かれこれ30年以上使っていた玄関チャイム「ナショナル メロディサイン EC522」が、音が割れて聞こえるようになり、夜中チャイムが突然鳴り出す(ホラーかよ)等、本格的に壊れてしまったので玄関チャイムを交換する事にした。
私の家は、田舎にあるためインターホンとかドアホンとかそういったものは必要なく純粋に音だけ慣らしてくれる玄関チャイムで十分だ。
最近の玄関チャイムは、ワイヤレスの製品などもあるのでそれにしようかと思ったのだが、使い勝手や利便性を考慮した結果、ナショナル メロディサイン EC522の後継機である「パナソニック 玄関チャイム EC5227W」を購入した。
機能はまったくEC522と同じだし乾電池1本で使えるのでなんだかんだこれが一番利便性が良い。ただし、価格が高めなのが不満なポイント。
パナソニック 玄関チャイム EC5227Wとは?
パナソニック 玄関チャイム EC5227Wは、パナソニックが販売している玄関チャイムだ。
ナショナル メロディサイン EC522の後継機にあたる。
呼び出し音は、メロディ音が1種、ピンポンという音が連続して3回なる電子音の2種類が搭載されており、配線の仕方によってどちらの呼び出し音を使用するか切り替える事が出来る。
単3乾電池1コで稼働するため、コンセント等を用意する必要がなく設置がしやすい。
使用するには、別途パナソニックEG331等の押しボタンを用意する必要がある。
商品仕様
品番 | EC5227W(押釦別) |
---|---|
定格電圧 | DC1.5V(単3×1コ)(別売) |
操作側 電圧・電流 | 約DC1.5V 約0.1mA(電池を 消耗すると下がります) |
動作電流 | 65mA以下 |
音量 | 68dB以上 |
鳴動時間 | メロディコール:7.5±1.5秒 ピンポンコール:6±1.5秒 |
電池寿命 | 約1年 (1日10回使用) |
適合電線・最大配線長(最遠端) | 0.5~0.75㎟:100mまで |
質量(電池含む) | 約195g |
付属品 | 取付ネジ2本 |
パッケージ・商品紹介
パッケージ表面。
パッケージ背面には取り付け方法や配線の仕方が書いてあるのでよく見ておこう。
こちらがパナソニック 玄関チャイム EC5227Wの本体。
裏面はこんな感じ。裏面には引っかけ穴が付いている。
あれ?取り付けネジがないなと思ったら、本体の中に入っていた。
本体をぱかっと開いたところ。
箱に入っていた入っていた紙類は以下の2つ。
参考までに、ナショナル メロディサイン EC522と並べてみたのが以下の写真。
メーカー名と型番のプリントが異なるだけであとは同じだ。
搭載している2種類のチャイム音について
チャイム音がどんなものか確認したい方は、以下のページでサンプル音が聞けるようになっているので聞いてみよう。
https://www2.panasonic.biz/jp/densetsu/ha/signal/chime/products03.html
メロディサインの所に掲載されている「メロディ2」、「電子音ピンポン3回」が、「EC5227W」に搭載されているチャイム音となる。
取り付けてみた
パナソニック 玄関チャイム EC5227Wの取り付けは非常に簡単。
本体を壁にネジ止めし、押しボタンとの接続線を左上接続部の2ヶ所に接続してネジを回して固定するだけ。
押しボタンは、これまで使っていたものを流用している。
以下のように押しボタンからの接続線を左側2つに接続するとピンポン音が鳴るようになる。右側2つに接続するとメロディ音が流れるようになる。
なお玄関チャイムの乾電池は、長期間入れっぱなしになる関係上アルカリ電池だと液漏れるする可能性が高いので、マンガン乾電池を使用した方が良いようだ。
前モデルを使用していた時は、アルカリ乾電池を使用していたため液漏れして苦労した。
そのため、今回は100均で買ったマンガン電池を使用している。
まとめ
「パナソニック 玄関チャイム EC5227W」のメリット、デメリットは以下の通り。
- 有線接続なのでボタンを押すと確実に鳴る
- 電源は乾電池1本のみ
- 耐久性が高い(前モデルは30年以上持った)
- 価格が高め
- 押しボタンとは有線接続のため配線が必要。
- 押しボタンを別途用意する必要がある。
- チャイム音が2種類のみと少ない
- チャイム音の切り替えが面倒
購入前に、現在販売されているチャイムを調べてみたが、安価のモノにはすぐ壊れたというレビューが付いていたり、ワイヤレスチャイムの場合は、電波が届かない、音が鳴らない事がある等いまいち安心して使えるような代物ではなかった。
結局、有線接続でボタンを押せば確実にチャイム音が鳴るし、コンセントを用意する必要のないEC5227Wが最善の選択であるという結論に達した。
チャイム音が少ないことをデメリットとして挙げているが、ぶっちゃけピンポン音3連続で個人的には満足なので、この点はそれほどデメリットではない。
ただ、チャイム音を切り替えるには配線を変える必要があるため、気分に応じてチャイム音を変えたいという方にとっては、少々面倒だろう。
「パナソニック 玄関チャイム EC5227W」はシンプルイズベストを体現していると個人的には思っている。
ボタンを押せば即座に確実にチャイム音が鳴る玄関チャイムが欲しい方や、ナショナル メロディサイン EC522と同型機を探している方は、「パナソニック 玄関チャイム EC5227W」の購入を検討してみるといいだろう。押しボタンを持っていない人は、同時に購入する事をお忘れなく。
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