以前、商品レビュー用の写真撮影のために撮影ボックスを自作したことを紹介した。

自作した撮影ボックスの照明として、以前からデスクライトとして使用していた長い蛍光灯タイプのアームライト物を使っていたのだが、撮影にはやはり適さず使いにくかったので新たに以下のアームライト照明を購入してみた。
値段が安く、レビュー用商品の写真撮影用ライトとしては充分使える代物だったので紹介したい。
OHM アームライト AS-N10AW-Sとは?
OHM アームライト AS-N10AW-Sは、株式会社オーム電機が販売する、E26口金の電球を使用することが可能なクランプ式のアームライトだ。
クランプ式なので、デスクなどに簡単に取り付けることが可能で、アームを自由自在に動かせるので好みの位置、方向から照明を照らすことができる。
商品仕様
スイッチ | ON/OFFスイッチ |
---|---|
材質 | 本体…スチール、クランプ部…アルミ |
本体サイズ: | アーム長さ…上部418mm、下部392mm セード…高さ169mm、最大径173mm(組み立てた状態) |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 60W |
電源コード長 | 約1.8m |
質量 | 約900g(クランプ部を除く) |
口金 | E26 |
使用電球 | 最大径60mm、長さ120mm以下(別売) ・白熱:60W以下 ・電球形蛍光灯:15W以下 ・LED:10W以下、質量110g以下 |
使用場所 | 屋内用 |
カラー | シルバー、ブラック、レッド |
開封の儀
早速開封していこう。
商品パッケージは以下のようになっている。

箱の中身を全て取り出すとこんな感じ。

以下は、傘の部分。電球をしっかりと覆ってくれる深めの傘なので商品撮影用に最適。

傘の内側はこんな感じ。

取付用のクランプはこんな感じ。説明書には適正取付板厚は2~5センチと記述されている。

以下はアーム上端にある電球を装着する部分。後ろに電源のオンオフ操作つまみが付いている。

電球装着部分に傘を装着するとこんな感じになる。

アームライトを設置する所に付属のクランプを装着する。

クランプ上部の穴に、アームライトの下部の突起を差し込めば設置完了。

設置後のアームライト全体はこんな感じ。

最後に電球を取り付ければセットアップ作業は完了だ。

電球のON、OFFは上部の背面にある回転スイッチで行う。右回しするたびにON、OFFが切り替わる。

電球を点灯させてみるとこんな感じ。

こんな感じで撮影を行うことが出来る。

使ってみた感想・評価
良かった点
照明の位置を自由自在に動かせる
アームライトなのでアームを動かして自分の好みの位置からライトを照らすことができるので、私の使用目的の商品撮影用のライトとして非常に便利だ。
もちろんデスクライトとして十分使える。
アームに耐久性がある
アームの素材はアルミを使用しているので、頑丈で耐久性がある。
ヘッドライトの重さで折れてしまう心配はなく、安心して長く使用することが出来るはずだ。
電源ON/OFFが簡単
ライトヘッドトップに電源ON/OFFスイッチがあるので、電球の点灯/消灯操作が非常にやりやすい。
回転式スイッチなので操作もめちゃくちゃ簡単だ。
価格が安い
多少不満な点(いまいちな点を参照)があるが、価格が手ごろなのでなんとか許せるレベル。
不満な点は自分で対策を行えば改善することが可能だ。
それに、私の用途的にはほとんど問題ないので個人的にはコスパ高し。
いまいちな点
傘の角度を完全固定できない
傘の角度調整部分に滑り止めがないため、ねじを強く締めても時間がたつにつれヘッドライトの重みで徐々に頭が垂れ下がって下を向いてしまう。

これは構造的な欠陥なのでメーカーには是非改善してもらいたいところだ。
私のような商品レビュー用の写真撮影用とであれば、傘は下向きで使うし撮影も短時間ですむのでヘッド部分垂れ下がりの害は特にないのだが、デスクライトとして長時間使用する場合には多少難があるのではないかと思われる。
ただし、この欠陥は自分で改善することが可能だ。
固定用のハンドルねじをいったん外し、金属プレートと可動部のパーツの間に、ゴムワッシャー等を挟み込めば垂れ下がることはなくなるはずだ。
まとめ
傘の部分が時間がたつと垂れ下がってしまうという若干の難はあるものの、自分で改善できるし値段も安いため、値段を考えればそれほど悪い商品ではないと思う。
口金E26タイプの電球が使える安いアームライトは今となっては結構貴重なので、私のようにレビュー用写真をよくとる人は、購入を検討してみるといいだろう。
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