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100均ダイソーのVRゴーグル(500円)を買ってみた【レビュー】

バーチャルリアリティを体験するために必要なVRゴーグル。

私はこれまで、某証券会社から無料でもらったダンボール紙でできたVRゴーグル(セリアの100円VRゴーグル「ハコスコ」とほぼ同じタイプ)を使っていた。

しかし、使い勝手が悪いし紙がやぶけたりしてきたので新しく購入を検討していたところ100均ショップのダイソーでVRゴーグルが500円で販売されているのを発見し、購入してみた。

使ってみた結論としては、まぁ値段相応の商品かなという感じだ。

目次

ダイソー バーチャルリアリティVRゴーグルについて

ダイソー バーチャルリアリティVRゴーグルが、100均ショップのダイソーで500円にて販売されている仮想現実(Virtual Reality)を体験する事が可能なVRゴーグルだ。

スマートフォン(スマホ)専用のVRゴーグルとなっており、iPhoneやAndroid携帯などのスマートフォンにVRアプリケーションをインストールして使用する形となる。

160mm x 80 mm以内のサイズのスマートフォンに対応している。

開封の儀

さっそくパッケージを開封してみよう。

箱の中には、本体がぷちぷちに包まれて入っていた。ぱっと見は本格的なVRゴーグルって感じだ。なかなかよさげな感じがしないだろうか?

次に、クリーニングペーパーが入っていた。

ウェットとドライがセットになっている。

恐らく、VRゴーグルに付いているレンズを拭くための物だろう。

そして最後がこれ。クッションシールっぽいんだが、どう使うのかが不明。

本体の下部に張り付けろということなんだろうか?

箱に入っていたのは、以上の3点のみだ。説明書は入っておらず、付属品については箱にも一切の記述がないので想像で使うしかない(笑)

VRゴーグル本体をより詳しく紹介

以下は、ダイソーVRゴーグルの装着面から見た写真。

装着面には、一応保護クッションがついている。

上部と左右から伸びているものは、頭に固定するためのヘッドバンドだ。バンドは伸縮性のあるバンドになっている。

以下は、ダイソーVRゴーグルを上から見た写真だ。

VRゴーグル上部には、レンズ位置を調節するためのスライダが搭載されており、スライドの真ん中にあるつまみで左右に、スライダ自体で前後にレンズ位置を調節できるようになっている。

また、ヘッドバンドの上部の長さを調節するアジャスターが付いている。

下から見るとこんな感じ。

以下は右側面の写真。

前方にスタンド引き出し用つまみがあり、このつまみをもって右に引っ張ると、スマートフォンを収納するためのスタンドを引き出すことが出来る。

スタンドには、ケーブル配線用穴が開いているので、イヤホンや充電ケーブルをスマートフォンに接続しながら使用できるようになっている。

後方には、ヘッドバンドの右サイド側の長さ調整用アジャスターが付いている。

以下は左側面の写真だ。

左側面には、ケーブル配線用穴とヘッドバンド左サイド側の長さ調整用アジャスターが付いている。

スマートフォンのサイズと充電ケーブルの形状によっては、右側面のケーブル配線用穴にうまくフィットしない場合があるので、その場合はスマホを180度回転させてスタンドに設置し左側面にあるケーブル配線用穴を使用すればよい。

以下は、ダイソーVRゴーグル前面の写真。

VRだけでなくAR(拡張現実)にも対応できるように白い部分を左にスライドできるようになっていて、スライドさせると以下の状態になる。

以下は、スマートフォン設置用スタンドの写真。

スマートフォン設置個所は、ばね式になっていて上にスライドさせながらスマホを設置する仕様になっている。

ダイソーVRゴーグルの使い方

1.スマートフォンでVR対応アプリを起動して動画を準備

VRに対応しているスマホアプリ(Youtubeや360 Channel等)を起動させて、VR動画を再生する準備を行う。

動画をVR用表示(2画面状態)にしたら、VR動画はいったん停止状態にしておく。

2.スマホ固定スタンドを引き出す

ダイソーVRゴーグルの右側面前方にあるつまみをもって右に引っ張り、スマホ固定スタンドを引き出す。

3.スマートフォンを固定スタンドにセットする

スマートフォンを横にして、ばね式スライダを上に押し上げながらスマホを固定スタンドにセットする。

その際、スマホ画面の中央をばね式スライダの中央目印に合わせて置く。

3.VR動画を再生し、VRゴーグルにスマホ固定スタンドをセットする

停止させておいたVR動画を再生状態にし、スマホをセットした固定スタンドをすかさずVRゴーグル本体にセットしなおす。

4.ヘッドバンドの長さを調整する

ヘッドバンドの上部、左右の位置にあるアジャスターを使って、自分の頭のサイズに合うようにバンドの長さを調整する。

5.レンズ位置を調整する

VRゴーグル上部についていてるレンズ位置調整スライダーを使って、瞳孔間距離と焦点距離を調整し、VR映像が綺麗に見えるように調整する。

6.VR動画を楽しむ

あとは、再生されているVR動画を楽しむだけだ。

実際に使ってみた感想・レビュー

評価できる点

充電ケーブル・イヤホンを接続しながら使える

イヤホン、充電ケーブルを接続しながら使用できるかどうかは、VRゴーグルにとってはマストな条件と言える。

なので、一応最低限度のレベルはクリアしていると言っていいだろう。

レンズ位置を片目ずつ独立して調節可能

レンズ位置を両目それぞれで個別に調節できるのは非常にGood。

人によって瞳孔間距離は異なるので、VRゴーグルでこれを調節できるメリットは非常に大きい。

また焦点距離も調節できるので、視力が悪い方でもこの調節でピントを合わせることが出来る可能性が高い。

メガネをかけたままでも使える

焦点距離調節機能が付いているので、眼鏡を付けなくてもダイソーVRゴーグルを使用できる可能性は高いが、一応メガネをかけたまま使用する事が出来る。

私は視力が悪くないので、普通の眼鏡は持ってないのだが、手持ちのJINS製PCメガネで試してみたところ以下のようにVRゴーグルに収めることが出来た。

今回使用したメガネの横幅は約14cmぐらいだ。

このサイズを超えるメガネはうまく装着できないかもしれない。

ヘッドバンドが3点式でしっかり装着可能

ヘッドバンドが頭を3点で支える3点固定式ヘッドバンドなので、頭にしっかりとVRゴーグルを固定する事が出来る。

バンドの長さを適切に調節すれば、ゴーグルがずり落ちる心配がない。

ARにも対応している

前面のカバーをスライドさせるとカメラ部分がオープンになりARで利用する事も可能になっている。

ただし、2眼ARに対応しているアプリってあまりないので、現状使う機会があるかどうかは微妙な所。

いまいちな点

装着感はあまりよくない

一応装着面に保護クッションは付いているものの、言うほどクッション性はないので、着け心地はあまりよくはない。

VRゴーグルを装着すると顔に圧迫感を感じる。

そして長くつけていると蒸れる。

没入感は低め

安いレンズを使っているせいか、映像が微妙にぼやけた感じになる。

なので、没入感はあまり高くない。

私がこれまで使っていた段ボールVRゴーグルの方がまだ映像が綺麗だ。

もう少しいいレンズを使ってほしかったところだ。

鼻の所から光が入ってくるのも気になる。

ダイソーVRゴーグルを使用する時は、部屋の電気を消して暗くして使ったほうがいい。

装着中にスマホの画面タッチが出来ない

ダイソーのVRゴーグルでは、装着中にスマートフォンの画面をタッチする事が出来ない。

これは、非常に大きなマイナス点だ。

一部のVRアプリでは、頭の動きだけで画面を操作できるようにしているものもあるが、一般的にはスマホ画面にタッチしないと再生、停止、シーク等の操作を行うことができない。

Youtubeアプリもこのパターンだ。

VRゴーグル装着中にスマホの画面にタッチできないと、ことあるごとにスマホを本体から取り出して操作を行う必要があり、めんどくさくて非常に不便だ。

衝撃で中のスマホ位置が簡単にずれる

スマホ固定スタンドの固定用スプリングが非常に弱いのでVRゴーグルにちょっとした衝撃を与えた時に、中のスマートフォンの位置が簡単にずれてしまう。

もうちょっとしっかりと固定できる強いスプリングの使用やスマホのサイド側も固定できるような仕組みにしてほしかったところ。

ダイソーVRゴーグルはこんな人におすすめ

500円という低価格で購入できるダイソーのVRゴーグルは以下のような人にお勧めだ。

  • ダンボールタイプの格安VRゴーグルは格好悪くて嫌な人
  • 初めてスマホVRを体験する方
  • VRゴーグルにお金をかけたくない人
  • 視力が低めな人

VRゴーグルとしての最低限の機能は備わっているので、初めてVRを体験してみたい、どんなものかとりあえず試してみたい人に特におすすめだ。

セリアの100円VRゴーグルのように、もっと安いダンボールタイプのVRゴーグルもあるが、こちらはレンズの瞳孔間距離や焦点距離が調整できないので、視力が低めな人の初めてVR体験にもダイソーVRゴーグルはおすすめだ。

本格的なVR体験がしたい人にお勧めのVRゴーグル

Oculus Quest (オキュラス クエスト)

現在、VR業界を最も牽引しているのはやはりゲーム分野だ。

これまで、まともなVRゲームを楽しもうと思うと高性能なGPUを搭載するパソコンが必要だったりと、接続の手間があるなど一般人には非常にハードルが高かった。

しかし、Oculus Questがその状況をがらりと変えた。

Oculus Questがあれば、スマホも高性能パソコンも用意する必要はなく、VRゴーグル単体でハイクオリティなゲームと動画を楽しむことが出来てしまうのだ。

お値段は非常に高いが、VRゲームを本宅的に楽しみたいなら、今の所Oculus Quest一択だ。

【正規輸入品】Oculus Quest (オキュラス クエスト)- 128GB

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Oculus go (オキュラス ゴー)

Oculus goは、Oculus Questと同じくスマホもPCも必要のないスタンドアローン型のVRゴーグルだ。

Oculus goでも一応ゲームができるが、ゲームの種類や操作感はOculus Questに大きく劣る。

どちらかというと、動画視聴用としての用途にお勧め。

HOMiDO PRIME

私がスマホVR用のまともなVRゴーグルを買うとしたら、フランス生まれの「HOMiDO PRIME」を購入する。

視野角110度の高性能レンズを搭載し高い没入感を実現。

VRゴーグルを装着したままスマホ画面のタッチが可能で、レンズの瞳孔間距離を調節可能、メガネを掛けたままの装着が可能、スマホ中央固定機構の搭載、クッション部分取り換え可能等、VRゴーグルとして十分満足できる機能が搭載されている。

デザインもスタイリッシュで格好良くて、画面の大きい「iPhone Xs Max」にも対応している。

VRゴーグルの選び方は、極端に安い物か高額のしっかりしたもののどちらか2択しかない。

中途半端な価格帯(2000円~6000円)のVRゴーグルを買うなら、思い切って「HOMiDO PRIME」を購入すべき。

まとめ

いろいろ不満な点も多かったダイソーのVRゴーグルだが、500円という格安VRゴーグルに高度な機能を要求しても仕方ない。

初めてスマホVRを体験する方には、利用するメリットはあると思う。

少なくとも2000円~5000円程度の中途半端なVRゴーグルを初めて購入するぐらいなら、格安で購入できるダイソーのVRゴーグルを手始めに体験してみることをお勧めしたい。

格安VRゴーグルでVRがどんなものかを体験し、よりVRの世界を楽しみたいと思えば、当記事でも紹介しているような高額帯のVRゴーグルを手に取ってみるといいだろう。

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