Amazon Fire TV StickをVNCクライアントにする方法!Windows 10 Homeもリモート操作が可能

Amazon Fire TV StickをVNCクライアントにする方法

以前、Amazon Fire TV StickでMicrosoftリモートデスクトップアプリを使用してWindows PCをリモート操作する方法を紹介した。

今回、Fire TV StickにAptoide TVから「Microsoft Remote Desktop(マイクロソフト リモートデスクトップ)」アプリをインストールしてみたのだが、普通にWindows PCをリモート操作する事ができめちゃくちゃ感動してしまった。

この方法は、Fire TV StickからWindows PCをリモート操作できて非常に便利なのだが、リモートデスクトップホスト機能を搭載していないWindows 10 Home等のホームエディションPCへの接続を行うことができないのがネックだ。

ほとんどのホームユーザーは、Windows 10 Homeエディションを使用していると思われるため、上述の方法ではリモート操作できない人も多いだろう。

そこで今回は、Fire TV StickからVNC接続を利用してWindows 10 Home PCを初めとする様々なPCをリモート操作する方法を紹介する。

この方法を使えば、Windows PCだけでなくMac PC、Linux PCをFire TV Stickからリモート操作することができるようになる。

Fire TV StickからVNC接続でPCをリモート操作する手順

Amazon Fire TV StickからVNC接続を利用してWindows PC等を操作する方法を以下で解説する。

解説記事は、Amazon Fire TV Stick 4Kを使用した結果を元に作成している。

必要なもの

Fire TV StickからVNC接続によるリモート操作を行うために必要なものは以下の通りだ。

  • Aptoide TVアプリ
  • VNC Viewerアプリ
  • Bluetoothマウス
  • Bluetoothキーボード
  • VNCサーバーをインストールしたPC

Aptoide TVアプリ

Aptoide TVアプリは、Google Play Storeで配布されているような数多くのAndroidアプリをFire TV Stickに簡単にインストールできるようにするためのアプリ。

VNC Viewerアプリは、Aptoide TVアプリ経由でインストールを行う。

VNC Viewerアプリ

「VNC Viewer」アプリは、VNCクライアントアプリだ。

このアプリを使用して、VNCサーバーがインストールされているPCに接続を行う。

Bluetoothマウス

Fire TV StickでVNC接続を使用してPCをリモート操作するには、マウスが必須となる。

なので、あらかじめBluetoothマウスを準備しておこう。

Bluetoothキーボード

PCをリモート操作するには、マウス同様にキーボードが必須だ。

Bluetoothキーボードがないと話にならないので必ず用意しよう。

VNCサーバーをインストールしたPC

VNC接続でPCをリモート操作するためには、接続先のパソコンにVNCサーバー機能をインストールする必要がある。

今回、Windows PC用のVNCサーバーアプリとして無料で使用可能なUltra VNCを紹介する。

1.Aptoide TVアプリのインストール

Amazon Fire TV Stickに「Aptoide TVアプリ」をインストールする。

Aptoide TVアプリのインストール方法については、以下の記事で詳細に解説しているので、まだインストールしていない人は、記事に従ってインストールを行おう。

そこで、登場するのが「Aptoide TV」というアプリだ。このアプリを利用すれば、Google Play Storeのように様々なAndroidアプリを簡単にFire TV Stickにインストールできるようになる、当記事では、この超絶便利な「Aptoide TV」アプリの紹介及びFire TV Stickへの導入方法を紹介する。

2.VNC Viewerアプリをインストールする

Amazon Fire TV Stickで「Aptoide TV」アプリを起動し、左メニューの虫眼鏡アイコンを選択する。

検索テキストボックス画面が表示されるので、リモコンの選択ボタンを押す。

VNCと入力し、「次へ」ボタンを選択する。

検索結果が表示されるので、リモコンのナビゲーションボタン(下)を押して「All results」の方にセレクトカーソルを移動させる。

次に、リモコンのナビゲーションボタン(右)を押して、一番右にある「もっと見る」にセレクトカーソルを移動し選択する。

アプリ一覧が表示されるので、「VNC Viewer - Remote Desktop」を探して選択する。

「VNC Viewer - Remote Desktop」の紹介ページが表示されるので、「インストールする」ボタンを選択する。

ダウンロードが始まり、完了すると以下の画面が表示されるので「インストール」ボタンを選択する。

「アプリがインストールされました。」と表示されたら、「完了」ボタンを選択してひとまず終了する。

3.リモート操作を行うPCに固定IPを割り当てる

リモート操作を行うPCに固定IPを割り当てていないと、リモート接続する際に毎回そのPCのIPアドレスが何なのか調べないといけないので非常に面倒。

なので、リモート操作を行うPCには固定IPを割り当てておこう。

Windows 10 PCに固定IPを割り当てる方法は以下を参照してほしい。

通常、PCをネットワークに接続した際、IPアドレスは自動で割り振られるようになっている。しかし、PCのIPアドレスを手動で設定して固定化しておけば、リモートデスクトップ等でリモート接続する際に便利だ。当記事では、Windows10 PCのでIPアドレスを固定化するための手順を紹介する。

4.リモート操作を行うPCにVNCサーバーをインストールして起動する

ここでは、Windows PCにVNCサーバーアプリをインストールする方法を紹介する。

Mac PCやLinux PCでVNCサーバーを利用する方法については、当記事では説明しないので、他のサイトの情報を参考にインストール・有効化してほしい。

Windowsで利用可能なVNCサーバーアプリとしては、安心・定番・無料で利用可能な「Ultra VNC」の利用がお勧めだ。

「Ultra VNC」は、ソフトウェアライブラリサイトの「窓の杜」からのダウンロードがわかりやすい。

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ultravnc/

ダウロードしたファイルを起動すると、セットアッププログラムが立ち上がる。

「I accept the agreement」を選択し、「Next」ボタンをクリックする。

Information画面が表示されるので「Next」ボタンをクリックする。

「Select Destination Location(インストール場所の選択)」画面が表示されるので、デフォルトのまま「Next」ボタンをクリックする。

「Select Components(コンポーネント選択)」画面が表示される。

ここは、何も変更せずに進んでもいいのだが、今回必要なのはサーバーアプリだけだ。余計なコンポーネントをインストールしたくないのであれば、「UltraVNC Viewer」と「UltraVNC Repeater」のチェックは外しておいてもよい。

今インストールを行っているPCから他のPCへVNC接続する予定がないのであれば、「UltraVNC Server」のみにチェックを入れるといいだろう。

私は、UltraVNC Serverのみインストールを行った。

選択したら「Next」ボタンをクリックする。

「Select Start Menu Folder(スタートメニューフォルダーの選択)」画面が表示されるので「next」ボタンをクリックする。

「Select Additional Tasks」画面が表示される。

Server Configuration:以下のチェックボックスを必要に応じてチェックしておく。

■Register UltraVNC Server as a system service

システムサービスとしてUltra VNC Serverを登録する。Windows起動時に自動でUltra VNCサーバーを起動してくれるようになり、いつでも接続可能な状態にすることができる。

これにチェックを入れていないと、毎回自分でUltraVNC Serverアプリを起動しないといけない。

チェックを入れておいた方が利便性は高くなる。

■Start or restart Ultra VNC service

Ultra VNCサービスをインストール後すぐに開始する(システムサービスとして登録した場合)

■Create UltraVNC desktop icons

デスクトップ画面にショートカットアイコンを作成するかどうか

今回は、全てチェックせずに進めるが、自分の好みに応じて選択してほしい。

選択が終わったら「Next」ボタンをクリックする。

「Ready to Install」画面が表示されるので、「Install」ボタンをクリックする。

「Infarmation」画面が表示されるので、「Next」ボタンをクリックする。

「Completing the UltraVNC Setup Wizard」と表示されるので「finish」ボタンをクリックする。

以上で、UltraVNCのインストール作業は完了となる。

インストール完了後、Ultra VNC Serverが起動していない場合は、デスクトップに作成したショートカットや、Windowsメニュー経由で「UltraVNC Server」アプリを起動しよう。

起動すると、タスクトレイに目玉が付いたアイコンが表示されているはずだ。

そのアイコンを右クリックして表示されるメニューから「Admin Properties」をクリックする。

「Authenticationの所」にある「VNC Password」と「View-Only Password」にそれぞれ異なるパスワードを8文字で設定する。

「Keyboard & Mouse」の所にある「Alternate Keyboard」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックする。

以上でサーバー側の設定は完了だ。

5.Fire TV Stickにマウスとキーボードを接続する

まだ、Amazon FIre TV Stickにマウスとキーボードを接続していない場合は、ここで接続しておこう。

BluetoothマウスやBluetoothキーボードのペアリング方法については以下の記事を参照にしてほしい。

使用していない手持ちのBluetoothマウスがあったので、Amazon Fire TV Stick 4Kに接続してみた。当記事では、Fire TV StickにBluetoothマウスを接続する方法及び、各アプリにおけるマウスの動作状況を紹介する。
Bluetoothキーボードを購入したので、Amazon Fire TV Stick 4Kに接続してみたところ、驚くほど操作性が向上し、めちゃくちゃ便利になった。あまりクリエイティブな作業をしない人であれば、Fire TV Stickをパソコン代わりに使ってもいいんじゃないかと思えるほどだ。どれほど便利になるのかを紹介したい。

USB OTGハブを利用すれば、有線のUSBマウス、USBキーボードを使用することも可能だ。

とにかく、OTGケーブルやOTGハブを利用すれば、Fire TV StickにUSBマウスやUSBキーボード等のUSB機器を接続したり、有線LANで高速インターネット接続する事が可能となっている。そこで今回、以下の「SMAYS USB OTGハブ・イーサネットアダプタ」を購入して使えるか試してみた。

6.VNC ViewerアプリからリモートPCにVNC接続を行う

Amazon Fire TV Stickで、VNC Viewerアプリを起動する。

Fire TV Stickリモコンのホームボタンを長押しすると以下の画面が表示されるので「アプリ」を選択する。

「アプリとゲーム」画面が表示されるので、一覧から「VNC Viewer」アプリを選択する。

起動すると以下の画面が表示される。

画面が縦につぶれた感じに表示されているが、気にしなくてよい。

マウスを動かすとマウスカーソルが表示されるので、「Nextボタン」をクリックする。 

次の画面で同じく「Nextボタン」をクリックする。

次の画面で同じく「Nextボタン」をクリックする。

以下の画面で、「Send anonymous usage data to improve VNC Viewer」のチェックボックスをオフにし、「Get Started」ボタンをクリックする。

以下の画面が表示されるので、画面中央あたりをクリックして左メニューを閉じる。

以下の状態になったら、右下の「+」ボタンをクリックする。

すると、接続先PCのIPアドレスを入力する画面が表示される。

この画面はマウスの入力を受け付けてくれないので、キーボードかリモコンを使ってIPアドレスを入力し「次へ」ボタンを選択する。

次に接続先PC名を入力する画面が表示されるので、キーボードもしくはリモコンを使って入力し、「次へ」ボタンを選択する。

以下の画面が表示されるので、「CONNECT」ボタンをクリックする。

Unencrypted connectionと表示されるので、「Warn me every time」のボタンをオフにして「OK」ボタンをクリックする。

パスワード入力画面が表示されるので、VNCサーバーアプリで設定した「VNCパスワード」を入力し、「次へ」ボタンを選択する。

初回接続時は、「Control the computer」というダイアログが表示されるので、「SKIP」ボタンをクリックする。

本来はこれで接続されるのだが、以下のようにソフトウェアキーボードが表示されたままの状態になってしまうことがある。

この状態を解除するには、リモコンのホームボタンを一度押そう。

Fire TV Stickのホーム画面に表示されている「VNC Viewer」アプリを選択する。

すると、このようにリモートPCの画面が表示されるはずだ。

上部にあるメニューは邪魔なだけなので消しておこう。一番左の押しピンアイコンをクリックする。

「Showing the toolbar」というダイアログが表示されるので「OK」ボタンをクリックする。

すると、以下のように上部メニューが消えてすっきりする。

画面下にタスクバーが表示されていないのは、表示領域内に収まり切れてないからだ。マウスを下に移動させれば、画面が下に移動しタスクバーが表示される。

デスクトップ画面を全画面表示したい場合は、マウスを左クリックすると拡大縮小ボタンが表示されるので、「⊖虫眼鏡」ボタンをクリックする。

すると、以下のように全画面表示される。

あとは、思う存分接続先PCをリモート操作しよう。

ただし、Windows PCとの接続において、キーボード操作に少し難がある。

詳しくは後述の「Windows PCへの接続における問題点」を参照してほしい。

※Mac、Linux PCとの接続は試してないためどのような問題があるかはわからない。

6.VNC接続を解除する

VNC接続を解除する時は、Fire TV Stickリモコンの「戻る」ボタンを押そう。

「Disconnect?」ダイアログが表示されるので「DISCONNECT」ボタンをクリックすれば接続を解除することができる。

Windows PCへの接続における問題点

Fire TV StickからWindows PCにVNC接続してリモート操作を行う場合、キーボードの半角/全角キーがIMEの切り替え機能として機能しないため、英字/かなの切替はIMEツールバーをマウス操作することで切り替える必要がある。

そのため、快適な文字入力を行うことができない点は注意が必要だ。

まとめ

Amazon Fire TV StickからVNC接続でPCをリモート操作するための方法を紹介したがいかがだっただろうか?

この方法であれば、Microsoftリモートデスクトップでリモート操作することが不可能だったWindows 10 Home PCやVNCサーバーをインストールした様々なPCに接続してリモート操作を行うことが可能になる。

興味がある方はぜひ試してみてほしい。

私の自宅には、リビングに通常のAmazon Fire TV Stick(ふぁいやーすてぃっく)を導入している。昨年、自室用に4Kモニターを購入したので、どうせなら4Kコンテンツを楽しみたいと思い昨年末に「Amazon Fire TV Stick 4K」を追加で購入した。セットアップ方法から初期設定、使い方等を詳しく紹介したい。
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