自室にあるクローゼットの折戸の蝶番(ちょうつがい/ちょうばん/ヒンジ)が以前から壊れてしまっていたのでいい加減修理する事にした。
ただ、30年以上も前のかなり古い型のクローゼットになるので使用されていた蝶番(丁番)は既に生産中止で存在しない模様。
調べてみると以下の「ムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ(KRG00038タイプ)」で代替できるようなので早速購入してみた。
Do It Y ourself DIY PARTNER 3個入 ムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ (KRG00038タイプ)
実際にクローゼットの蝶番(丁番)を交換する様子を紹介したい。
蝶番交換前のクローゼットの状況
こんな感じで、蝶番の真ん中が金属疲労を起こしてちぎれてしまっている状態。これが数カ所で起きていた。
他には、ねじ穴からネジが外れてしまっているものも・・・
クローゼットの折戸の外し方がわからず困った話
蝶番を交換するには、いったん折戸を取り外す必要があるのだが、その取りはずし方がわからない。
WEBで検索すると、レバーを下ろせば簡単に取り外せるとかかいてある。
でも、以下の写真のように、そんなレバーどこにもついてない。
折戸の下に貼ってあったラベルを確認してみると、松下電工株式会社の型番が901025,51となっている。
この情報を元にWEB検索しても情報は見つからず。
さすがに30年以上も前の折戸となると、古すぎて全く情報がない。
諦めずにWEB検索しまくっていると、非常に似たタイプの折戸の取りはずし方について言及しているサイトを見つけたのだが、全く見当違いの事を言っていて役に立たず。
そんな感じで途方に暮れていたのだが、うちの親父がサッシ職人をしていたことを思い出し、取りはずし方を聞いたところあっさりと折戸の外し方が判明した。
まさに、灯台下暗しである。これ使い方あってる?(笑)
で、どうやって外すのかというと、ねじ止めされている端のレールを取り外さないといけないんだそうで・・・なんというローテク(笑)
私の部屋の場合、以下の赤枠の所を取り外す。
すると、以下のようにレールを取り除けるので、折戸を端までずらして上部を斜め倒せば上側を外すことが出来る。
上部が外れた後は、折戸を開いた状態で前に倒しながら下のレールから引き抜けば、完全にクローゼットから取りはずすことが可能だ。
使用する蝶番「ムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ(KRG00038タイプ)」の紹介
今回の交換で使用する蝶番は、AmazonでポチったDIYパートナーが販売しているムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ (KRG00038タイプ)3個入り。
※3個入りはよく在庫切れを起こすので注意
裏側はこんな感じ。
中身を取り出した所。1個1個さらに袋詰めされている。
個包装から取り出した蝶番表面。
蝶番裏面。
付属のねじ。
旧蝶番(旧)との表面比較写真。形状は大きく異なるのがわかる。
以下は、裏面比較写真。
旧型は丸い部分の内側にねじ穴があるのに対し、新型は丸い部分の外にねじ穴がある。ネジ穴の位置が違うため、新型蝶番の取り付けにおいて旧ネジ穴を使用せずに済むので、しっかりと取り付けることが可能だ。
蝶番を折り曲げた所。
折戸の蝶番の交換方法
蝶番の取り付けに当たって、まずインパクトドライバを用意しておこう。
私は、ついこの前買った以下の「HiKOKI 14.4Vコードレスインパクトドライバ FWH14DGL(2LEGK) 」を使用して楽々取り付けすることができた。
最初にインパクトドライバを使用して折戸から古い蝶番を全て取り外そう。
全て取りはずしたら、バラバラになった折戸を横に並べて、あとは新しい蝶番を折戸の窪みにはめこんでインパクトドライバでしっかりとねじ止めしていくだけ。
私は、折戸の下に座布団を挟んで作業をおこなった。
ムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ (KRG00038タイプ)を取り付けるとこんな感じになる。
あとは、折戸をクローゼットのレールにはめて、取りはずしたレールを元通り取り付けなおせれば完了だ。
まとめ
かなり古いタイプのクローゼットを使用している人で、折戸の外し方がわからないという人は当記事を参考にしてみてほしい。
恐らく同じような感じで外せる構造になっているのではないかと思う。
業者に折戸の蝶番の交換を頼んでしまうとおそらく費用がたくさんかかってしまうと思うので、是非自分で交換にチャレンジしてみよう。
ただし、折戸は結構重いので女性の方は知人に手伝ってもらう事をお勧めしたい。
Do It Y ourself DIY PARTNER 3個入 ムラコシセンターヒンジ ツバ広タイプ (KRG00038タイプ)
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