフォンはauの回線を利用するSIMしか使うことが出来ないわけだ。

でも、SIMロックを解除することで、auで契約したスマートフォンにドコモの回線を使用するSIMを差し込んで利用することが出来るようになる。

つまり、携帯電話会社の縛りがなくなり、自分に合った携帯電話会社を自由自在に選択できるわけだ。

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オークション等で端末を高く売ることが出来る

SIMロックが解除されている端末は、ドコモ系、au系、ソフトバンク系だろうが好きな携帯電話事業者のSIMを利用することが出来るようになる。

利用できる携帯電話事業者の縛りがなくなり利便性が高くなるので、オークションなどでスマートフォンを売却する時に、SIMロックを解除している端末の方が解除していない端末より高く売ることが可能だ。

解除方法は2つある

auでSIMロックを解除する方法としては以下の2通りの方法が用意されている。

  • auショップで手続きする方法
  • パソコン・スマートフォンからWEB上で手続する方法

auショップで手続する方法

auショップで手続する方法は、正直言ってお勧めしない。

何故かというと、3,000円(税抜)の手数料が必要になってしまうからだ。

それにわざわざ足を運ぶのも面倒だし、店が混んでいたら待たされるし、auショップで手続するメリットなんてほとんどないと言っていいだろう。

そんなわけで、パソコン・スマートフォンからWEB上で手続する方法がお勧めだ。

ただし、すでに解約済の機種および名義変更後の機種についてはauショップでしか手続きを行えないので、その場合は手数料を払ってauショップで手続きを行う必要がある。

auショップでSIMロック解除手続きを行う場合は、以下の3点が必要となる。

  • SIMロックを解除するau携帯電話
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等、詳しくはこちら
  • 手数料:3,000円(税抜)

パソコン・スマートフォンからWEB上で手続する方法

SIMロックを解除したい端末がauとまだ契約中であれば、パソコン・スマートフォンからauのサポートサイト「My au」経由でWEBから手続することが可能だ。

WEBでの手続きには本人確認書類は必要ないし、手数料はいっさいかからず0円でSIMロックの解除ができる。

また、すぐに手続きを完了することが出来るので、通常はこちらの方法でSIMロックを解除することをお勧めする。

auでSIMロック解除を行うための条件

auでSIMロック解除を行うには、以下の所定の条件をすべて満たしておく必要がある。

  • 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応機種であること
  • 契約者本人の購入履歴があること
  • ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと
  • 機種購入日から101日目以降であること(一括購入の場合購入は購入日より可能)
  • 解約済みの場合は、解約日から100日以内である事

SIMロック解除に対応している機種であること

SIMロックを解除するには、当然端末自体が解除に対応している必要がある。

具体的には、2015年4月23日以降に販売された端末が必要だ。

SIMロック解除対象機種一覧は以下で確認することが出来る。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/

契約者本人の購入履歴があること

SIMロックを解除しようとしている端末は、自分が直接購入したものでなければならない。

つまり、オークションなどで他人が購入したau端末のSIMロックを解除することは出来ないので注意しよう。

ネットワーク利用制限中のau携帯電話でないこと

窃盗(盗難)や詐欺などで不正に入手された端末や、端末の残債が支払われていない場合、ネットワーク利用制限がかかるようになっている。

ネットワーク利用制限中のau端末の場合SIMロックできない。

端末を割賦契約して毎月分割で支払っている場合は、支払いが滞らないように注意しよう。

ネットワーク利用制限中かどうかは、以下のURLにアクセスして端末のIMEI番号を入力すればすぐにチェックすることが可能だ。

https://au-cs0.kddi.com/FtHome

機種購入日から101日目以降であること

端末を一括購入している場合は、即日SIMロックを解除することが出来る。

しかしそれ以外の場合は、購入日から101日以降でないとSIMロックの解除を行うことは出来ない。

つまり最低3ヶ月弱程度の契約維持が必要になる。

解約済みの場合、解約日から100日以内であること

au携帯電話を解約した後でも、解約日から100日以内であればSIMロックを解除することは可能だ。

ただし、解約後のSIMロック解除の場合、WEB手続きが利用できず、auショップでの受付のみとなってしまう。

そのため、3000円(税抜)の手数料が必要になってしまうので、SIMロックを解除するならauと契約中の間に解除する事をお勧めする。

WEBでのSIMロック解除手順

パソコン・スマートフォンからWEB(My au)でauスマホのSIMロックを解除する手順について解説する。

スマートフォンから手続きする場合

スマートフォンのウェブブラウザで以下のURLにアクセスしよう。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

「SIMロック解除のお手続き」というページが表示される。

下にスクロールして「SIMロック解除のお手続き(My au)」ボタンをクリックする。

ログイン画面が表示されたら「ログイン」ボタンを押してログインしよう。

「暗証番号入力」画面が表示されるので、au携帯電話の契約時に登録した4桁の暗証番号を入力して「次へ」ボタンをクリックする。

SIMロック解除のお手続き(STEP1)の画面が表示されるので、下にスクロールさせて解除したい端末のチェックボックスにチェックを入れる。

チェックしたら、ページ下方にある「次へ」ボタンをクリックする。

すると、STEP2の選択内容の確認画面が表示される。

下にスクロールさせて「解除の理由」を選択する。特に理由なし(解除のみお試し)でOK.

最後に「この内容で申し込む」をクリックする。

「手続き完了」画面が表示されたら、キャリア側のSIMロック解除手続きは完了だ。

パソコンから手続きする場合

まず、パソコンのウェブブラウザで以下のURLにアクセスしよう。

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

すると、au公式サイトの「SIMロック解除のお手続き」というページが表示される。

下にスクロールすると、中ほどに「お手続き方法」という項目があるので、「パソコン・スマートフォンから」の所にある「SIMロック解除のお手続き(My au)」というボタンをクリックしよう。

ログイン画面が表示されたら、au IDとパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックする。

「暗証番号入力」画面が表示されるので、au携帯電話の契約時に設定した4桁の暗証番号を入力し、「次へ」ボタンをクリックする。

「SIMロック解除のお手続き」画面が表示されるので、SIMロックを解除したい端末にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックする。

選択内容の確認画面が表示されるので、「解除の理由」をドロップダウンリストから選択し「この内容で申し込む」ボタンをクリックする。

解除の理由は、「特に理由なし(解除のみお試し)」でOK。

以下の「手続き完了」画面が表示されたら、キャリア側のSIMロック解除手続きは完了だ。

上記のSIMロック解除手続きを行っても、現在使用している端末はそのまま使用することが可能だ。

実際に他の業者のSIMを使用する際は、後述の「他業者SIMを使用する際の端末側の操作」を行おう。

iPhone本体の解除操作手順

auでのSIMロック解除手続きが終わったら、iPhone本体でSIMロック解除操作を行おう。

他業者のSIMカードを持っている場合

auもしくはau系格安SIM以外のSIMカードを持っている方は、以下の操作を行う。

  1. auのSIMカードをiPhoneから外す
  2. 他業者のSIMカードをiPhoneに挿入する
  3. iPhoneの再アクティベーションを行う

他業者のSIMカードを持っていない場合

他業者のSIMを持っておらず、オークション等でSIMロック解除機としてiPhoneを売り払う際にはこの手順を踏んでおこう。

他業者のSIMカードが手元にない場合は、以下の操作を行うことでロックを解除することが出来る。

  1. iPhoneをバックアップする。
  2. iPhoneを消去(初期化)する。
  3. iPhoneを復元する。

具体的な操作方法は、iPhone のロックを解除して別の通信事業者で使う方法に書かれているので参考にしよう。

上のステップを実行すれば、SIMロックは解除できるのだが、iTunesを使わずに操作を行うと本当にSIMロックが解除されたのか確認が取れない。

そのため、初期化と復元作業はiPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続してiTunesを起動した状態で行うことをお勧めする。

以下、iTunesを使った操作手順を紹介する。

1.iTunesでバックアップをとる

PCとiPhoneをUSBケーブルで接続後、iTunesを起動し、以下の端末管理画面を表示させよう。

バックアップ項目で、このコンピューターを選択し、iPhoneのバックアップを暗号化にチェックが入っていることを確認する。

バックアップの暗号化に使用するパスワードを忘れてしまうと、後で行うiPhone復元ステップでデータを復元できなくなるので、暗号化パスワードを忘れてしまっている人は「パスワード変更」ボタンで変更しておこう。

「今すぐバックアップ」ボタンをクリックしてバックアップを行おう

2.iTunesに接続したままiPhoneを初期化

iPhoneのバックアップ処理が完了したら、iTunes起動状態のPCとiPhoneが接続されたままの状態でiPhoneの「設定」アプリを起動する。

「一般」をタップし、一般画面の下方にある「リセット」をタップする。

リセット画面で「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする。

「書類とデータをiCloudにアップロード中です」というダイアログが出すので「今すぐ消去」をタップする(先ほどiTunesでバックアップを取ってるので問題ない)。

「パスコードを入力」画面が表示されるので、iPhoneのパスコードを入力しよう。

データを消去をしていいか2回確認されるので、それぞれで「iPhoneを消去」ボタンをタップする。

すると、iPhoneの初期化作業が始まる。

初期化が終わりiPhoneが再起動されたタイミングで、PC上のiTunesの画面に「正常に完了しました。iPhoneのロックが解除されました。」と表示される。

これで、iPhone端末側のSIMロックが解除された状態になる。

続けて、iPhoneの復元処理に進むため「続ける」ボタンをクリックしよう。

3.iPhoneをバックアップから復元する

以下の「新しいiPhoneへようこそ」画面が表示されるので、「このバックアップから復元」を選択し、先ほど作成したバックアップが選択されていることを確認して「続ける」をクリックする。

「パスワードを入力」ダイアログが表示されるので、バックアップ暗号化用のパスワードを入力し「OK」ボタンをクリックする。

すると、復元処理が開始され、処理が完了したらiPhone上に「復元しました」と表示される。

後は、Touch IDの設定やパスコードの設定、Apple IDパスワードの入力、位置情報サービス、iCloudキーチェーン等の初期設定を画面の指示に従って行えばOK。

まとめ

当記事では、auでのSIMロック解除手続き、及びiPhone端末の解除手順をまとめてみたがいかがだっただろうか?

SIMロックを解除することで、様々な携帯電話事業者のSIMを利用できるようになり業者の選択の幅を広げることが出来る。

SIMロック解除に伴うデメリット等は一切ないので、解除条件を満たした時点で必ず手続しておくことを是非お勧めしたい。

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