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指定取引場所でブラウン管テレビを処分する方法!家電量販店処分より安い!

私は、スポーツの国際大会の時ぐらいしかテレビを見ないので、アナログ放送終了後も自室に置いていたブラウン管テレビを買い替えることなく地デジチューナーで延命していた。

しかし、最近43インチ4Kモニターを購入したため、重くて場所をとるブラウン管テレビを先日「指定取引場所」に持ち込んで処分してきた。

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家電リサイクル法が施行されてからテレビは粗大ごみに出すことが出来なくなり、家電量販店等でお金を払って引き取ってもらうのが基本となっているが、リサイクル料金に加えて運搬費用を取られるので処分費用が結構高くなる。

でも、「指定取引場所」に自分で持ち込めばリサイクル料金だけですむので処分費用を安く済ませることが可能なのだ。

当記事では、「指定取引場所」で処分するにはどうすればいいのか詳しく解説したい。

目次

指定取引場所とは?

指定取引場所とは、リサイクル法に規定されている家電4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)を直接引き取ってくれる場所の事だ。

但し引き取ってもらうには、家電リサイクル券を郵便局で購入し、一緒に持っていく必要がある。

指定取引場所は、全国に設けられており、以下のホームページで場所を検索する事が出来る。

https://www.e-map.ne.jp/p/rkcsymap/

自分の家の近くに指定取引場所があるのか一度検索してみよう。

指定取引場所でブラウン管テレビを処分する手順

1.郵便局でリサイクル券をもらって必要事項を記入する

まず、郵便局窓口で以下の家電リサイクル券(「料金郵便局振込方式」)を貰おう。

2ページ目に払込書の記入例が乗っているのでこれを参考に必要事項を全て記入していくのだが、郵便局に行く前に以下の情報をあらかじめ事前に調べておくことをお勧めする。

  • 製造業者名
  • 製造業者名コード(3桁)
  • リサイクル料金
  • 品目・料金区分コード

「品目・料金区分コード」は、テレビのサイズが15型以下か16型以上かさえ覚えておけば、記入例の表からすぐにわかるので、処分するテレビのサイズをあらかじめ調べておこう。

「製造業者名」、「製造業者名コード(3桁)」には注意が必要だ。

なぜなら製造当時の事業者名と現在の事業者名が変わっている場合があるからだ。その場合継承先の事業者名を指定する必要がある。

例として、今回私が処分した「株式会社東芝」製のブラン管テレビを例に解説する。

以下のURLにアクセスし、処分するテレビのメーカー名を見つけよう。

(株)東芝があったのでリンク先を表示させると、以下の画面が表示される。

製造業者名コード:の所に※承継先をご確認ください。と表示されているのがわかるだろう。

承継先を知るには、品目・料金区分コードの欄にある「※承継先をご確認ください」というリンクをクリックすればよい。

今回は、28型ブラウン管テレビなので、品目・料金区分コードの22の下にあるリンクをクリックする。

すると、以下のように「東芝映像ソリューション株式会社」の情報が表示される。

家電リサイクル券に記入する必要があるのは、この東芝映像ソリューション株式会社の製造業者等名コード「114」と大小区分に該当するリサイクル料金「2,420円」という事になる。

ここに表示される「製造業者名」、「製造業者等名コード」、「品目・料金区分コード」、「リサイクル料金」をメモしておけば、郵便局で必要事項を記入する際に困らないはずだ。

郵便局で事業者名コードやリサイクル料金が乗った資料も渡してもらえるのだが、上記の情報をまったく調べずに行くとおそらく記入時に混乱すると思う。

2.リサイクル料金を振り込む

家電リサイクル券(「料金郵便局振込方式」)に必要事項を全て記入したら、リサイクル料金を振り込もう。

リサイクル料金は以下の方法で振り込むことが可能だ。

  • 郵便局またはゆうちょ銀行窓口で手続きする方法
  • 郵便局またはゆうちょ銀行のATMで手続する方法

リサイクル料金を振り込む際に以下の振込手数料が別途必要になるので注意してほしい。

  • 窓口での払込(振込額が5万円未満の場合):203円
  • ATMでの振り込み(振込額が5万円未満の場合):152円

ATMで振り込んだ方が手数料が安くなるが、私は面倒だったので窓口で手続した。

ATMで振り込む場合の具体的な方法は以下のURLに乗ってるのでそちらを参考にしてほしい。

https://www.rkc.aeha.or.jp/text/atm_caution.html

で、今回ブラウン管テレビの処分料金は、リサイクル料金(2420円)+ 振込手数料(203円)=2623円という事になる。

ヤマダ電機へ持ち込んで処分するより約1000円ほど安くすることができた。

3.振替払込受付証明書をリサイクル券に張り付ける

リサイクル料金の支払い手続きが完了すれば、日附印が押印された「振替払込受付証明書」を貰えるので、家電リサイクル券1枚目の「①指定引き取り場所控」右端に張り付けする。

4.指定引き取り場所に持ち込む

家電リサイクル券の準備がすべて整ったら、あとはブラウン管テレビと家電リサイクル券を指定取引場所に持ち込むだけだ。

私が持ち込んだ時は、結構いい年をしていると思われるおじさんが一人で軽トラの荷台からテレビを降ろしてくれた。

さすが慣れているだけあって力持ちだ。

自分で降ろさないといけないと思っていたので非常に助かった。

家電量販店での処分費用はいくら?

参考までに、ヤマダ電機とケーズデンキでブラン管テレビを引き取ってもらう場合の処分料金を紹介する。

ヤマダ電機で処分する方法

ヤマダ電機の場合、以下の二通りの方法でブラウン管テレビを処分する事ができる。

  • 最寄りのヤマダ電機店舗への持ち込み
  • ヤマダウェブコムでテレビを新規購入し、配送設置の際に引取回収

最寄のヤマダ電機店舗への持ち込み

ヤマダ電機の場合、自分で最寄りの店舗にブラウン管テレビを持ち込んで処分費用を払えば処分してもらえる。

処分費用(リサイクル料金)は、以下の表(2019/11/8現在の情報)を参照してほしい。価格は税込み価格を掲載している。

TVサイズメーカーグループリサイクル回収料金収集運搬料合計
15型以下Aグループ1,320円1,210円2,530円
Bグループ1,870円1,210円3,080円
指定法人3,152円1,210円4,362円
ヤマダ電機製品1,595円1,210円2,805円
16型以上Aグループ2,420円1,210円3,630円
Bグループ2,970円1,210円4,180円
指定法人3,702円1,210円4,912円
ヤマダ電機製品2,695円1,210円3,905円

処分費用として、リサイクル回収料金+収集運搬料を合わせた合計金額を払う必要がある。

ヤマダ電機の場合、メーカーによって処分費用が異なるのが特徴だ。

例えば、東芝の28インチブラウン管テレビを処分する場合だと、東芝はAグループに属しているので、3,630円の処分費用がかかるという事になる。

ヤマダウェブコムでテレビを新規購入し、配送設置の際に引取回収する場合

ヤマダウェブコムにて、対象の大型テレビを購入する際に申し込めば、上述した処分費用で引取回収してくれる。

ただし、配送設置を含まない小型家電(39型以下のテレビや小型冷蔵庫等)の購入の場合、佐川急便での宅配お届けとなるため、ヤマダウェブコムでは受け付けて貰えない

宅配商品・おみせde受取り・ヤマダ高速便での受取りの場合は、リサイクル回収はコールセンターでの申し込みとなり、訪問回収費が別途必要になるので注意が必要だ

ケーズデンキで処分する方法

ケーズデンキの場合、以下の二通りの方法でブラウン管テレビを処分する事ができる。

  • テレビを新規購入し、配送設置の際に引取回収
  • 引取回収のみ

ケーズデンキの場合、店舗で申込む必要があるようだ。

テレビを新規購入し、配送設置の際に引取回収する場合

テレビを新規購入し、配送設置の際に引き取ってもらう場合、以下の処分費用が掛かる。

TVサイズリサイクル料金収集運搬料合計
15型以下1,320円1,100円~2,420円~
16型以上2,420円1,100円~3,520円~

※対象メーカー:パナソニック ・ 東芝 ・ ビクター ・ LG ・ 三洋 ・ ハイアール 

引取回収のみしてもらう場合

ケーズデンキは、ブラウン管テレビの引取回収のみの申込も可能だ。

その場合、上述した処分費用に出張費(3,000円(税別)~)がさらに上乗せされる。

ブラウン管テレビの無料回収はあきらめるべし

家電リサイクル法に規定された家電4品目の廃棄家電は適切に処分する必要があり、また「一般廃棄物収集運搬業許可」を持たない業者が、一般家庭から廃棄家電を引き取ることもできなくなっている。

そんなわけで、ブラウン管テレビを完全無料で引取回収してくれるところなんてもはや存在しないはずだ。

無料回収してくれるところはないかなーなどという甘い幻想はさっさと捨てて、適切に処分を行おう。

自治体独自の廃棄手段が存在する場合もある

東京23区であれば「家電リサイクル受付センター」に依頼することでブラウン管テレビを引取処分してくれるようだ。

ただし、この場合でもリサイクル料金+運搬費を徴収される。

このように、各自治体で独自の廃棄手段を提供してくれている所もあるので一度お住まいの自治体に確認してみるといいだろう。

まとめ

ブラウン管テレビを「指定取引場所」に持ち込んで処分してもらう場合、郵便局でリサイクル料金を支払ったり、車で運ばないといけなかったりと少し手間がかかるが、家電量販店で引き取ってもらうより安く処分をすることが出来る。

家電量販店で引き取ってもらう場合、条件に合わない場合、出張費や訪問回収費が上乗せされて処分費用がめちゃくちゃ高くなってしまう場合もある。

車で運べる人限定になるが、少しでもブラウン管テレビの処分費用を安くしたい人は、「指定取引場所」に自分で持ち込んで処分するといいだろう。

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