以前、壁に穴を開けずにフックを取り付けられるコマンドフックを紹介した。
実は、100円ショップダイソーにも壁に穴を開けずにフックを取り付けられる「壁紙に貼れる壁紙用フック」というコマンドフックとコンセプトが似た商品が100円で販売されている。
今回はこちらを購入して試してみたのだが、約1週間後にフックが墜落という悲しい結果になってしまった。
ダイソー 壁紙に貼れる壁紙用フック40x54mmとは?
ダイソー 壁紙に貼れる壁紙用フック40x54mmは、100円ショップダイソーで販売されている壁紙用フックだ。
特殊な接着剤を用いて壁に取り付けるようになっており、壁紙に穴を開けずにフックを取り付けることが可能だ。
取り外すときも剥がし跡が残りにくい仕様になっているので、壁にダメージを与える心配がなく、賃貸の壁掛けにも非常に有効だ。
40x54mmタイプのものは2個セットで販売されている。
開封の儀
パッケージ表面の写真。
パッケージ裏面はこんな感じ。
中型サイズのフック2つとフック用特殊接着剤(2.5g)が1つが入っている。
フックの大きさは約40 x 54mmとなっている。
フックの裏側にはぐるぐると溝が通っている。
実際に使ってみた
まず、フックを取り付ける壁の表面の汚れ、ほこり、水分をキレイにふき取っておく。
今回は、以下の凸凹壁紙に取り付ける。
次に付属の特殊接着剤をフックの裏の溝に沿わせてぐるぐるとぬる。
フック全体を30秒ほど壁にしっかり押し付ける。
張り付け後24時間たったらフックの使用を開始できる。
試しに、カバンを引っ掛けてみた。フックは落ちることなくしっかりくっついている。
と思いきや・・・
約1週間ぐらいたったころフックとカバンが下に落ちていた。
以下の写真はその時の壁の写真。特殊接着剤が壁に張り付いたままだ。
この接着剤は、指でこすりながらきれいに剥がすことが出来た。
以下の写真は、はがした後の特殊接着剤の塊。
接着剤を取り外した後の壁にダメージは一切なかった。
フックの耐荷重約1kgで、今回引っ掛けていたかばんは約650gの重さだから仕様上は問題ないはず。
なのに落ちてしまったのはやはり凹凸がある壁紙だからだろうか。
パッケージ裏面の取り付け不可能な面として「その他凹凸の激しい面やザラザラした面」が上げられているので、やはりぼこぼこした壁紙への取り付けは厳しいのかもしれない。
とりあえず、残りの接着剤を使ってもう一度チャレンジしてみたいと思う。
接着剤を使い切ったら再利用できない!?
このダイソーの「壁紙に貼れる壁紙用フック40x54mm」は接着剤を使い切ってしまえば当然取り付けることが出来なくなってしまう。
付属の特殊接着剤は2個分を取り付けるだけの容量しかないので、1度取り付けて剥がしてしまうとフックは再利用できないことになる。
コマンドタブを使えば再利用可能
特殊接着剤を使い切ったとしても、以下のコマンドタブを張り付ければ、フック自体は再利用可能だ。
ダイソーのフックにコマンドタブを張り付ければ、コマンドフックやスイングフックのような使い方をすることが可能になる。
なので、取りはずしたフックは捨てずにとっておくことをお勧めする。
まとめ
今回、凹凸のある壁紙に取り付けたせいなのか、フックは1週間程度で取れてしまいいまいちな結果になってしまった。
ただ、凹凸の内面だと仕様通りの働きをしてくれると思うので、壁に穴を開けずにフックを取り付けたいと思っている人は一度試してみてはどうだろうか?
ダイソーには同じシリーズ商品として今回紹介したサイズより小さいフックと大きいフックも販売しているので、取り付けるものによって最適なフックサイズを選択する事が可能だ。
小さいフックの方は以下の記事で紹介しているので興味がある方は参照してほしい。
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