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Amazon Fire TV StickのWebブラウザ「Silk Browser」でネットサーフィンを試す

Amazon Fire TV StickのWebブラウザ「Silk Browser」でネットサーフィンを試す

Amazon Fire TV Stickでは、利用可能なWEBブラウザとして「Firefox for Fire TV」とAmazonが開発している「Silk Browser」アプリが用意されている。

今回「Silk Browser」を「Amazon Fire TV Stick 4K」にインストールして、大画面テレビ(モニター)でのネットサーフィンの使い勝手を試してみた。

Amazon Fire TV Stickで使用可能な最強のWEBブラウザがついに判明

Fire TV Stickで快適なWEBサーフィンをしたい方は、以下の記事で紹介しているブラウザの使用がお勧め。

目次

Silk Browserのインストールと起動

まずは、Fire TV Stickに「Silk Broser」アプリをインストールしよう。

「Silk Broser」アプリのインストール画面にアクセスするには、音声認識を使って表示させるのが一番手っ取り早い。

Fire TV Stick付属のリモコンにある「音声認識ボタン」を押しながら「Silk Broserを起動」と発話しよう。

「Silk Broser」アプリをまだインストールしていない場合、以下のような画面が表示されるはずだ。

一度でもアプリをダウンロードしたことがある場合は、「ダウンロード このアプリを所有しています」と表示されるが、初めての場合は、「入手 無料ダウンロード」と表示されているはず。

それを選択すると、「Silk Broser」アプリのダウンロードとインストールが始まるので完了するまで待とう。

インストールが完了すると、以下のように「開く」ボタンが表示されるので、選択して「Silk Broser」を起動しよう。

すると以下のメニュー画面(Silk Browser ホーム画面)が表示される。

初期設定

カーソル/スクロール速度を変更する

カーソルの速度やページをスクロールする速度はできるだけ早い方がよいと個人的には思うので、最も早い速度を選択しておく。

個人の好みもあると思うので、しばらく使ってから自分の好みに合わせて変更してもOKだ。

メニュー画面で、Fire TV Stickリモコンのナビゲーションボタンの下を2回押すと管理メニューが表示されるので、「カーソルの速度」を選択する。

カーソルの速度メニューが表示される。

デフォルトでは、どちらも中程度に設定されているはずだ。

カーソル速度を変更するには、メニューから「カーソルの速度」を選択する。

カーソルの速度選択画面が表示されるので「最も早く」を選択する。

「スクロールの速度」も同じように変更すると以下のようになる。

あとは、リモコンの「戻る」ボタンを押してメニュー画面に戻ろう。

デフォルト検索エンジンを変更する

Silk Browserでは使用する検索エンジンを選択する事が可能だ。

デフォルトでは、Bingが選択されている。

これだと使いにくいので、使用する検索エンジンをGooogle検索に変更しよう。

メニュー画面の管理の所にある「設定」を選択する。

次に、表示されたメニューから「詳細設定」を選択する。

詳細設定のメニューが表示されるので、「検索エンジン」を選択する。

検索エンジンの選択画面が表示されるので、みんな大好き「Google」神を選択しよう。

後は、リモコンの「戻る」ボタンを押してメニュー画面まで戻ればOK。

テキストサイズの変更

Silk Browserではテキストのサイズを変更する事が可能だ。

自分の読みやすい文字サイズに変更しておこう。

設定画面のメニューから「ユーザー補助機能」を選択する。

テキストの拡大と縮小スライダーが表示されるので、Fire TV Stickリモコンのナビゲーションボタン(左、右)を使用して、自分が見やすい文字の大きさに調整しよう。

以下のように、好みの大きさに調整できたら、リモコンの「戻る」ボタンを使ってメニュー画面に戻ろう。

Amazon Silk Browserで出来ること

文字入力による検索機能

Silk Browser メニュー画面にあるテキストボックスから、URL入力や設定で指定した検索エンジンを使用したキーワード検索を行うことが出来る。

文字入力は、Amazon Fire TV Stickに付属しているリモコンを使用して行う。

BluetoothキーボードをFire TV Stickに接続している場合は、キーボードでも文字入力が可能になる。

ブラウザ上部メニューにあるテキストボックスからも同じことが可能だ。

通常のウェブ閲覧

付属のリモコンのナビゲーションボタンを押すと、カーソルが表示される。

このカーソルを移動させて、WEBサイトのリンクを選択しながらWEBサーフィンを楽しむことが可能だ。

Bluetoothマウスを接続して、マウスで操作する事もできる。

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上部メニューからの各種操作

WEBページ表示中は、ページ上部にメニューが表示され、各種操作が行えるようになっている。

ページを下にスクロールすると上部メニューは消えるが、上にスクロールするか、リモコンの「メニュー」ボタンを押すことで再度表示させることが可能だ。

ページの戻る、進む

ウェブページ表示中に、上部に表示されているメニューの「←」「→」ボタンを使用して「前のページに戻る」、「次のページ進む」の操作を行うことが出来る。

「前のページに戻る」機能に関しては、リモコンの「戻る」ボタンを押すことでも操作する事が出来るので、戻る操作はリモコンから直接行ったほうがスムーズにページを移動できる。

表示サイトの再読み込み

ウェブページ表示中に、上部に表示されているメニューの「更新」ボタンを選択すれば、表示していたWEBサイトを再読み込みする事が出来る。

メニュー画面の表示

「Silk Browser」のメニュー画面を出したい時は、ウェブページ表示中に、上部に表示されているメニューの「メニュー」ボタンを選択する。

すると、以下のメニュー画面が表示される。

プライベートブラウジング

プライベートプラウイングは、閲覧履歴などを残さずにWEBブラウズする事が出来るモードだ。

プライベートブラウジングを有効にするには、ウェブページ表示中に、上部に表示されているメニューの「プライベートブラウジング」ボタンを選択する。

すると、左上にプライベートブラウジング中を表すアイコンが表示される。

プライベートブラウジングを終了する場合は、再度上部メニューの「プライベートブラウジング」ボタンを選択すればよい。

デスクトップサイトを表示

最近のウェブサイトは、モバイル端末にはモバイル端末用のWEBページが、デスクトップPCにはデスクトップ用のWEBサイトが表示されるのが普通だ。

Amazon Silkブラウザでは、上部に表示されているメニューの「デスクトップサイトをリクエスト」ボタンを選択することで、デスクトップPC用のウェブサイトを強制的に表示させることができる。※ただしあまり表示が変わらない場合もある。

例えば、AmazonのWEBサイトの場合だと、以下の画面が「デスクトップサイトをリクエスト」ボタンを選択する事で

以下のように左側にメニューのある表示にかわる。

デフォルトの表示に戻すには、再度同じ場所にあるアイコンを選択すればよい。

ブックマーク機能

Amazon Silkブラウザでは、ブックマーク機能が搭載されている。といってもカテゴリー管理できるような高度なものではなく、メニュー画面に登録サイトがずらずら表示されるだけの簡易なものだ。

Firefox for Fire TVのピンでとめる機能とほぼ同じといっていい。

表示中のページをブックマークに追加したい場合は、上部に表示されているメニューの「ブックマークを追加」ボタンを選択するだけだ。

今回、Youtubeをブックマークに登録してみた。

お気に入りに登録すると、上部メニューの星アイコンが☆から★へと色塗りアイコンに変わる。

メニュー画面を表示すると以下のように、ブックマークの所にYoutubeが表示されている。

使ってみて良かった点

ページ上部にメニューがあるので操作しやすい

WEBページ閲覧中、上部に操作メニューが表示されるので、新たなキーワード検索や、戻る、進む、更新等の操作が簡単にできる。

いちいちメニュ画面にアクセスしないといけない「Firefox for Fire TV」とは違い、はるかに使いやすくインターフェースになっている。

自分に合わせてカスタマイズできる

Amazon Silk Browserでは、文字の大きさや、カーソルの動くスピード、スクロールスピードを自分の好みに合わせて調整する事が出来るので、使いやすいようにカスタマイズできる。

この点も「Firefox for Fire TV」より優れている。

使ってみていまいちな点

付属リモコンの文字入力がめんどくさい

付属リモコンからの文字入力が非常にめんどくさい。

この点は「Firefox for Fire TV」と同じだ。

迅速に文字を入力できないので、時間がかかる。

これは、Fire TV Stick自体のデメリットと言えよう。

リモコンだけでは、ストレスが溜まってしまうので、使用するならBluetoothキーボードを用意したほうがいいだろう。

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ブックマーク機能がいまいち

ブックマーク機能といいつつ、実際はピン留めと同じ機能なのでたくさん登録していくと、ずらずらと横にカードが表示されてしまい使いやすいとは言えない。

最低限カテゴリー管理できるものを搭載してほしかった。

音声入力が使えない

Fire TV Stickの音声入力は、Alexaの利用及びAmazon Primeビデオやアプリの検索ぐらいでしか利用できない。

これはSilk Browserの問題というよりFire TV Stick側の仕様の問題なのだろうが、せっかくの音声入力機能を、各種アプリ使用時の文字入力で活用できないのは残念過ぎる。

まとめ

Amazon Fire Fox TV Stickで日常的なWEBサーフィンを楽しむなら「Amazon Silk Browser」が一番使いやすい。

ただし、Fire TV StickのリモコンだけでWEBサーフィンするのはやはりストレスがたまる。

Fire TV Stickでウェブサーフィンを行うのであれば、BluetoothマウスとBluetoothキーボードを一緒に使用する事をお勧めする。

手持ちのUSBマウスやUSBキーボードを使用したい場合はUSB OTGハブを使用するという方法もあるので興味がある方は以下の記事を参考にしてほしい。

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