先日、以下の撮影スタンドを購入したことを紹介した。
背景スタンドだけ購入しても背景布がないと意味ないので、今回150x300cmサイズの以下の白い背景布を購入してみた。
背景布っていろんなところが販売していて、どれを買えばよいのかよくわからないのが実情だと思うので、今回購入した背景布について詳しくレビューしたい。
写真撮影用背景布(白)150x300cmについて
今回購入した写真撮影用背景布の特徴は以下の通り。
- ポリエステル材質
- 背景が透けない厚地の生地
- 表面はピーチスキン加工で少し起毛感あり
- 裏面は滑らか
- サイズは撮影スタジオでもっとも利用されている150x300cm
- 2つのクリップが付属
開封の儀
以下は、Amazonの箱から取り出した状態。透明なビニールの袋に入っている。
クリップが2つついているのでちょっとお得。
クリップだけ取り出すとこんな感じ。
このクリップは、以下の背景スタンドについていたクリップと全く同じものだった。
実際に背景スタンドにセットしてみるとこんな感じ。
しわだらけでこのままでは使い物にならないので、アイロンをかけてしわをとる必要がある。
背景布のしわは本当に取れるのか?
低温アイロンでシワは簡単に取れると説明があるので、アイロンをかけてしわ取りにチャレンジ。
気温が高い中、汗をぼたぼたおとしながらアイロンがけを頑張ったら以下のようになった。
微妙に細かいしわがまだ若干のこっているが、当初あった折りたたみしわは消すことができ、何とか使えるレベルにはなったかなという感じ。
生地が大きいだけにアイロンをかけるのはめちゃくちゃ大変だったし時間がかかった。
どの背景布を購入しようが、通常折りたたまれた状態なのでアイロンがけは必須になる。そして、しわを完全に取り除くのがなかなか難しいのが背景布のデメリットだ。
購入する人は気合をいれてアイロンがけを頑張ってほしい。
この背景布はポリエステル材質なので、高温でアイロンをかけると溶けてしまう可能性がある。アイロンがけは高温ではやらないように注意しよう。
本当に背景は透けないのか?
確認してみたが、確かに表・裏どちらからみても後ろが透けるという事はなかった。
撮影対象のみばっちり撮影することが可能だ。
表面・裏面の違い
下の画像の上側がピーチスキン加工された表面。若干てかてかした感じになっている。
下側が裏面で、光沢感がない不通にさらっとした感じになっている。
用途に合わせて、表裏を使い分けることが出来るので便利だ。
この背景布のメリットデメリットまとめ
メリット
- 150x300cmの大きさで人物の立ち姿や大きなものを撮影可能
- ポリエステル材質で、綿製よりたれ感が良くシワが目立たない
- 表面と裏面で加工が違うので状況に応じて使い分けられる
- プロ級の厚地の布で背景が透けない
- 布端はかがり縫いなので糸が抜けにくくほつれにくい
- クリップが2つついているので手持ちのパイプや棒等にすぐに装着できる
デメリット
- サイズが大きいのでアイロンがけが非常に大変
- しわを完全になくすのは難しい
- しわがつかないように保管の仕方に気を付ける必要がある
グリーンバック背景布も欲しい方はこちら
最近、Co-Goodsのリバーシブル背景布を購入したのだが、こちらは緑と白のリバーシブルになっていて、グリーンバック用と通常撮影の両方の用途で使用することが可能だ。
グリーンバック用に緑の背景布が欲しい人はCo-Goodsのリバーシブル背景布の購入を検討してみるといいだろう。
詳しくは以下の記事を参照してほしい。
最後に
私が背景布を購入したのは今回が初めてだ。
そのため、他の商品との質の違いを論じることはできないが、今回購入したこの背景布は表面と裏面とで違う加工になっているので、その点が他の商品に比べて優位性があるのではないかと思う。
背景布の最大のデメリットはアイロンがけが必要な事。これがめんどくさい事この上ない。
このアイロンがけを面倒がらずにしっかりできる人は、撮影用背景布を導入してみるといいだろう。
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