自宅の玄関の電球にWi-Fiスマート電球を利用していたのだが、家族がスマートフォン経由の電球操作に慣れず、結局主電源スイッチで操作してしまうようになり、スマートWi-Fi電球を使っている意味がなくなってしまっていた。
この問題を解決するために、Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットを購入してみた。
Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットには、Dimmerスイッチが含まれており、スイッチ操作で電球が操作できるため家族も問題なく使ってくれるはず。
当記事では、Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットのセットアップ方法(Philips HueランプをHueアプリとHueディマースイッチから操作できる状態になるまで)を詳しく解説しているので参考にしてほしい。
Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットとは?
Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットは、電球のスマートホーム化を始めたい人のために最適な複数の製品をパッケージングした商品だ。
具体的には、Philips Hueホワイトグラデーションシングルランプ x 2、Philips Hueブリッジ、Philips Hue Dimmerスイッチ x 1という構成となっている。
それぞれ単品を購入するよりスターターセットを購入したほうが割安になるのでお得だ。
このスターターキットを導入すれば、電球をスマートフォンやAmazon EchoやGoogle Home等のスマートスピーカーから操作できるようになり、さらに壁スイッチと同じような感じでスイッチ操作でも操作することができるようになる。
Philips Hueの使用には、Wi-Fiルーター(ブロードバンドルーター)が別途必要になる。※有線ポートを1つ使用。
フィリップスのライティング事業の変遷
フィリップスは、オランダのアムステルダムに本拠地を置く多国籍企業だ。
2016年5月にフィリップスの照明事業をフィリップスライティングとして分社化。
2018年に社名がフィリップスライティングからシグニファイ変更された。
日本法人はフィリップスライティングジャパン合同会社として運営されていたが、こちらも2019年1月7日に「シグニファイジャパン合同会社」に社名変更されている。
Philips Hue等の製品は、フィリップスブランドとして引き続き取り扱う事としている。
商品仕様
環境 | 動作湿度 | 5% <H<95% (結露しないこと) |
---|---|---|
動作温度 | -10°C~45°C | |
ブリッジ | 周波数帯 | 2400~2483.5 MHZ |
高さ | 26 mm | |
長さ X 幅 | 88 x 88 mm | |
付属品の最大数 | 12 | |
電球の最大数 | 50 | |
取付オプション | 壁取付 | |
電源アダプター | 100~240 V AC / 50~60Hz | |
高さ | 1 in | |
長さ X 幅 | 3.5 x 3.5 in | |
電球 | 色温度 | 2200K-6500K |
直径 | 62 mm | |
口金 | E26 | |
型 | A19 | |
高さ | 109 mm | |
入力電圧 | 110V-130V | |
寿命 | 25,000 時間 | |
光出力 | 温白色から昼光色 | |
ルーメン出力 | 800 lm @ 4000K | |
最大動作電力 | 10 W | |
最大待機電力 | 0.1 W | |
ソフトウェアのアップグレード可能 | 〇 | |
起動 | 瞬時に 100% の光出力 | |
ワット数 | 10 W | |
直径 | 2.4 in | |
高さ | 4.3 in | |
スイッチ | 電池付属 | 1 x CR2450 |
設定可能なボタン | 1 | |
周波数帯 | 2400~2483.5 MHz | |
ブリッジ 1 台あたり接続可能な最大 Tap スイッチ数 | 25 個 (他のスイッチがリンクしていない場合) | |
スイッチ 1 個に接続可能な最大照明数 | 10 個 (Hue ブリッジにリンクしていない場合) | |
最小電池寿命 | 3 年 | |
最小範囲 (屋内) | 13 m | |
取付オプション | 自立 | |
範囲 | 15-30m | |
ソフトウェアのアップグレード可能 | 〇 | |
スイッチの奥行き | 11 mm | |
スイッチ直径 | 4.6 mm | |
スイッチの高さ | 117 mm | |
スイッチの幅 | 35 mm | |
壁面プレートの奥行き | 114 mm | |
壁面プレートの高さ | 14 mm | |
壁面プレートの幅 | 70 mm | |
壁面プレートを含む重量 | 67 g | |
Zigbee Light Link | protocol IEEE 802.15.4 | |
最小範囲 (屋内) | 500 in | |
保証 | 2年間 | |
同梱内容 | ブリッジ イーサネットネットワークケーブル Hue dimmer スイッチ x 1 電源アダプター LEDランプ x 2 説明書・保証書 | |
サポート対象 | HomeKit 対応 IOS iPad iPhone | |
動作テスト済み | Android Google Nexus HTC Motorola Nexus Note Samsung Galaxy |
開封の儀
パッケージを開封していこう。
箱を開けるとこんな感じ。
こちらがPhilips Hue(ヒュー)ブリッジ本体だ。Hueランプを操作するためのハブの役割を持ち、Hueブリッジ1つで、 最大50個のランプをコントロールすることが可能だ。
Philips Hueブリッジ下部には、電源ケーブル用コネクタとLANポートが1つ用意されている。
以下は、Hueブリッジ用のACアダプタだ。
こちらはLANケーブル。Hueブリッジとブロードバンドルーターとの接続に使用する。
そしてPhilips Hueホワイトグラデーション シングルランプが2つ入っている。
Philips Hueホワイトグラデーション シングルランプは、電球色から涼しげな昼光色まで幅広い調光が可能。目覚め、リラクゼーション、読書、集中力アップ等の状況に応じて最適な色温度を選択できる。
そしてこちらがPhilips Hueディマースイッチ。これを使うことでスイッチ操作でPhilips Hueライトを操作する事が出来るようになる。
以下は、ディマースイッチ裏面の画像。上下に取付用の両面テープ、真ん中にマグネット、サイドに取付用ネジ穴が用意されており、両面テープ接着・ネジ止め・マグネット吸着の3種類の方法で壁等に取り付けできるようになっている。
Philips Hueディマースイッチを壁に取り付けるなら以下の方法がお勧め!
Hueディマースイッチは、以下のように操作部分を取り外してリモコンとして使用する事も可能。使用状況に応じて、壁スイッチとリモコンの2通りの使い道ができるのは便利。
Philips Hueディマースイッチのリモコン部は、4つのボタンがついており、Iが電源ON、Oが電源オフ、真ん中の2つは調光ボタンとなっている。
下部に透明シートが出ているが、使用を開始する前にこれは抜き取っておこう。これをしないとディマースイッチが動作しないようになっている。
Philips Hue Dimmerスイッチについては以下の記事でより詳しく紹介している。
セットアップ手順
Philips Hue(ヒュー)ブリッジ、Hueホワイトグラデーションシングルランプ、Hueディマースイッチを利用できるようにするためのセットアップ手順を解説する。
Hueホワイトグラデーションシングルランプを玄関の電球として使用する事を前提に解説を行っているので、違う場所で使用する場合は、自身の使用環境に合うように読み替えて参考にしていただければと思う。
ステップ1 Hueランプの電源をONにする
Philips Hueホワイトグラデーションシングルランプを電球ソケットに装着し、電源をONにする。
今回は、とりあえず1つのHueランプのみを手持ちの電球スタンドに装着してみた。
このランプは、玄関の電球として使用する予定で、全ての設定を完了した後に玄関の電球ソケットに装着する。
使用したスタンドに興味がある方は以下の記事を参照してほしい。
ステップ2 Hueブリッジの準備
Philips Hueブリッジに付属のACアダプタを接続し、ACアダプタを電源に接続する。
続いて、付属のLANケーブルを使用し、Hueブリッジとブロードバンドルーター(Wi-Fi ルーター)を接続する。
私が使用しているWi-Fiブロードバンドルーターについては以下の記事を参照してほしい。
Hueブリッジの上部にある3つのLEDが全点灯すれば準備完了だ。(全点灯するまで少し時間がかかる)
ステップ3 Philips Hueアプリのインストール
Phlips HueランプをスマートフォンやHueディマースイッチから操作できるようにするために、Philips hueアプリをスマートフォンにインストールしよう。
Philips Hue
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ステップ4 Philips Hueアプリで各種初期設定を行う
Philips Hueアプリをインストールしたら、スマートフォンをHueブリッジを接続したネットワークにWi-Fi接続した状態でアプリを起動させよう。
アプリを起動すると、「Hueブリッジを検出しています」と表示される。
しばらくすると下画像右のように「新しいHueブリッジが検出されました」と表示されるので、「接続」ボタンをタップする。
「接続するHueブリッジのプッシュリンクボタンを押してください」と言われるので、Hueブリッジの真ん中にある丸いボタンを押そう。これでペアリングされ、アプリで管理可能なブリッジとして登録される。
正常に登録されれば、次の画面が表示される。「Hueがホームデータへのアクセスを求めています」と表示されたら「OK」をタップしよう。Siri経由でHueライトを操作するためには許可しておく必要がある。
Hueブリッジのファームウェアにアップデートがある場合はソフトウェア更新画面が表示されるので、「今すぐ更新」ボタンをタップする。
更新完了と表示されたら、「完了」ボタンをタップする。
「改良にご協力ください」画面が表示されるので、協力するのであれば、使用条件に同意しますにチェックを入れ「有効にする」ボタンをタップする。協力したくない場合は、「改良に協力しない」をタップする。
次に、HomeKit&Siri画面が表示されるが、後でも設定できるので「スキップ」をタップする。
ルームの作成とライトの割り当て
「ルームのセットアップ」画面が表示されるので、「ルームの作成」ボタンをタップする。
すると、「新規ルーム」画面が表示されるので、ルームのタイプ、ルームの名前、このルームで使用するHueランプを選択する。
今回私は、セットアップ時に1つの電球のみをONにしている状態だが、2つの電球が表示されてしまっている。
どうやら、Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットを購入した場合、付属の2つの電球が最初から登録されている仕様のようだ。
lamp1とlamp2のどちらが今回セットアップしているランプなのかわからないのでとりあえず2つ選択しておいた。
今セットアップしている電球は、玄関用のランプとして使う予定なので、下の画像左の通り、玄関アイコンを選択し、ルーム名には玄関と入力した。
設定したら右上の「保存」をタップする。すると、下画像右のように「ルームのセットアップ」画面が表示され、先ほど作成したルーム名が表示されているはずだ。
他のルームを作成する必要が合い場合は、右上の「次へ」をタップする。
「おめでとうございます!」と表示されるので「スタート」ボタンをタップしよう。
通常はこれでセットアップ作業は終わりだが、今回、玄関に2つの電球を割り当てた状態のままなので、使用していない方の電球を玄関の所属から外す設定をしていく。
まず、在宅タブ画面の自分のルームに表示されている「玄関」をタップする。
すると、Hue ambiance lamp1が黄色表示になっていて(電球ONの状態)、Hue ambiance lamp2の方が色がついておらず「到達不可」と表示されていることがわかる。
つまり、今回セットアップした電球は、lamp1の方だとわかるので、lamp2の方をルームの「玄関」から外せばいいという事になる。
上部にある3つの点アイコンをタップすると、画面下部からメニューが表示されるので、「ルームの編集または照明の移動」をタップする。
ランプの選択画面が表示されるので、Hue ambiance lamp2のチェックを外して右上の「保存」をタップする。これで、玄関のランプ割り当て設定は完了だ。
ライト名がHue ambiance lamp1だとわかりにくいので、このライト名も変えておこう。
ライト名を変更するには、上部にある3つの点アイコンをタップして表示される下部メニューから「ライトの追加または名前の編集」をタップする。
ライトのセットアップ画面が表示されるので、「Hue ambiance lamp1」をタップする。
次の画面で好みの名前を入力し、左上の「<」をタップする。
ライトのセットアップ画面でライト名が変更されていることを確認し、左上の「閉じる」をタップする。これで、ライト名を「玄関」に変更することが出来た。
Philips Hueディマースイッチ関連の設定
Philiops Hue Dimmerスイッチの設定を行い、スイッチ操作でランプの操作が出来るように設定を行う。
Hueアプリの下部アイコンから「設定」をタップし、「アクセサリーのセットアップ」をタップする。
「アクセサリーのセットアップ」画面が表示されるので、「Hue dimmer switch 1」をタップする。
Hue Dimmerスイッチの設定画面が表示されるので、この画面にある「オンにするボタン」の所の「場所 0ルーム」をタップする。
場所画面では、このHue Dimmerスイッチに割り当てる部屋を選択する。最大で2つのルームを選択することが可能だ。
今回は玄関の電球を操作するため、玄関にチェックを入れた。
左上の「<」をタップして前の画面に戻ろう。すると、「場所」の下に先ほどは表示されていなかった新しい項目が表示されているはずだ。
この項目では、ディマースイッチの「Iボタン」を「最初に押したとき、2回目に押したとき・・・・5回目に押したとき」の色味を設定することが可能だ。
私は、最終的に下の画像左のように設定した。
設定が完了したら、一番上にあるスイッチの名前をわかりやすく変更し、右上の「保存」をタップしよう。
これで、Hue ディマースイッチの初期設定は完了だ。
これで、Hue ディマースイッチを使ってHueランプを操作できる状態になっているので、正常に動作するか動作確認をしてみよう。
新しくルームを追加する方法
先ほどセットアップしたHueランプは玄関に取り付けたので、余っているもう一つのHueランプをベッドランプとして設定してみた。
すでにランプ自体は登録されているので、ルームの作成とランプの割り当てを行えばOKだ。
新しくルームを作成するには、下部アイコンメニューの「設定」をタップし、「ルームとゾーン」をタップする。
「ルームとゾーン」画面が表示されたら「新規作成」ボタンをタップする。
新規作成画面が表示されるので、「新規ルームを作成」ボタンをタップする。
新規ルーム画面で、ベッドアイコン、ルーム名に寝室、ランプに「Hue ambiance lamp2」を選択し「保存」をタップする。
「ルームとゾーン画面」が再度表示され寝室というルームが作成されていることがわかる。
これで、新たなルームの作成は完了だ。
下部アイコンメニューから「在宅」をタップしてみると、玄関と寝室の二つのルームの操作が出来るようになっている。
あとは玄関の時と同じようにライトのセットアップ画面から寝室のランプを選択しベッドランプに名前を変更してやれば完了だ。
Amazon Echo Plus管理のHueランプがある場合の対処方法
実は、私はこのスターターセットを購入する前からPhilips Hueホワイトグラデーション シングルランプを2つ、Amazon Echo Plusに登録して階段と2階廊下用に使用していた。
そこで、すでにAmazon Echo Plusで使用している2つのHueランプを、Philipis Hueブリッジで管理できるように登録し直すことにした。
Philips Hueブリッジで管理できるようにするには、Amazon Echo PlusにリンクしているHueランプをAlexaアプリのデバイス設定から削除する必要がある。
AlexaアプリでHueランプを削除した後は、Philips HueアプリでそのHueランプを検出して登録することが出来るようになる。
新しくHueランプを追加する方法
Amazon Echo Plusからリンクを解除したPhilips Hueホワイトグラデーション シングルランプ2つをPhilips Hueアプリに追加してみた。
この電球は、2階廊下と階段の電球ソケットにすでに装着されている。
Hueアプリでライトを新規追加登録する前に、Hueランプを使用する電球ソケットに装着し、電源を必ずONにしておこう。
Hueランプの電球がONになっていることを確認したら、Hueアプリ下部のアイコンメニューから「設定」をタップし、「ライトのセットアップ」をタップする。
ライトのセットアップ画面が表示されるので、「ライトを追加」ボタンをタップする。
追加画面が表示されるので、下部にある「検索」ボタンをタップする。
すると、ランプを検出していますと表示され、しばらくすると下記画像右のように検出されたHueランプが一覧に表示される。
これで、新規にPhilips Hueランプを追加する操作は完了だ。
あとは、追加したランプの名称をわかりやすく変更し、新規にルームを作成して追加した電球を割り当てればランプをHueアプリから操作する事が出来るようになる。
今回追加したランプの名前は、以下の通り二階廊下と階段に変えておいた。
そして、二階通路というルームを作成し、二階廊下と階段を割り当てて部屋とライトのセットアップは完了。
Hueアプリを使用したランプの基本操作を紹介
全ルームの電球一括操作
Philipse Hueアプリの在宅画面右上にあるスイッチで、全ての部屋の電球を一括操作する事が可能だ。
オンにすれば、全ての部屋の電球が一括でオンになり、オフにすると全ての部屋の電球が一括でオフになる。
ルーム毎の電球操作
Philipse Hueアプリの在宅画面上に表示されている各ルームの右横にあるスイッチボタンで、それぞれの部屋のオン、オフを制御できる。
部屋のスイッチをオンにすると、その部屋に属している電球全てがオンになり、オフにするとその部屋に属している電球全てがオフになる。
部屋のスイッチを1つでもONにすると、右上にある全ルーム一括操作用のスイッチが自動的にON状態になる。
ライトがON状態になると、ライト色表示になり、下部のスライダを左右に操作すれば明るさを変更することが可能だ。
ルーム内の各電球の操作
在宅画面のルームリストで、各ルームをタップすると、そのルーム内の電球操作画面が表示される。
ルーム内電球の一括操作
画面上部に選択しているルーム名が表示され、右上にあるスイッチボタンで、ルーム内の全ての電球を一括でON、OFFすることが出来る。
また、直下のスライドを操作する事で、そのルームの全ての電球の明るさを調整する事が出来る。
リストモード(ルーム内電球の個別ON、OFF及び明るさ操作)
上部に3つあるアイコンの内一番左のリストアイコンが選択されるていると、そのルームに属している全ての電球が表示される。
各電球名の右横にあるスイッチボタンで、それぞれの電球のON、OFFを操作する事が可能だ。
電球がON状態になると、ライト色表示になり、下部のスライダを左右に操作すればその電球の明るさを変更することが可能だ。
シーンモード(選択中のルームにシーンを適用)
上部に3つあるアイコンの内、真ん中のシーンアイコンが選択されるていると、その部屋のライト全てにシーン(あらかじめプリセットされた色温度及び明るさ)を適用することが出来る。
あらかじめデフォルトでいくつかシーンが用意されているので、一覧からシーンを選択するだけでOK。
左上にある「新規シーン」ボタンから自分だけのオリジナルシーンを作成する事も可能だ。
色温度調光モード(好みの色温度を自由に設定)
上部に3つあるアイコンの内、一番右のカラーアイコンが選択されるていると、好みの色温度を自由に指定できるようになる。
各電球で同じ値が設定されている場合、下の画像左のように、1つにグルーピングされて表示される。2という数字は電球が2つグルーピングされているという意味だ。
こいつをこのサークル内で動かしてやれば、動かした先の色温度がグルーピングされている電球全てに適用される。
グルーピングアイコンをタップすると、下の画像右のように表示され、各電球のアイコンが表示される。そのアイコンを動かせばグルーピングが解除されて、個別に色温度を設定することが可能だ。
グループを解除すれば下画像左のように個別に電球の色温度を変更できるようになる。
また、電球アイコンをタップしてアクティブにすると、画面上部にその電球名が表示され、その電球の明るさを調節する事ができる。
個別電球の色温度調光モード
ルーム内電球操作画面のリストモード時に、電球名をタップすると、その電球の色温度と明るさを自由に変更できるようになる。
サークル内の好きな位置に電球アイコンを移動させることで、好みの色温度を設定できる他、上部にあるスライダで電球の明るさを調整することが出来る。
また、上部左にある4つのアイコン(シーンアイコン)を選択することで、この電球にシーンを適用する事が可能だ。選択可能なシーンは「くつろぐ」、「読書する」、「集中する」、「やる気を出す」の4つのみとなっている。
Philips HueホワイトグラデーションランプのHueアプリからの基本的な操作方法は以上となる。
以下の、Philips Hue(ヒュー)シングルランプv3を使えば、1,600万色以上のフルカラー調色も行うこともできるので、様々な色を楽しみたい人は購入を検討してみるといいだろう。
さらに便利に使う方法
外出先からHueランプを操作する
Philips Hueアカウントを作成すると、Hueランプを外出先から操作する事が可能になる。
非常に便利になので、Hueアカウントを作成しておくことをお勧めする。
Hueアカウントの作成は以下の記事を参照してほしい。
iOS端末のSiriから音声でHueランプを操作できるようにする(Apple HomeKitと連携)
Philips Hueブリッジは、Apple HomeKitに対応しているので、iPhoneやiPadといってiOS端末の「ホーム」アプリからの操作やAI音声アシスタントのSiriを使った音声操作が可能だ。
具体的な設定方法は以下の記事を参照してほしい。
Amazon Echo&Alexaから音声でHueランプを操作できるようにする
Philips HueブリッジとAmazon Echo&Alexaを連携させれば、Alexaアプリからの操作や、Alexa搭載のEchoデバイスから音声操作する事ができる。
Amazon Echo&AlexaとPhilips Hueブリッジとの連携設定は以下の記事を参照してほしい。
まとめ
当記事では、Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットのセットアップ方法から基本的な使い方までを紹介した。
Philips Hue製品は、公式HPでの日本語説明が充実しておらず意外と不親切だったりするのだが、当記事が初めて使用する人やこれから購入される方の参考になれば幸いだ。
このPhilips Hueホワイトグラデーションスターターセットを購入したことで、Hueディマースイッチを使用して壁スイッチと同じ感覚でHueランプを操作することが出来るようになり、Wi-Fiスマート電球を使用するよりはるかに便利になった。
壁スイッチで操作する電球のスマートホーム化は、Wi-Fiスマート電球よりもPhilips Hueランプ+ディマースイッチ+Hueブリッジで構築したほうが絶対に便利。
これまで壁スイッチで操作していた電球をスマート電球に変えたい人は、是非Philips Hueホワイトグラデーションスターターセットを購入する事をお勧めする。
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