メールやSNSの普及で、年賀状の発行枚数が年々減少している昨今、皆さんは年賀状を毎年送られているだろうか?
年賀状を出すという方でも、年末の糞忙しい時に年賀状を用意するのは骨が折れるしめんどくさいと思っている方も多いだろう。
そんな方にお勧めなのが「筆まめ」というWindows用年賀状ソフトだ。
筆まめを使うことで、センスの良いデザインの年賀状を効率よく簡単に作成することができる。
今回、ソースネクスト様よりレビュー用に「筆まめVer.32」のシリアル提供を頂くことができたので、どういったソフトウェアになっているのか詳しくレビュー・紹介したい。
筆まめとは?
筆まめはソースネクストが販売するWindows用のはがき・年賀状作成/住所録ソフトだ。
ソースネクストの筆まめは、販売本数が22年連続第1位(※)という驚異の実績を誇り、年賀状ソフトのデファクトスタンダードと言えよう。
ソースネクストでは、Windows用年賀状ソフトとして別に「筆王」というソフトも販売している。
筆王は、筆まめより使いやすさの面で劣るが価格が安く設定されており、コスパの良い年賀状ソフトを求めている人にはそちらがおすすめだ。
筆王については以下のレビュー記事を参照してほしい。
筆まめVer.32について
2021年9月27日現在、「筆まめVer.32」が筆まめの最新版となり、2022年の年賀状作成に対応。
発売日は、2021年8月19日。
Ver.32では、2022年の干支である寅の年賀状デザインを豊富にラインナップ!日本絵画史上最大の画派である「狩野派」のスペシャルデザインも特別に提供される。
また、デザイン・イラストの素材数は年賀状ソフト最多の45万点、収録フォントも年賀状ソフト最多の160書体を収録し、様々なデザインの年賀状を作成することが可能だ。
今回新たに、紙に書いたものをパソコンのカメラから取り込んで年賀状に入れられるダイレクト撮影機能を新搭載し、一般的な年賀状ソフトでは作成できない心のこもった年賀状を作成することができるようになっている。
個人の方は、1ライセンスで5台までインストール可能(法人は1ライセンス1台)、対応OSとしては、Windows10/8.1に対応する他、2021年末にリリース予定の新OS「Windows 11」にも対応を保証している。
筆まめソフトの価格・値段
筆まめの種類として、Ver.32においては、以下の3つの製品ラインナップが存在する。
- 通常版【ダウンロード版、パッケージ版】
- アップグレード・乗り換え版【ダウンロード版、パッケージ版】
- 自動継続版(ソースネクスト公式限定)【ダウンロード版のみ】
筆まめVer.32の各ラインナップの価格・値段表は以下の通り。
通常版 | アップグレード・乗換版 | 自動継続版 | |||
---|---|---|---|---|---|
種別 | ダウンロード版 | パッケージ版 | ダウンロード版 | パッケージ版 | ダウンロード版 |
価格 | 6,490円 | 6,490円 送料490円 | 3,740円 | 3,740円 送料490円 | 6,490円 |
ポイント | 64ポイント | 64ポイント | 37ポイント | 37ポイント | 64ポイント |
各ラインナップの内、筆まめ通常版とアップグレード・乗換版では、パッケージ版も選択できるが、パッケージ版は別途送料が必要となる。
筆まめを最も安く購入する方法
単年度では安くならないが、筆まめの最新版を毎年利用したい方であれば、自動継続版に申し込むのが非常にお得だ。
自動継続版は、ソースネクスト公式ホームページからのみ購入可能なサブスクリプションプランになっている
初回価格は、標準価格だと通常版と同じ6,490円なのだが、次年度以降はわずか毎年1,710円(税込)の費用だけで最新版の筆まめを使い続けることができるのだ。
毎年、「アップグレード・乗換え版」を買い直すよりも2,030円(税込)も安くなるので、長く使えば使うほどお得に筆まめを利用することが可能だ。
最新版へは自動でバージョンアップできるため、毎回インストールする手間もかからない。
これからも毎年年賀状を出すという人は、自動継続版の申し込みを検討してみよう。
筆まめVer.32で何が変わった?変更点を紹介
スペシャルデザインとして「狩野派」年賀状を収録【NEW】
筆まめでは、毎年日本の伝統的な美しさをテーマにしたスペシャルデザインが提供されるのだが、Ver.32では、日本絵画史上最大の画派であり400年の歴史を持つ「狩野派(かのうは)」の絵画が特別収録されている。
このスペシャルデザインは、2022年1月31日までの期間限定で利用することが可能だ。
狩野派の特別デザインには、文面デザイン選択画面の「オンライン素材」からアクセスすることが可能だ。
デザイン数は5個のみとなるが、どれもめちゃくちゃかっこよくてほれぼれするデザイン。
こんなかっこいいデザインの年賀状をもらった方は、おっ!と惹きつけられてしまうはず。
筆まめ公式サイトの方により大きなサンプル画が掲載されているので、是非確認してみてほしい。
便利な文例「定型文章」を2,885点収録【新しく文例追加】
筆まめには、年賀状だけでなく日常的に使用可能な文例が多数登録されている。
Ver.32では、時代に合わせた年賀状の挨拶文を新たに50例追加されている。
合計でなんと2,885点もの文例が登録されているので、年賀状だけでなくありとあらゆるはがき作成にも活用することが可能だ。
また、はがきを手書きする際の参考文例としても活用できるので、筆まめがあればいろいろ重宝すること間違いなしだ。
紙に書いて文字を取り込める「ダイレクト撮影」機能を搭載【NEW】
筆まめVer.32には、紙に書いた手書きの文字を筆まめにとりこめるダイレクト撮影機能が搭載された。
ダイレクト撮影機能を利用して、文字を取り込んでみたのが下の画像。
字が汚いという突っ込みはいらないぞ。
今回、コピー用紙の上にボールペンで文字を書いてiPhoneで写真撮影したものを取り込んでみたのだが、ちょっと色が薄くなってしまった。
以下の画面で、取り込んだ文字にたいしてコントラストや明るさの調整ができるのだが、きれいに補正するのは少し難しいかつ非常に結構めんどくさい。
そして、手書きの文字をわざわざ印刷したらそれ手書きした意味なくね?という率直な感想を抱いてしまった。
個人的には手間がかかるし、わざわざ印刷したら手書きのありがたみが消えてしまうので正直言っていらない機能に思えてしまう。
フォント160書体を収録【書体が増量】
筆まめVer.32では、和文フォントの数が前バージョンの51書体から56書体に増量!
合計160書体が使えるようになっている。
フォント数160書体は年賀状ソフト最多となっており、様々なスタイルの年賀状・はがきに対応することができる。
前バージョンとの収録フォントの違いをマニュアルで確認したところ以下のような違いがあった。
- C&Gいな童話を追加
- AR顔眞楷書体Hを追加
- AR祥南真筆行書体Mを追加
- ARペン行書体Mを追加
- ARペン行楷書体Lを追加
- HG創英プレゼンスEBを追加
- HG創英太隷書を追加
- HG白洲行草書体が削除された
- HG白洲太楷書体が削除された
筆まめ公式サイトに、収録されている「連綿体3書体」と「和文フォント56書体」が掲載されているので、確認してみてみよう。
便利な文例「定型文章」を2,885点収録【新しく文例追加】
お気に入りパーツを編集画面から直接呼び出し可能に【機能向上】
パーツ素材をお気に入りに登録する機能はこれまでも存在したが、筆まめVer.32では、登録したお気に入りパーツをデザイン編集画面からすぐに呼びだせるようになり、利便性が大きく向上している。
使用したい素材パーツを決めかねている場合、候補をお気に入りに入れておけば、編集画面からパーツの入れ替えがすぐに行えるので、デザインを決める際にすごく便利だ。
差出人データ編集画面のインターフェースを変更【機能改善】
筆まめVer.32では、差出人データ編集画面のインターフェースが前バージョンから若干変更されている。
前バージョンでは、この編集画面上にチェックボックスがいっぱい並んでいて、連名を設定している場合どの名前を印刷するのかチェックするようになっていたのだが、Ver.32ではその仕様は廃止。
また、連名に関するデータ入力もこの1画面にすっきりまとめられた。
連名も一緒に印刷したい場合は、別の差出人データを追加して連名用のデータを別途作成するスタイルに変更されている。
筆まめ収録素材数は45万点!デザインは自由自在
筆まめには、はがきデザイン、イラストをはじめ、名刺やDVDラベルなど45万点のデザインが収録されている。
これは、年賀状ソフトの中で最多の数になっており、筆まめの大きな特徴の1つ。
2022年は寅年なので、年賀状カテゴリの中にある「そのままデザイン」の素材は、虎を使用したデザインがメインになっている。
個別で使用できる素材も大量に収録されているので、各素材イラスト、テンプレートを自分で自由に組み合わせて他人と被らないオリジナリティの高い年賀状を作成することも可能だ!
オンライン素材については、2022年8月31日までの期間限定で利用可能なので注意しよう。
筆まめなら宛名も美しく作成できる
筆まめには、宛名書きに最適な筆まめだけのフォント「流麗行書体」が搭載されており、非常にきれいなフォントで宛名を作成してくれる。
また、プロ書道家監修の「美麗レイアウト」により、長い住所になろうが連名込みであろうが、自動で美しくレイアウトされる。
「流麗行書体」と「美麗レイアウト」により、格調高い美しい宛名面を作成することが可能だ。
人名用外字(俗字、異体字)で正しい漢字を表示
通常のパソコンでは表示できない漢字、自治体/公共機関で使用頻度の高い人名用外字(俗字、異体字)を1,390文字収録しており、「流麗行書体」、「堀内正楷書」のどちらかを設定することで、正しい漢字で失礼のない宛名を作ることができる。
複字体機能で微妙な書体の違いを演出
他にも、連名の敬称「様」や人名・市区町村などで同じ漢字を複数表示する場合、書体を微妙に変化させる「複字体」という機能が備わっている。※設定で無効化も可能
上の、画像を見てみるとわかるが、同じ流麗行書体を使用しているにもかかわらず、様の字が少し異なっていることがわかるだろう。
このように少し変化させてより手書き風の味わいを出せるようになっている。
宛名デコで宛名面を簡単装飾
宛名作成画面の「宛名デコ」からテンプレートを選ぶだけで、以下のように簡単に宛名面を装飾することもできる。
テンプレートには、透かし絵風、シール風など、さまざまなデザインが収録されている。
多機能な住所録を装備
筆まめの住所録は、見やすくて編集しやすい、そしてものすごく多機能だ。
住所を効率よく入力できる機能を搭載しているので、住所録を簡単に作成することが可能だ。
住所録には、以下のような便利な機能が多数搭載されている。
- 画面の文字サイズを拡大できる
- 郵便番号か電話番号を入力するだけで住所を自動表示
- 住所から郵便番号を自動表示させることもできる
- 宛名印刷に必要な項目だけを効率よく入力できる「特急宛名入力機能」出受も記録・表示できます。
- 年賀状、寒中見舞い、暑中見舞い等はがきの出受記録やはがきに添えた一言コメントの記録・表示が可能
- 子どもの名前ランキング上位の漢字に対応した「姓名辞書」を搭載
- マークをつけることで分類・抽出が簡単にできる「住所録マーク機能」
- Excelや他の年賀状ソフト(筆王、筆ぐるめなど)で作成した住所録を変換可能
- 無料で使える筆まめクラウド住所録と同期が可能
住所録一覧も、視認がしやすく、様々な一覧表示に対応していて使いやすい。氏名や住所欄はワンクリックでソートすることもできる。
ネットプリント・コンビニプリント対応でプリンターはなくてもOK!
最近は、プリンターを買わないという個人の方が増えているのではないだろうか?
個人でプリンターを購入しても、年賀状以外プリントする機会がほとんどなく、そんな使い方をしているとインクが乾いてカートリッジがすぐに目詰まりを起こしてしまう。
そして、インク代もバカ高いので、はっきり言って個人でインクジェットプリンターを使うのはコスパが悪い。
私も以前はインクジェットプリンターを使用していたが、あほらしくなってモノクロレーザープリンターに変えた。
そのため、私の自宅にはカラープリントできるプリンターがないので自宅で年賀状を印刷することができなくなっている。
筆まめは、ネットプリント・コンビニプリントに対応しているので、私のようにカラープリンターを持っていない人でも安心して年賀状を作成することが可能だ。
筆まめネットプリント
筆まめネットプリントは、「筆まめ」から申し込みができる、年賀状プリントサービスだ。
筆まめで年賀状を作成後、インターネット上から申し込むだけで、年賀はがきの購入からデザイン面・宛名面の印刷、投函まで一括で行ってくれるという、めんどくさがり屋の人にはうってつけのサービス。
印刷した年賀状を自宅へ配送することも可能なので、後から自分で一言書きたいという人でも申し込むことが可能だ。
コンビニプリント
筆まめは、セブン-イレブンのコンビニプリントに対応している。
なので、年賀状データを作成後セブンイレブンで印刷することが可能だ。
ただし、コンビニプリントでは筆まめのデザイン面のみの印刷にしか対応しておらず、宛名面を印刷することができない。
なので、私のようにモノクロプリンターを持っている人であれば、宛名面だけ自宅で印刷して、デザイン面はコンビニプリントを使うとよい。
もしくは、宛名面は自分で書くという手もある。
宛名面とデザイン面を両方とも印刷してもらいたいという方は、筆まめネットプリントの方を利用したほうがいいだろう。
初めてでも簡単に使える「はじめてモード」を搭載
筆まめの標準画面は、簡単に使えるようになってはいるが、多機能なゆえに初めて利用する方だと使い方に戸惑ってしまう事もあるかもしれない。
そんな方は、はじめてモードを使ってみよう。
はじめてモードでは、宛名面とデザイン面の作成がそれぞれ一画面で完結するようになっているので、操作に迷うことがなく初心者でも簡単に宛名面、デザイン面を作成することができる。
筆まめをインストールすると、以下のようにショートカットが二つ作成されるので、「筆まめVer.32 はじめてモード」ショートカットから「はじめてモード」を起動することができる。
はじめてモードでの「宛名面」の作成画面
標準画面のように、住所録作成画面や宛名表示画面がウィンドウ毎に分かれておらず、一体化しているので直感的に操作することができる。
はじめてモードでの「デザイン面」の作成画面
デザインテンプレートを選択するだけで、簡単にデザイン面を作成でき、左に表示されている素材一覧からイラストを追加したり、入れ替えたりといったことが簡単にできるようになっている。
筆まめを使った年賀状(デザイン面)の作り方
筆まめは様々な方法で年賀状のデザイン面を作成することが可能だ。どのような方法があるのか順番に見ていこう。
「特急デザイナー」を使用する方法
オープニングメニューの「年賀状」をクリックすると特急デザイナーを利用して年賀状を作成することができる。
特急デザイナーでは、好みの文面デザインを選び、必要があればイラストや写真を差し替えて文章を変更し、あとは印刷するだけの簡単手順で年賀状を作成することが可能だ。
まずは、文面デザイン選択画面で右側のカテゴリから好みのカテゴリを選択し、左のデザイン一覧から作成したいデザインを選択して右下の「次へ」をクリック。
選択した年賀状デザインが表示されるので、このままのデザインでよいなら次へ。
イラストの変更や追加したい場合は、画面右で使用するイラストを選択して入れ替えや追加を行おう。
左下のパーツコントローラーを使えば、写真、イラスト、文字の大きさを変更したり、素材の回転や反転、重なり順の変更などを細かく調整することもが能だ。
文章も元のデザインそのままでよければ次へ。
文章を変更した場合は、右側のテキスト入力ボックスで好みの文章を入力しよう。
この画面から「定型一言」や「定型文書」を呼び出して選択することも可能だ。
また、フォントの変更もこの画面で行える。
後は印刷するだけ。作成したデータを画像として保存することもできる。
「完了して文面へ」ボタンを押すと筆まめの標準編集画面で作成した文面が表示されるので、そこで文面データとして保存することも可能だ。
「年賀状デザインナビ」を使用する方法
年賀状デザインナビでは、「通常の年賀状」か「デジカメ年賀状」のどちらか選択して年賀状を作成することができる。
通常の年賀状
年賀状デザインナビの画面で「年賀状」を選択すると以下の画面が表示される。
左画面で送る相手、デザインの雰囲気、文面への差出人情報の印刷の有無を選択すると、右画面に、最適な文面デザイン候補を表示してくれるので、このみのデザインを選択して次へ。
年賀状デザインナビの大きな特徴としては、編集画面でデザイン変更案を示してくれる点にある。
真ん中に選択したデザイン、そしてその周りに「イラスト変更」「カラー変更(背景)」「賀詞変更」「背景&賀詞変更」「背景変更」「イラスト&背景変更」といった項目ごとに微調整された候補のデザインが並んでいる。
周りに表示されたデザイン変更案を選択するだけで簡単にデザインを変更できてしまうのだ。
変更案を選択すると、そのデザインが真ん中に表示されて、また新たな変更案が周りに表示される。
これを繰り返すことで、どんどん新しいデザインと巡り合える。
これは、自分でデザインを考えるのがめんどくさい人にとってはかなり便利な機能だ。
右画面で、文章を選択したり自分で変更して文面に適用することも可能だ。
好みのデザインを選んだら、あとは印刷するだけで年賀状を作成することができる。
デジカメ年賀状
デジカメ年賀状では、デジカメなどで撮影した写真を使用して年賀状を作成することが可能だ。
左の画面で、使用する写真を指定し、送る相手や差出人情報の印刷有無を選択すると、右側に最適な文面デザインが表示されるので、好みのデザインを選択して次へ。
写真の編集画面で、写真の大きさや位置等を調整する。
筆まめレタッチボタンを使用すると、写真に対して明るさ調整やモノトーン化、セピア化など様々なレタッチを行うことも可能。
ちなみに、今回使用している子供の写真は、Pixabayの無料素材をダウンロードして使用している。
年賀状デザインナビで通常の年賀状を作成する時と同様に、デジカメ年賀状においても現在のデザインの周りに適用可能なデザイン変更案が表示される。
デザインを変更したい場合は、周りのデザイン案をクリックして好みのデザインになるまで調整を行い、文章を変えたい場合は右の画面で入力しもしくは選択して反映させよう。
好みのデザインにできたらあとは印刷するだけだ。
初笑い年賀状工房 作成パネルを利用する
初笑い年賀状工房 作成パネルからは、5種類の個性的で楽しい年賀状を作成することが可能だ。
ペット年賀状
ペット年賀状では、大好きなペットの写真を使ってかわいい年賀状を作成することが可能だ。
画面内にあるフォトカッター機能を利用すると、以下のように写真の背景をカットすることができる。
ちなみにフォトカッター機能は以下のようになっている。対象物の輪郭をなぞった後「輪郭線の内側を塗りつぶす」をクリックして内側をクリックし、切り抜き終了ボタンを押せば、上の画像のように背景を切り抜くことができる。
あとは、追加で好きなように台紙やイラスト素材を追加して文章を入力すれば、簡単にペットを使った年賀状を作成することが可能だ。
漫画風年賀状
漫画風年賀状では、写真の上に漫画で使用されるような効果線、描き文字、吹き出しを追加して、非常に簡単に漫画ライクな楽しい年賀状を作成することが可能だ。
スクラップブック年賀状
スクラップブック年賀状は、写真を切り抜いたり、型抜きしたり、イラストや文章を追加したりしてスクラップブックのような楽しい年賀状を作成することができる。
新聞年賀状
新聞年賀状では、新聞のような年賀状を作成することが可能だ。
新聞風テンプレートが10個用意されているので1つを選択し、あとは、写真やイラスト、文章を入れ替えるだけ。
年間思い出年賀状
年間思い出年賀状では、季節ごとや月ごとの写真を入れたりして1年間の報告ができるような年賀状を作成できる。
19個のデザインテンプレートが用意されているので、テンプレートを選択して、写真をいれて文章をいれるだけで簡単に年間思い出年賀状を作成することが可能だ。
白紙から文章デザインを作る方法
オープニングメニューで「白紙から文章デザインを作る」をクリックすると以下のように白紙の状態のはがき画面が表示される。
白紙画面から年賀状を作るには、左側にあるメニューから必要なツールを使いながら各素材を配置して年賀状を作成していくことになる。
白紙から作る方法は、筆まめの使い方に慣れている人や、ソフトに収録されている各素材を駆使して一から自分でデザインを作り上げたい人向けの作り方と言える。
筆まめVer.32を使ってみた感想
このレビュー記事を作成するにあたって、筆まめVer.32をいろいろ触ったわけだが、筆まめは様々なユーザー層が使えるように徹底的に配慮したソフトだなと感じた。
年賀状の作り方1つとっても、手っ取り早くテンプレートをそのまま使いたい人から、テンプレートをカスタマイズして作りたい人、デジカメ写真をつかいたい人やユニークな年賀状を作りたい人、一から素材を組み合わせて作りたい人などなど、ユーザーのニーズに合わせた様々な作り方がたくさん用意されている。
機能も非常に高機能で、写真をきれいに切り抜けるツールを搭載していたりと何でも来い。
高機能すぎてレビュー記事で取り上げきれなかった機能もまだまだたくさんある。
年賀状作成ソフトにおいて筆まめの右に出るソフトはないだろうなということは使っていてはっきりとわかった。
私はこれまで無料で使える年賀状ソフトを何度か使ったことがあるが、どれも痒いところに手が届かない。
無料ソフトだとあと1つこれができたら便利なのにということができないので、妥協を強いられフラストレーションが結構たまるのだが、筆まめだとそういうことは一切感じず思うようにデザインすることができた。
また、筆まめは宛名面を非常にきれいに出力できるのも魅力の1つ。これだけでも筆まめを導入する価値はあるというもの。
住所録も非常に使いやすいし、一度筆まめを使用したらほかのソフトは使う気にはならなくなる。
年賀状ソフトはどれ買えばいいのか迷っている人は、筆まめを選んでおけばまず間違いない。
それは、販売本数が22年連続第1位という実績が証明してくれている。
まとめ
コロナ渦で友人知人にあまり会えなく無くなってしまった今の時期に年賀状を出すことは、出した相手との絆を大きく深められることになるはずだ。
2022年の年賀状は、パソコン用年賀状ソフト「筆まめVer.32」を使って作成してみてはどうだろうか?
筆まめを使用すれば、優れたデザインの年賀状を様々な方法で効率よく作成できるほか、プロ書道家慣習のレイアウトと美麗なフォントで非常にきれいな宛名を作成することができる。
プリンターを持っていない人でも、筆まめプリントを利用すれば、はがきの購入から宛名とデザイン両面印刷、投函まで全て代わりに行ってもらえるので非常に楽ちんだ。
2022年用年賀状ソフト、どれを使えばいいか迷っている人は、是非筆まめの購入を検討してみるといいだろう。
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