【レビュー】ロジクール キーボード K480 スマホ・タブレット用キーボードとしてお勧め

Logicool Bluetooth Keyboard K480

少し前に、ロジクールのワイヤレスキーボード「K375s」を紹介した。

1つのキーボード、マウスで2台のPCをシームレスに操作できるというLogicool Flow技術に惹かれ、M590GTというロジクールワイヤレスマウスを購入したことを紹介した。今回は、ロジクールFlow対応キーボードのLogicol K375sというワイヤレスキーボードについて紹介、レビューを行いたい。

K375Sは、メインPCとサブPC用に現在使用しているのだが、モバイル端末用のBluetoothキーボードが欲しくなりったので、知り合いが持っていたロジクールのK480というキーボードを譲ってもらった。

Logicool K480は、若干重めなのがデメリットだが、スマホやタブレットをキーボード上部にある溝に差し込んでスタンドとして利用でき、3台のデバイスを登録できてキータッチもしっかりしているので、モバイル端末用Bluetoothキーボードとしては非常に使いやすい商品だった。

ロジクール Bluetooth マルチデバイス キーボード k480とは?

「ロジクール Bluetooth マルチデバイス キーボード k480」は、株式会社ロジクールが販売するモバイルデバイス用途向けのブルゥートゥースキーボードだ。

キーボード上部に、スマホやタブレットを支えるための溝が用意されており、ノートパソコンライクにキーボードを使用する事が出来るのが大きな特徴の1つとなっている。

Windows、Mac、Chrome OS、Android、iOSに対応しているため、スマホやタブレットだけでなく数多くの様々なデバイスでも利用する事が可能。

接続機器とのペアリングは3台まで可能で、キーボード左上にあるダイヤルスイッチで、簡単に使用デバイスを切り替える事ができる。

商品仕様

製品名 ロジクール Bluetooth マルチデバイス キーボード k480
英名:Logicool Bluetooth Multi-Device Keyboard k480
型番 K480BK / K480WH
品番 920-006382(Black) / 920-006383(White)
JANコード 4943765040491(BK) / 4943765040507(WH)
価格 オープンプライス
(参考)ロジクールオンラインストア価格 : 4,180 円(税込)
発売日 2014年9月12日
保証期間 2年間
キーボードサイズ(幅×奥行×高さ) 299 x 195 x 20mm
キーボード重量 815g(電池含)
カラー ブラック / ホワイト
キーレイアウト 84キー日本語レイアウト
キー構造/デザイン パンタグラフ
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 2mm
押下圧 60g
角度調節機能 無し
ショートカットキー ホーム、アプリケーション切り替え、アプリケーションキー、戻る、検索、前のトラック、再生/一時停止、次のトラック、ミュート、ボリュームアップ、ボリュームダウン、挿入/言語切り替え、スクリーンショット/画面ロック
使用電池 単4形乾電池 x 2本
電池寿命 最大2年
操作距離 10m
無線方式 Bluetooth
必要システム ・Windows 7、Windows 8、Windows 10以降
・Android 3.2以降
・Mac OS X以降
・iOS 5以降
・Chrome OS
パッケージ内容 ・製品本体
・単四形乾電池x2(装着済み)
・取扱説明書

Logicool K480のレビュー!使い勝手をチェック

ポップなデザインが好印象

ロジクール K480のカラーバリエーションは、ブラックとホワイトの2色が用意されている。

ブラックモデルは、黒ボディにビビットな黄色の溝部分がアクセントになっていて、ポップな印象。

ホワイトモデルは、白ボディに、灰色の溝で落ち着いた感じ。

個人的には、ブラックモデルがお気に入り。

重厚感のある作りで安定したタイピングが可能

Logicool K480は、スタンド機能が内蔵されていることもあり、キーボードの高さが20mmと非常に重厚感のある作りになっている。

そのおかげで、ちゃちな軽量モバイル用キーボードよりも安定したタイピングを行うことができる。

キータッチは若干固めだが悪くはない

キーストロークは2mmとなっていて、程よい感じ。

キータッチは若干固さがあり、タイピングに少し力が必要だが、慣れるとこのしっかりとした感じが逆に良くなってくる。

高速タイピングしてもしっかり反応してくれる。

めちゃくちゃタイピングしやすいとまではいかないが、悪くはない。

タイプ音はかちゃかちゃとうるさい

静音使用になっていないので、タイピング音はかちゃかちゃと結構うるさい。

特に高速タイピングすると、非常にうるさい。

モバイルで利用する際は、この点がデメリットとなる。

外出先で使用する場合、タイピングの音には注意を払った方がいいだろう。

スタンド機能が便利すぎ!ノートパソコンはもはやいらない?

以下は、初代iPad miniをLogicool K480の溝に挿して使用している状態の写真。

画面の大きさこそノートパソコンには及ばないが、最適な角度でタブレット画面を見ながらキー入力できるので、非常に便利。

まさにノートパソコンライクな利用が可能になっている。

膝に乗せた状態でも安定したタイピングが可能なので、テーブルがないような場所でも問題なく利用する事が可能だ。

以下は、iPhone 8をロジクール K480に縦向きに建てた状態の写真。

iPhone 8をロジクール K480に横向きに建てるとこんな感じになる。

ちょっとした外出時は、スマホ+ロジクール K480で問題なく色々こなせる。

スタンド用の溝は、最大厚さ10.5mm、最大幅258mmまで対応可能なので、購入前に使用しているタブレットが溝に収まるかどうかよくチェックしておこう。

iPad Pro 12.9インチ(第4世代)だと横置きはサイズ的に無理、縦置きなら可能。iPad Pro 11インチ(第2世代)であれば横置きでも立てることが可能だ。

若干重いのが少々ネックだがギリ許容範囲内

Logicool K480は、重量が815gと少々重めなので、外出時に気軽に持ち運べるとは言えない。

ただ、この重さこそがタブレットを支えるための重要なファクターでもあるのでこの程度の重さは許容する必要がある。

と言っても、私が現在使用しているノートパソコンの「HP Spectre x360」の重量は、約1.31kgあるので、スマホとセットで使用する組み合わせであれば、ノートPCを持ち運ぶよりは全然軽くて済む。

最新の11インチiPad Pro Wi-Fiモデル(重量471g)とロジクールK480の組み合わせても、重量は合計1.286kgになりHP Spectre x360より軽いので、タブレットと一緒に持ち運ぶ場合でもギリギリ許容範囲と言っていいだろう。

3つのデバイスを簡単に切り替えられて便利

Logicool K480は、マルチペアリングが可能で、合計3つのデバイスをあらかじめ登録しておける。

ペアリングする際は、最初に左上にあるダイヤルを登録したい番号にセットする。

次に右上にあるボタン(PCボタン or iボタン)を3秒長押し(LEDが高速点滅する)してペアリングモードにする。

PCボタンは、Windows、Android、またはChrome OSをペアリングする時に、iボタンは、Mac、iPhone、iPadをペアリングする際に使用する。

iPhoneやiPad等のiOSデバイスとのペアリングは、iOSのBluetooth設定画面に表示された「Keyboard K480」を選択するだけですぐに接続が完了する。

WindowsやAndroidの場合、

ダイヤル式スイッチの3つの番号に各デバイスをペアリングした後は、ダイヤルを回すだけで、使用するデバイスをすぐに切り替えることが可能だ。

そのため、外出時はスマホに接続して、自宅ではタブレットに接続を切り替えるという事が簡単に出来てしまう。

シーンに合わせて最適な使い方が出来るので非常に便利だ。

電池式なので余計な充電の手間は必要なし

Logicool K480の使用には、単4乾電池2本が必要で、約2年間ほど動作する。

最近は充電式のBluetoothキーボードも売られているが、充電式はいちいち充電が面倒だし、バッテリーの寿命があるしで、正直使いやすいとは思わない。

電池式なら、万が一電池がなくなっても交換するだけですぐに使えるので、面倒な充電式より乾電池式の方がはるかに使いやすくてお勧め。

ロジクール K480 レビューまとめ

Logicool K480の良い点、いまいちな点を以下にまとめた。

Logicool K480の良い点

  • スマートフォン・タブレットスタンドが一体化していてノートPCライクに使える
  • 様々なデバイスに対応
  • モバイルデバイス用のキープリントがあって入力に迷わない
  • 3つのデバイスをペアリング可能で、切替も非常に簡単
  • 3000円台のお手頃価格で入手可能
  • 安定したタイピングが可能

Logicool K480の残念な点

  • 若干重いので持ち運びに少々不便
  • タイピング音が大きい

若干重めなのとタイピング音がうるさいのが難点だが、ノートPCよりは軽いので十分モバイル用途として活用することは可能だ。

バッグに忍ばせておけば、スマホでいつでも安定したタイピングができるので、外出時にしっかりタイピングを行いたい人にお勧めできるキーボードだ。

iPad等のタブレット機には、専用のキーボードが売られていたりするが、値段が高かったり、その機種でしか使えないといったデメリットがある。

Logicool K480なら、数多くのスマートフォン、タブレットをスタンドに立てて利用できるし、マルチペアリングができて、価格も手ごろなので、非常に柔軟性の高い使い方可能だ。

ぶっちゃけ、Logicool K480とスマートフォン、タブレットを持っていれば、たいていの人はノートPCなんてもう必要ないと思わせてくれる商品だった。

モバイル用のBluetoothキーボードを探している人は、購入を検討してみるといいだろう。

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