私は、先月DOCOMOからAUにMNP手続きを行い、晴れてAUユーザーとなった。
auにMNPした際に、キャッシュバッククーポンを使って10,000円をau WALLETプリペイドカードにキャッシュバックしてもらった。
この10,000円のプリペイドカード残高を奇麗に使い切るためにどうすればお得で効率的なのかを色々調べたみた結果、Amazonギフト券に交換するのが一番手っ取り早くお得な方法だとわかったので紹介したい。
au WALLETプリペイドカードとは
まず、au WALLETプリペイドカードはどんなカードなのかを理解しておこう。
au WALLETプリペイドカードは、au携帯電話、auひかり契約者といったauユーザーのみが発行することが出来るプリペイド式カードとなっている。
カードブランドはMastercardとなっており、事前にカードにチャージ(入金)をしておくことで、世界中のMastercard加盟店で利用することができる。
チャージ方法
au WALLETプリペイドカードにチャージする方法として以下のものが利用できる。
- auかんたん決済
- じぶん銀行
- クレジットカード
- auショップPiPit
- ローソン
- WALLETポイント
ちなみに一度にチャージできる金額はチャージ方法により異なり、プリペイドカード残高の上限額は100万円までとなっている。
カードの利用でau WALLETポイントがたまる
au WALLETプリペイドカードでの買い物200円(税込)毎に1WALLETポイントを貯めることが出来る。
1WALLETポイント=1円扱いなので還元率は0.5%となる。
カードの還元率としては一般的なクレジットカードレベルだが、チャージ手段に他のクレジットカードを使用すればポイントの2重取りを行うことができ、使い方次第ではそこそこのトータル還元率にすることも可能だ。
貯まったWALLETポイントはカードにチャージ可能
貯まったWALLETポイントを1ポイント1円としてau WALLETプリペイドカードにチャージする事が出来る。
WALLETポイントは、上述したカードでの買い物(200円毎に1ポイント)の他、au WALLET Marketでのインターネットショッピング(100円につき1ポイント)やau携帯電話、au光などの利用、その他au WALLETアプリ上で申し込めるキャンペーン等で貯めることができる。
au WALLETプリペイドカード利用時のデメリット
現金支払いと併用できないため残高を使い切るのが難しい
au WALLETプリペイドカードでは、残高の範囲内でしかショッピングに利用する事が出来ない。
つまり、カードに1,000円がチャージされていた場合、1,100円の商品を購入しようとすると100円分残高不足となるため支払いができない。
1000円分だけau WALLETプリペイドカード残高で支払い、不足分の100円を現金で支払うといった感じで併用できれば良いのだが、併用できないので残高を最後まできれいに使い切るのが難しいのだ。
au WALLETプリペイドカード残高を使い切る方法
残高を最後まできれいに使い切ることが難しいau WALLETプリペイドカードだが、以下の方法を使用することで残高を最後まで奇麗に使い切ることが可能だ。
じぶん銀行に出金する
じぶん銀行口座を保有している方は、オートチャージ・出金サービスへの申し込みをすればau WALLETプリペイドカード残高をじぶん銀行口座に払い出しすることが出来る。
じぶん銀行口座を保有している人なら簡単にau WALLETプリペイドカード残高の現金化がいつでも行えてしまうので非常に便利だ。
一件よさそうなこの方法だが、じぶん銀行の口座を持っていない人は、新たに銀行口座の開設手続きを行う手間がかかる。
口座開設手続き自体はネットだけで完結することができるが、本人確認書類のアップロードとかいろいろ面倒なことをしないといけない。
さらに、手数料がかかるという致命的なデメリットが存在する。
au WALLETプリペイドカード残高からの1回の払出に対して、2万円未満の場合は200円(税抜)、2万円以上の場合は払出額の1%(税抜)の手数料がかかってしまうので正直いけてない。
1万円の残高を払出した場合、自分銀行口座には9800円が入金されるわけで非常に残念な結果となってしまう。
ただ、手数料がかかるけれども自由に使える現金が手に入るので、人によっては手数料がかかってもじぶん銀行へ払出したいと思う方もいるかもしれない。
この方法のメリットデメリットを以下にまとめる。
メリットとデメリットまとめ
メリット
- 使い道自由な現金に払出することが可能。
デメリット
- じぶん銀行口座を持っていない人は口座開設手続きが必要(手続き自体はネットで完結可能)
- 払出に手数料がかかる。
Amazonギフト券に交換する(おすすめ!)
この方法が一番効率的にau WALLETプリペイドカード残高を残らずすっきり使い切ることが出来るベストな方法だ。
ならこのキャンペーンを利用してAmazonギフト券に交換すればお得だし、すっきりとプリペイドカード残高を使い切ることができる。
少額でも完全に使い切れる
au WALLETプリペイドカード自体の還元率は0.5%と非常に低いので、普段使いのカードとして使用するにはメリットが低い。
au WALLETプリペイドカードへのチャージに他のクレジットカードを使用できるので、チャージ+利用でポイントの2重取りが出来るが、その場合でもkyash等他の手段を使ったほうがもっとお得なのでやはり普段使いとしては厳しい。
このように、他のクレジットカードをメインの支払い方法として活用している場合、au WALLETにはあまりポイントがたまらないという結果になる。
少額ポイントをau WALLETプリペイドカードにチャージして使い切ろうにも、残高不足の際に現金との併用して支払うことはできない。
すっきり全額使い切るには残高と支払金額を完全に一致させる必要があり、非常に使い勝手が悪いのだ。
そこで、Amazonギフト券への交換だ。
Amazonギフト券への交換であれば、15円以上残高があれば全額交換しきることが出来るので少額であってもすべてのau WALLETプリペイドカード残高を使い切ることが可能になる。
メリットとデメリットまとめ
メリット
- 5000円以上の残高がある場合、Amazonキャンペーンを利用すれば合計1%還元になる
- au WALLETプリペイドカード残高が少額であっても簡単に全額消費できる。
デメリット
- Amazonでのショッピングにしか利用できなくなる。
Amazonギフト券への交換手順
パソコンから手続きする方法
まず、Amazonギフト券チャージタイプにアクセスする。
「Amazonギフト券(チャージタイプ)を購入する」という画面が表示されるので、金額を選択の所にある金額ボタンを選択するかテキストボックスにチャージする金額を入力し「次へ」ボタンをクリックする。
au WALLETプリペイドカードの残高が1万円あるので10000円と入力した。

「お支払方法を選択」画面が表示されるので下にスクロールさせよう。

「その他のお支払オプション」の「クレジットカード」の所にある「カードを追加」をクリックする。

カード情報を入力するためのフォームが表示されるので、au WALLETプリペイドカードに記載の名義人名(半角ローマ字)、カード番号、有効期限を入力し「クレジットカードを追加」ボタンをクリックする。

すると、「ご登録のクレジットカード」の所に先ほど追加したカードが追加されているのでそれを選択し「次に進む」をクリックする。

「注文内容を確認・変更する」画面が表示されるので、チャージする金額に間違いがないことを確認し、「注文を確定する」ボタンをクリックする。

「ありがとうございます。注文が確定されました」と表示されたら注文は完了だ。

同時に「Amazon.co.jp ご注文の確認」というタイトルで以下の内容のメールが送られてくるので確認しておこう。
この時点ではまだAmazonのアカウントにギフト券は反映されていない。
反映まで通常5分程度かかるのでしばらく待とう。
Amazonアカウントにギフト券が反映されると「Amazonギフト券がチャージタイプによりお客様のアカウントに登録されました」という件名で以下の内容のメールが送られてくる。
メール内に「ギフト券残高をチェック」というボタンがあるのでクリックしてAmazonアカウントにアクセスしてみよう。

ギフト券残高にチャージした金額が反映されているかを確認しよう。
今回、もともと1万円のギフト券残高がある状態でau WALLETプリペイドカード残高1万円を交換したのでAmazonのギフト券残高は2万円と表示されている。
画面内「ギフト券の利用履歴」を見れば、いくらの金額をいつチャージしたのかが表示されるのでそちらで確認すればわかりやすい。

以上で、au WALLETプリペイドカード残高をAmazonギフト券に交換する手続きは完了となる。
まとめ
au WALLETプリペイドカードは、チャージ残高以内で買い物を行う場合なら特段問題はないのだが、残高以上の買い物に使用することはできないし、残高を最後まで全て使い切ることも難しいのが難点。
もし、すでにチャージされてしまっているau WALLETプリペイドカード残高を全て使い切りたい、残高以上の商品の購入に使いたいと思っているのであれば、「Amazonギフト券へ交換する」という方法を試してみるといいだろう。
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