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logicool flowに対応!ロジクール M590GT マウス【レビュー】BluetoothとUnifyingの両方使えて超便利

logicool M590GT ワイヤレスマウス

かれこれ10年以上使用しているワイヤレスマウスの反応が悪くなってきたので、新しく新調することにした。

どのマウスを購入しようかと物色していたところ、2台のパソコンを1台のマウスでシームレスンに操作できるというlogicool flowという技術に強烈に興味を惹かれ、「ロジクール M590 MULTI-DEVICE サイレント マウス」をamazonで購入してみた。

カラーはグラファイト トーナル、正式な型番はM590GTとなる。

logicool flowマジで最高だった!

さらに、「Bluetooth(ブルートゥース )」とロジクール独自の「Unifying(ユニファイ ング )」という2つの無線規格を利用できるので、様々なデバイスに接続できてめちゃくちゃ便利。

今回、同じくlogicool flowに対応しているキーボード「logicool k375s」も同時に購入したので、こちらも後日詳しくレビューしたい。

目次

Logicool m590 Multi-Device Silentとは?

「Logicool m590」は、株式会社ロジクールが販売するWireless Mouse(ワイヤレスマウス)だ。

「Bluetooth low energy」及びロジクール独自の「Unifying」という2つの無線規格に対応しており、Bluetoothを搭載していない機器でも、USBポートに付属のレシーバーを接続することで無線マウスとして使用できるようになっている。

接続機器とのペアリングは2台まで可能だ。

1台のマウスで複数のPCをシームレスに操作することが可能な「logicool flow」という目玉機能に対応しているのが大きな特徴で、ロジクールM590の場合、2台のPCをコントロールすることができる。

他にも、クリックノイズが気にならない静音左右クリックを搭載し静音性にすぐれている特徴を持っている。

カラーは、グラファイト トーナル / ミッドグレイ トーナル / ルビーの3色が用意されており、それぞれの型番はM590GT/M590MG/M590RUとなっている。

商品仕様

製品名日本語:ロジクール M590 MULTI-DEVICE サイレント マウス
英語:Logicool M590 MULTI-DEVICE SILENT Mouse
カラーグラファイト トーナル / ミッドグレイ トーナル / ルビー
型番グラファイト トーナル: 型番: M590GT
ミッドグレイ トーナル: 型番: M590MG
ルビー: 型番: M590RU
品番910-005206(GT) / 910-005207(MG) / 910-005208(RU)
JANコード4943765046165(GT) / 4943765046172(MG) / 4943765046189(RU)
サイズ■マウス
高さ x 幅 x 奥行き:103 mm x 64 mm x 40 mm
重量(電池を含む):101g      

■Unifyingレシーバー
高さ x 幅 x 奥行き:14.4 mm × 18.7 mm × 6.1 mm
重量: 1.8 g

必要システム■レシーバー
必須:USBポート
・Windows 10以降、Windows 8、Windows 7
・macOS 10.10以降
・Chrome OS
・Linuxカーネル2.6以降      

■Bluetooth
必須:Bluetooth Low Energyテクノロジー
・Windows 10以降、Windows 8
・macOS 10.10以降
・Chrome OS
・Android™ 5.0以降
・Linuxカーネル2.6以降
・iPadOS 13.1以降
・iOS13以降

価格オープン価格
(参考)公式オンラインストア:3,960円(税込)
発売日2017年6月22日
センサー方式アドバンス オプティカル トラッキング
解像度dpi1,000
総ボタン数7 (チルト機能含む)
スクロールホイール
特殊機能静音左右クリック搭載
使用電池単三形乾電池x1本(本体装着済み)
電池寿命最大24ヶ月
操作距離約10m
無線方式アドバンス2.4GHzテクノロジー(Unifying対応)、Bluetooth
付属ソフトウェアバージョンLogicool Optionsソフトウェア
※ロジクールのWebサイトからダウンロードが必要
レシーバーの接続I/FUSB
保障2年間無償保証
パッケージ内容・M590マウス
・単三形乾電池 x1(装着済み)
・USB レシーバー
・クイックスタートガイド
・保証書
・保証規定

株式会社ロジクールについて

株式会社ロジクールは、スイス・ローザンヌに本社を置くLogitech International S.A.の日本法人だ。

Logitech International S.A.社の製品を、日本においてlogicoolブランドで販売している。

世界的には「logitech」ブランドで展開しているのだが、日本法人設立当時に「ロジテック株式会社(現エレコムの100%子会社)」が存在していたため、日本だけ「logicool」というブランドで展開する特殊な状況となっている。

Logitech International S.A.のブランドは、「Logitech」、ロジテック株式会社のブランドは「「Logitec」となり、非常に混同しやすいので注意が必要だ。

ブランド名でもこのようにややこしいのだが、ロジテック株式会社もPC周辺機器を販売している会社のため、ややこしいさに拍車がかかっている。

とりあえず、日本で販売されているlogicool製品は、海外ではlogitechとして販売されていることを覚えておこう。

商品画像の紹介

まず、ロジクール M590GTのパッケージ写真から。

パッケージ表面の写真。

logicool M590GT ワイヤレスマウス

パッケージ裏面の写真。

パッケージ台紙の中がクイックスタートガイドになっている。ただし絵だけの非常に簡易なものになっていてガイドとしてはわかりにくい。

紙類は保障規定などが書かれた一枚用紙のみ。

パッケージから取り出したばかりのロジクール M590GTマウス本体の上面写真。後ろから紙が突き出している。

以下は、Logicool M590GTマウスの下面写真。

電池カバーを開けると紙の正体が判明。あらかじめ単三乾電池がセットされている状態のため、端子接触防止のために端子と電池の間に紙が挟まれていた。

この紙は引き抜いておこう。

パッケージにUnifyingレシーバーが入ってないなーと思っていたら、こんな所に収納されていた。Unifyingを使用しない時は、マウス本体に収納できて便利だ。

以下は、M590マウス本体に収納されていたUnifyingレシーバー。このレシーバーをPCのUSB端子に接続することでBluetooth非搭載のPCでもマウスが利用できるようになる。

マウス上面には、スクロールホイール、デバイス切替のためのスイッチボタン及び2つのLEDが搭載されている。スクロールホイールは、左右チルト機能の付いたチルトホイールとなっている。

マウス下面には、電源のON/OFFスイッチを搭載している。

以下より、Logicool M590マウスを8方向からぐるっと撮った写真を紹介。

左サイドには、2つのサムボタンを搭載しており、デフォルトでは進む、戻るの機能が割り当てらえれている。

ロジクール M590 ワイヤレスマウスのここがすごい

マウス1つで2台のPCをシームレスに操作できる!

Logicool M590マウスの目玉機能が、「Logicool Flow」に対応していることだ。

「Logicool Flow」は、1つのワイヤレスマウス・キーボードで複数のPC(最大3台まで)をシームレスに操作できるようにする機能だ。

他にも、コンピュータ間のテキスト、画像、ファイルのコピーアンドペーストも可能になる。

Logicool flow対応PC機種は、Windows 10、Windows 8、またはWindows 7、macOS 10.11以降を搭載したPCとなり、Windows同士だけでなくWindows PCとMac PC間でシームレスに操作することもできる。

Logicool M590マウスは、2台までのペアリングにしか対応していないため、2台のPCしか操作することができないが、MX Master 3(MX2200sGR)やANYWHERE 2S(MX1600sGR)等のマウスを購入すれば3台操作することも可能だ。

で、実際に使用してみた感想だが、もう便利すぎて感動した。

画面の端にマウスカーソルを持っていくと、もう一台のPC画面のマウスカーソルが動くではないか!!なにこれやばすぎる。

Logicool M590マウスは、2017年に発売されているが、こんな便利なものが存在していたことに気づかなかったとは、自らの情弱っぷりを恥じるほどだ。

私は、2019年にPC切り替え機の「エレコム KM-A22BBK」を使って1台のマウスとキーボードで2台のパソコンを操作できるようにした。

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この方法は手持ちの、マウスキーボードを活かせるというメリットはあるが、切替スイッチを押さないとPCを切替できない。それにボタンを押して別PCに切り替わるまでに数秒ラグが発生するのも難点。

便利なのは便利なのだが、とっさに別PCで操作したいと思った時にボタンを押すひと手間が意外と煩わしかったりするし、切り替わるまでのラグも結構うっとおしい。

それに比べてLogicool Flowは、カーソルを画面端にもっていくだけですぐに別PCにコントロールが切り替わるのでまったくストレスなく使用できる。

そして、「ロジクール k375s」等のLogicool Flow対応キーボードも一緒に導入すれば、マウスカーソルが有効になったデバイスでキーボード操作が可能になる。

こんなに便利なら、「エレコム KM-A22BBK」を買わずにLogicool Flow対応マウスとキーボードを購入しとけばよかったと今更ながら後悔した次第だ。

Bluetooth非搭載の2台のPCでLogicool Flowを使ってマウスをシームレスに操作するためには、2台のUnifyingレシーバーが必要となるので注意してほしい。

1台のUnifyingレシーバーで最大6台までペアリングできるので、マウス、キーボードの両方を使用する場合であっても2台のレシーバーがあればOK。

Logicool M590マウスには、レシーバーが1つ付属しているので後1つレシーバーを入手すればよい。

Unifyingレシーバーが付属している「ロジクール k375s」等のflow対応キーボードを同時購入するのが最もおすすめだ。

Unifyingレシーバーは以下のように別売で入手することも可能だ。

2台のPC間でテキスト、画像、ファイルをコピペ操作で簡単にやりとりできる。

先ほども上述したが、「Logicool Flow」機能を使えば、複数のPC間でテキスト、画像、ファイルのやり取りをコピペで簡単にやり取りすることが可能だ。

通常、複数PCでファイルをやりとりするには、共有ドライブを使ったりクラウドを使ったりと1段クッションをおく必要がある。

しかし、ロジクール M590マウスがあれば、ただのコピー&ペースト作業で2つのPC間のファイルのやり取りができるようになる。

テキストや画像もコピペでやりとりできるので、以下のような便利な使い方も可能だ。

  • 現在操作中のPCで表示しているサイトのURLをもう一台のPCのブラウザにコピペして表示する。
  • WEBサーフィン中に使いたい画像を見つけた際、ブラウザ上でコピーして、クリエイティブ用PCにインストールしている画像編集ソフトに直接コピーして編集するな

まるで2台のPCが1台のPCに統合されたかのように操作できてめちゃくちゃ便利だ。

BluetoothとUnifyingの2つの無線規格が使える!

まず、Bluetoothだが、Logicool M590マウスでは、Bluetooth Low Energy(BLE)という規格に対応しており、BLEに対応したBluetooth搭載機器に接続して使用することができる。

BLEに対応しているシステム(OS)は以下の通りだ。

  • Windows 10以降、Windows 8
  • macOS 10.10以降
  • Chrome OS
  • Android 5.0以降
  • Linuxカーネル2.6以降
  • iPadOS 13.1以降
  • iOS13以降(パッケージには書かれていないが使用可能)

私の場合、以下の手持ちのデバイスでBluetooth接続を確認できた。

  • HP Spectre x360(ノートPC)
  • Amazon Fire TV Stick 4K
  • Amazon Fire TV Stick(第2世代)
  • iPhone SE(iOS 13.5.1)

ロジクール M590マウスはさらに、「Unifying」というロジクール独自の無線規格を利用して接続することも可能。

Unifyingで接続するには、マウスに付属しているレシーバーを以下のシステムを搭載したPCのUSBポートに接続する必要がある。

  • Windows 10以降、Windows 8、Windows 7
  • macOS 10.10以降
  • Chrome OS
  • Linuxカーネル2.6以降

Bluetooth非搭載のデスクトップPCなどは、このUnifyingを使ってロジクールM590マウスを使用すればよい。

この2つの無線規格に対応しているため、このマウス1つあれば、Windows PC、Mac PC、Linux PC、Chromebook、Androidスマートフォン/タブレット、iPhone、iPad等ありとあらゆるデバイスで使いまわせるので非常に便利だ。

2台のデバイスをボタン一つで切り替えれる

ロジクールM590マウスでは、マルチペアリングが可能で、2台分のデバイスのペアリングを保持することができる。

中央にあるボタンを押すだけで瞬時に使用デバイスを切り替えることが可能だ。

使用するデバイスを切り替えるたびにペアリングをやり直す手間が省けるので、2台のデバイスを頻繁に使用する人にとっては非常に便利だ。

マウス自体も持ちやすくて操作しやすい

マウスの大きさは、大きすぎず小さすぎのちょうどいい大きさで、手のひらにいい感じで収まってくれて非常に持ちやすい。

マウスの側面が特殊な素材でできてるぽくて、握ったときの親指と中指小指の感覚が妙に心地いい感じがする。

また、ラバーホイールが非常になめらかに動いてくれるし、ミリメートル毎の溝数が多いため画面スクロールがかなりやりやすい。

マウスのすべりも悪くない。

スクロールホイールは左右チルト機能がついているし、2つのサムボタンも搭載しているので、一般的な利用において機能的には十分だ。

マウスのボタンは機能のカスタマイズが可能

「Logicool Options」を使用して、マウスの各ボタン(左チルト、中央ボタン、右チルト、サムボタン1、サムボタン2)に割り当てる機能をカスタマイズできる。

割り当て可能な機能は、各ボタンとも67個の機能から選択できる。

Logicool OptionsのLinux版は提供されていないので、Linux PCではマウスボタンのカスタマイズは不可能。

デフォルトのボタン機能カスタマイズに加えて、特定のアプリケーションに限定したカスタマイズも可能だ。入力キーストロークを割り当てることが可能なので、使用するアプリケーション独自の機能を割り当てることができてめちゃくちゃ便利。

クリック音が非常に静か

私がこれまで使用していたマイクロソフトのワイヤレスマウスは、クリック音がカチッカチッと結構うるさいのだが、ロジクール M590マウスは、ワイヤレスサイレントマウスというだけあって静音性が高くクリック音がかなり静かだ。

なんでも、クリック音に関して90%を超えるノイズリダクションを実現しているらしい。

静音マウスは初めて使用するが、クリック音に煩わされなくなって非常に快適だ。

ガラス以外の様々な表面でトラッキング可能

logicool M590マウスのトラッキング精度は「ハイプレシジョントラッキング」となっており、一般的なデスクはもちろんのこと光沢のある表面、微細な柄/木目等の表面など、ガラス以外の様々な表面で正常にトランキングすることができる。

HP Z5000というマウスだと、私の自室で使用しているソファーの表面(布製)でトラッキングできなかったのだが、M590はばっちりトラッキングしてくれた。

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残念な点

側面素材が若干すべりやすい

マウスの側面の素材は、触り心地がいいのだが、若干サラサラしていて持ち上げた時若干すべりやすい。

といってもマウスを持ち上げて使用することはほとんどないため個人的にはそれほど気にはならないが、気になってしまう人もいるかもしれない。

スタートガイドが不親切すぎる

スタートガイドが、パッケージ台紙の中に書かれている以下の図柄のみ。

これはちょっと不親切。

ある程度PCに慣れていれば理解できるが、文字による説明がないとPCビギナーには厳しいものがあるでしょさすがに。

一応パワーユーザー向けのマウスだから、これくらいわかって当然というスタンスなのだろうか。

左利きにの人は向かない

ロジクール M590マウスは、左右対称デザインではなく右利きの人が使いやすいように左サイドに窪みがあるデザインとなっている。

「Logicool Options」ソフトウェアで左右クリックを反対にすることができるので、機能自体は左利きに対応しているものの、ボディは右利き専用デザインなので左利きの人の使用には向かない。

こんな人におすすめ

ロジクール M590マウスは、Logicool Flowが必要でない人にとっては、劇的な感動はできないかもしれない。

やはり、このマウスの大きなメリットは、3000円台という価格で複数PC間をシームレスに操作できるLogicool Flowが利用できる点にあるからだ。

なので、Logicool M590は以下のような人におすすめのマウスとなる。

  • 低コストで2台のPCをシームレスにマウス操作したい人
  • 様々なデバイスで利用できるBluetooth、ワイヤレスマウスが欲しい人
  • マルチペアリング可能なBluetooth、ワイヤレスマウスが欲しい人

まとめ

Logicoolのワイヤレスサイレントマウス「M590GT」は、3000円台の価格帯で「Logicool Flow」が使用できるという点に最も大きな魅力がある。

2台のPCを日常的に同時に操作する私にとっては、この便利さは本当に感動ものだった。特にLogicool Flow対応キーボードとのセット導入は便利すぎるので是非体験されることをお勧めしたい。

Flowを利用しない場合でも、2台のデバイスをボタン一つですぐに切り替えれるので利便性は非常に高い。

エルゴノミクスデザインで、3台までペアリングできるMX Master 3等を使用すればより使い心地もよくて便利なんだろうが、いかんせん値段がお高くてなかなか手が出せない。

2台のデバイス操作でOKなら、価格が比較的安い「Logicool M590マウス」の購入がおすすめだ。

logicool M590GT ワイヤレスマウス

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