翻訳機 POCKETALK S(ポケトークS)を使ってみた感想【レビュー】

4.5

お笑い芸人のさんまさんのCMでおなじみ、夢の翻訳機POCKETALKシリーズ。

前回、ポケトークWについて詳しく紹介した。

お笑い芸人のさんまさんのCMでおなじみ、夢の翻訳機POCKETALKシリーズ。今回SOURCENEXT(ソースネクスト)様よりPOCKETALK W(ポケトークW)をお借りすることができたので、商品の詳細や使い方、使用してみた感想など詳しく紹介してみたい。

今回は、ポケトークWより画面が大きくなってカメラ翻訳機能や英会話のレッスン機能等を搭載してさらにパワーアップしたハイエンドモデル「POCKETALK S(ポケトークS)」について商品の詳細や使い方、使用してみた感想など詳しく紹介してみたい。

ポケトークとは

ポケトークシリーズは、PC用ソフトウェアの販売等で有名な「ソースネクスト」が企画、開発、販売を手掛ける、音声による通訳が可能な夢の翻訳機だ。

さんまさんのCMで知っている人も多いだろう。

累計出荷台数は70万台を突破しており、販売台数、販売金額シェアともに32ヵ月連続一位を達成するなど売れに売れている大ヒット商品となっている。

e-SIM内臓モデルは、契約なし、通信料金なしでグローバル通信を2年間使用する事ができ、133の国と地域で利用する事が可能。

2020年8月19日現在、ポケトークWとポケトークS/S Plusというモデルが発売されているが、基本的な通訳・翻訳性能は全て同じだ。

75言語の翻訳(55言語間では音声とテキストによる通訳、20言語では音声で入力した翻訳結果のテキスト表示)に対応しており、簡単な操作で瞬時に翻訳することが可能だ。

翻訳は「クラウド+AI」を利用して行われており、長文でも瞬時に訳すことが出来る。

AIを利用しているため翻訳性能は時間と共にアップし、ソフトウェアも日々改良がおこなわれているため、購入後も性能や使い勝手が向上するのも大きな特徴となっている。

ポケトークを有効活用すれば、英語学習やその他の言語の語学学習・勉強を行うことが可能だ。当記事では、ポケトークを使用した語学学習方法を詳しく紹介している。ポケトークを語学の勉強に活用しようと思っている人は是非参考にしてほしい。

ポケトーク Sとは?

ポケトーク SはポケトークWの持つ翻訳・通訳機能に加えて、カメラ翻訳やAI会話レッスン機能を新たに搭載したハイエンドモデルとなる。

ポケトークWは丸形のフォルムであったが、ポケトークSでは角型形状に変更され、カメラ翻訳機能のために、本体背面に800万画素オートフォーカスカメラを搭載。

ポケトークWにはなかった音量調整ボタンが新たに搭載され、翻訳を行うためのの物理ボタンも2つから1つに変更されている。

ポケトークWは2.4インチの液晶画面を搭載していたが、ポケトークSでは2.8インチにサイズアップし、解像度も2倍にグレードアップ。

重量もポケトークWより軽くなり、ポケトークシリーズに置いて最も最小・最軽量なモデルとなっている。

持ち運びやすさはポケトークWよりSの方が勝っているが、バッテリー容量がWよりも約半分程度しかなく、バッテリーの持ちが悪いのが少々ネックとなる。

より画面が大きくなって操作がしやすくなったポケトークS Plusのレビューは以下の記事を参照してほしい。

POCKETALK S Plus(ポケトークS Plus)は、ソースネクストが販売する翻訳機「ポケトークシリーズ」の2020年9月7日現在における最新モデルだ。ポケトークSよりも本体サイズ/画面サイズがが大きくなっているのが特徴。今回は、この「ポケトーク S Plus」について商品の詳細や使用してみた感想など詳しく紹介したい。

商品仕様・基本スペック

ポケトークSシリーズの商品仕様は以下の通り。

品名 POCKETALK Sシリーズ
カラー

ホワイト/ブラック/ゴールド/レッド/ピンクゴールド
公式サイト限定カラー:メタルグレー/メタルグリーン

通訳対応言語数 55言語間では音声とテキストによる通訳が可能
20言語では音声で入力した翻訳結果のテキスト表示が可能
基本機能
  • 多言語双方向翻訳
  • 133の国や地域で使えるeSIM内蔵
  • フレーズのお気に入り登録
  • 現地時刻表示
  • ポケトークセンター
  • 翻訳結果のローカル再生
その他の機能
  • カメラ翻訳
  • AI会話レッスン機能(英語、中国語)
  • 現地単位変換
  • メダル獲得
本体サイズ
  • 幅:53.8mm
  • 厚み:約11.5mm
  • 高さ:約91.6mm
本体重量 約75g
画面サイズ 画面:2.8インチ
液晶ディスプレイ/解像度 タッチパネル/640x480ピクセル
スピーカー 1.5Wスピーカー × 2
マイク ノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイク
CPU ARM Cortex53 Quad-Core 1.3GHz
OS Android OS 8.1のカスタマイズOS
メモリ
  • ROM:8GB
  • RAM:1GB
充電端子 USB Type-C
バッテリー リチウムイオン電池
バッテリー容量 1200mAh
連続待受時間 約60時間
※電波を正常に受信できる静止状態での平均時間。使用環境や設定などにより、連続待受時間は変動する。
連続翻訳時間 約270分
※10分あたり5分間連続して翻訳を行ない、輝度50%、音量50%の状態で繰り返した場合の時間。使用環境や設定などにより、連続翻訳時間は変動しする。
充電時間 約105分
※本製品付属品の電源アダプタとケーブルを使用
ワット時定格量 4.56Wh
充電仕様 入力電圧:5V / 入力電流 2Aまで
Bluetooth Bluetooth 4.2
SIMカード スロット nano-SIM /内臓eSIM(同梱モデルのみ)
内蔵eSIM同梱モデル グローバル通信2年付き(133の国と地域で使用可能)
データ通信方式、対応周波数帯
  • 3G[W-CDMA] 1/2/5/6/19
  • 4G
    [FDD-LTE] 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28b
    [TD-LTE] 38/39/40
Wi-Fi対応周波数
  • IEEE802.11a/b/g/n
  • 2.4GHz:1~11ch
  • 5GHz:5.2GHz(W52)、5.3GHz(W53)、5.6GHz(W56)
GPS 搭載
動作環境 0℃~40℃(結露がないこと) 
保存温度 -20℃~45℃(結露がないこと)
型番
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き ブラック PTSGK
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き ホワイト PTSGW
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き ゴールド PTSGG
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き レッド PTSGR
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き ピンクゴールド PTSGP
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き ドラえもん特別セット PTSGD
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き メタルグレー PTSGY
  • POCKETALK (ポケトーク) S グローバル通信2年付き メタルグリーン PTSGN
  • POCKETALK (ポケトーク) S ホワイト グローバル通信なし PTSWW
同梱物
  • POCKETALK本体
  • スタートガイド
  • 取扱説明書
  • ユーザー登録カード/ハードウェア保証書(日本国内のみ)
  • 充電用USBケーブル(本体側:USB Type-C 給電側:USB Type-A)
  • USB充電器
  • 使用許諾条件書

ポケトークSの値段・価格

ソースネクストが運営するポケトーク公式サイト「pocketalk.jp」では、「ポケトークS」のeSIM内臓モデル(グローバル通信2年付き)を以下の値段・価格で購入可能だ。

グローバル通信2年付き
 ※133の国と地域で使えるPOCKETALK専用eSIM内蔵
価格 29,800円(税抜)

送料無料かつ3,278ポイント(3,278円相当)も付く※ので非常にお得!

※2020年8月30日現在の情報

ポケトークSには、ポケトークSの外観デザインをドラえもん仕様にしてドラえもんポーチやクリアケース等をセットにした「ドラえもんEdition」というモデルも販売されている。

ポケトークS ドラえもんEdition
グローバル通信2年付き
 ※133の国と地域で使えるPOCKETALK専用eSIM内蔵
価格 34,800円(税抜)

ポイントも、3828ポイント還元される。ドラえもんファンやかわいいデザインを好む方は、少し高くなるがドラえもんEditionの購入を検討してみるといいだろう。

ポケトーク Wとの違い

ポケトークSとポケトークWの主な違いは以下通りだ。

ポケトークS ポケトークW
価格 29,800円 19,800円
多言語双方向翻訳
カメラ翻訳機能 -
AI会話レッスン機能
(英語、中国語)
-
約53.8mm 約59.8mm
厚み 約11.5mm 約15.8mm
高さ 約91.6mm 約110mm
重量 約75g 約100g
画面 2.8インチ 2.4インチ
解像度 640x480px 320x240px
リアカメラ 800万画素オートフォーカス -
バッテリー 1200mAh 2200mAh
連続待受時間
約60時間
約240時間
連続翻訳時間 約270分 約420分
充電時間 約105分 約135分
ワット時定格量 4.56wh 8.14Wh
Bluetooth Bluetooth4.2 Bluetooth 4.0
データ通信方式、対応周波数帯 3G
[W-CDMA] 1/2/5/6/19
4G
 [FDD-LTE] 1/2/3/5/7/8/18/19/20/26/28b
[TD-LTE] 38/39/40
3G
[W-CDMA]1/2/5/6/19
4G
[FDD-LTE] 1/2/8/19/28b
Wi-Fi対応周波数 IEEE802.11a/b/g/n
2.4GHz:1~11ch
5GHz:5.2GHz(W52)、5.3GHz(W53)、5.6GHz(W56)
IEEE802.11a/b/g/n
2.4GHz:1~14ch
5GHz:5.2GHz(W52)
GPS
搭載 非搭載

大きな違いとしては、リアカメラ、GPS、カメラ翻訳機能、AI会話レッスン機能搭載の有無と本体サイズ、バッテリー容量の違い。

細かな点では、Bluetoothバージョンやデータ通信の対応周波数帯とWi-Fi対応周波数帯が少し異なっている。

ポケトークSは、会話による通訳・翻訳だけでなく文字による翻訳も行いたい人や、英会話の練習にも重きを置きたい人にお勧めのモデルとなっている。

ポケトーク Sで出来ること

ポケトークS(eSIM内臓モデル)の主な機能や特徴を以下にまとめてみた。

  • 55の言語において、音声入力で音声とテキストに通訳・翻訳
  • 20の言語において、音声入力で翻訳結果のテキストを表示
  • 133の国や地域でそのまま使えるeSIM内臓
  • 契約不要、通信料なしでモバイル通信を2年間利用できる
  • ユーザー登録するとモバイル通信の利用期間を3か月延長できる
  • eSIM利用期間満了後、追加費用を払えばモバイル通信の継続利用も可能
  • 本体はコンパクトな名刺サイズ
  • 解像度はポケトークWの2倍
  • ボタンを押しながら話すだけの簡単操作で通訳が可能
  • カメラで撮影した文字を翻訳可能
  • 海外でよく使うフレーズを中心にAIによる会話レッスンが可能
  • ポケトークで話した内容で13言語の発音練習が可能(ロゼッタストーンPOCKETALK Link)
  • ノイズキャンセリング機能搭載デュアルマイクで人混みでも快適に使える
  • 2.4インチディスプレイ、タッチパネル搭載
  • 5色+2色(公式限定)のカラーバリエーション
  • ソフトウェアアップデートによる新機能の追加や性能アップが可能
  • 翻訳結果を何度でもリピート再生可能
  • フレーズのお気に入り登録ができる
  • ロック画面で現地時刻を表示可能
  • 翻訳履歴をスマートフォンやパソコンのブラウザ上で確認可能(ポケトークセンター)
  • 現地単位変換機能を搭載
  • 定形文の登録・呼び出しが出来る

ポケトークWのパッケージ内容及び外観紹介

箱を開けるとHelloと書かれた用紙がお出迎え。2つ折りになっており中には簡単なスタートガイドが記載されている。

今回はレンタル品のため、中に入っていた紙類は以下の3点。実際の販売品には「ユーザー登録カード/ハードウェア保証書(日本国内のみ)」も一緒に入っている。

本体、その他付属品は以下のように収まっている。

ポケトークWには標準で付属されていなかったUSB充電器※がポケトークSでは標準で付属している。

※公式サイトで販売のポケトークW エントリーパックには特典として充電用ACアダプタが付属。

付属の充電用USBケーブル。片方が「USB Type-C」コネクタ、もう片方が「USB Type-A」コネクタとなっている。

ポケトークSの本体がこちら。

丸みのあるポケトークWとは違いポケトークSは四角い形状だ。

表面には保護シートが貼ってある。

ポケトークWの下部には、USB充電ケーブルを差し込むためのUSB Type-Cポートがある。

右サイド側の上部に電源ボタン、下部には音量操作ボタンを搭載。

左サイド側には、nano SIMカード用のSIMカードスロットを搭載。

上部には、スピーカー用の空気穴が並んでいる。

背面はこんな感じ。上部にカメラ翻訳機能用のカメラを搭載している

初期設定方法

Pocketalk Sは、Wと同じく電源を入れて簡単な設定だけですぐに利用する事が可能だ。

初期設定手順はポケトークWよりもさらに簡単になっている。

まずは、表面の保護シートを外し、右サイド上部にある電源ボタンを長押ししよう。

すると以下のように、起動ロゴが表示されるのでしばらく待つ。

電源入れてしばらくすると言語選択画面が表示されるので、「日本語で操作する」を選択し右上の「OK」ボタンを押す。

すると、モバイル通信の有効化画面が表示されるので完了までしばらく待つ。

「接続できました」と表示されたら「次へ」をタップする。

次にWi-Fi設定画面が表示されるが、eSIM内臓モデルはWi-Fiは必要ないので「SKIP」を押して飛ばしてもいい。

但し、ソフトウェア更新にはWi-Fiが必須となるので、最新バージョンのソフトウェアをすぐに利用したい場合は、ここでWi-Fi設定をしておいてもいいだろう。

eSIM非搭載モデルを購入した人はここでWi-Fiの設定をしておこう。

以下の記事でポケトークWのWi-Fi設定方法を解説しているが、ポケトークSにおいても同じ手順で設定できるので参考にしてほしい。

ポケトークWは、eSIM内臓モデル(2年間のグローバル通信付モデル)を購入していれば、Wi-Fi(ワイファイ)接続設定を行わずとも利用する事が可能だ。ただし、ソフトウェア更新時にはWi-Fi接続が必須となる。当記事では、ポケトークWでWi-Fi接続するための設定方法を解説する。

最後に「使い方」画面が表示されるので右上にある「×」を押して閉じる。

以下の画面になれば利用を開始する事が出来る。

ソフトウェアアップデートも行っておこう

ポケトークSは、ソフトウェアアップデートを行うことで機能の改善や新機能の追加が行われる。

利用開始後、ソフトウェアの更新があるかチェックしよう。

以下の記事でポケトークWのソフトウェアの更新方法・手順を解説しているが、ポケトークSも同じ手順でソフトウェアアップデートできるので参考にしてほしい。

POCKETALK W(ポケトークW)は、ソフトウェアの更新・アップデートを行なうことで不具合修正や機能の追加等を行うことが可能だ。当記事では、ポケトークWのソフトウェアを更新する手順を詳しく紹介しているので、アップデートする際に参考にしてほしい。

ポケトークWで出来ることはポケトークSでも可能

ポケトークSは、ポケトークWの上位機種となる。

そのため、ポケトークWに搭載されている機能はポケトークSでも利用する事が可能だ。

翻訳精度も同じで変わらない。

なので、ポケトークWで何が出来るのかを以下の記事で理解しておこう。

お笑い芸人のさんまさんのCMでおなじみ、夢の翻訳機POCKETALKシリーズ。今回SOURCENEXT(ソースネクスト)様よりPOCKETALK W(ポケトークW)をお借りすることができたので、商品の詳細や使い方、使用してみた感想など詳しく紹介してみたい。

ポケトークシリーズ最小・最軽量で持ち運びが簡単

ポケトークSは名刺サイズの大きさで、シリーズで最も最小・最軽量のモデルとなっている。

以下のポケトークS(左)とポケトークW(右)を並べた写真。

以下は高さを比較した写真。

幅、厚み、高さ、重量全てにおいて、ポケトークSの方がコンパクトになっている。

持ち運びのしやすさはポケトークSの方が有利だ。

公式サイトなら限定カラーモデルを購入可能

ポケトークSでは通常、ホワイト/ブラック/ゴールド/ピンクゴールド/レッドの5色のカラーバリエーションが用意されている。

公式サイトでは、上記の5色に加えて公式サイト限定のオリジナルカラー2色「メタルグレー/メタルグリーン」も購入する事ができ、選択の幅を広げることが出来る。

ソースネクスト ポケトーク公式サイトより引用

通訳・翻訳操作はシングルボタンで操作

ポケトークWでは、翻訳操作に使用するための物理ボタンは2つあったのだが、ポケトークSでは、物理ボタンが1つに変更された。

ポケトークSで通訳・翻訳を行うための手順は以下のようになる。

  1. 使用する言語を選択
  2. 翻訳方向を選択
  3. ボタンを押しながら話す

ポケトークWだと翻訳用の物理ボタンが2つあるためボタンを押すだけで翻訳する事が出来た。

ポケトークSは、物理ボタンが1つになったことにより、画面内で翻訳方向を都度選択しなければいけなくなり、ポケトークWよりも手間が一手間余計にかかるようになっている。

そのため、翻訳の使い勝手はポケトークWよりも若干悪くなっている。

画面はポケトークWより見やすい

ポケトークSはポケトークWよりもコンパクトになっているが、画面の表示領域は逆に大きくなっていて解像度も2倍になっている。

なので、画面はポケトークWよりも見やすくなっている。

以下は、翻訳履歴表示の比較。

翻訳履歴画面はスワイプ操作で表示

ポケトークWの翻訳履歴はホーム画面にずらずらと表示される仕様だった。

ポケトークSでは、画面内で翻訳方向を切り替える仕様を採用した結果、ホーム画面に翻訳履歴を表示できなくなり、かわりにスワイプ操作で表示するように変更されている。

ポケトークSの上部にあるタブを下にスワイプさせると翻訳履歴を表示する事が可能だ。

翻訳履歴画面を下から上にスワイプすれば、履歴画面を閉じることが出来る。

各翻訳履歴もスワイプで削除とお気に入り追加が可能に

各翻訳機歴の削除やお気に入りに追加するには、翻訳履歴長押しで表示されるメニューから操作する事が出来る。

これは、ポケトークWでも同じだ。

ポケトークSでは、さらに各翻訳履歴のスワイプ操作が可能になっており、左にスワイプすると削除、右にスワイプするとお気に入りに追加できるようになっている。

これにより、「削除」及び「お気に入りに追加」の操作が非常に素早く簡単に行えるようになった。

履歴を左にスワイプすると削除アイコンが表示され、そのまま左にスワイプしきれば削除する事が出来る。

履歴を右にスワイプすればお気に入りアイコンが表示され、そのまま右にスワイプしきればお気に入りに追加できる。

音量調節用物理ボタン搭載でより便利に

ポケトークWは音量操作物理ボタンが搭載されておらず、わざわざ設定画面を開いて音量調節をする必要があった。

ポケトークWのレビュー記事でも不満な点として取り上げたが、ポケトークSでは音量操作用の物理ボタンが搭載され、この不満点は解消されている。

やはり、物理ボタンですぐに音量操作できるのは非常に便利だ。

カメラ翻訳機能は旅行・語学学習にかなり役立つ

ポケトークSには、本体リアカメラで撮影した文字を翻訳する事が出来るカメラ翻訳機能が搭載されている。

55もの言語を自動で認識して翻訳表示してくれるというまさに未来ガジェットと呼ぶにふさわしい機能だ。

カメラ翻訳機能は、ホーム画面左上のアイコンをタップして表示されるランチャーメニューから起動する事が出来る。

すると、ポケトークSのリアカメラが起動し、撮影モードになる。

画面下のトークボタンを押すと撮影する事が出来る。

今回、ポケトークのユーザーマニュアルを撮影してみる事にした。

撮影後は、下画像左の写真の状態になる。

そのままチェックアイコンをタップして翻訳処理に進んでもいいが、下画像右のように画面外周に表示されている白い白枠を動かして、チェックアイコンをタップすれば特定の領域だけ翻訳させる事も可能だ。

以下は特定の領域に絞って翻訳させた結果だ。問題なく翻訳されていることがわかる。

さらに、翻訳された文字をタップすると、元言語と翻訳結果を1画面で見やすく表示され、両方の言語を音声で再生する事が出来てしまう。

この機能は英語学習にもかなり役に立つはずだ。

例えば、手元にある外国書で意味の分からない箇所を写真にとって意味を把握し、さらに発音まで確認できるのでリスニングの練習及びシャドーイングによるスピーキングの練習に役だてる事が出来る。

一度カメラ翻訳させた結果は自動保存される。

履歴がある場合、カメラ翻訳起動画面の右上にボックスが表示されるので、それをタップすればいつでもカメラ翻訳履歴にアクセスする事が可能だ。

カメラ翻訳機能があると、海外旅行先で行くレストランのメニューや看板、標識等を翻訳する事が出来るので、海外旅行時の強力な助けになる事間違いなしだ。

以下のような看板もさくっとカメラ翻訳機能で翻訳させることが出来る。翻訳語の文字が見切れてしまう事があるが、そういう場合は先ほど紹介した翻訳文字をタップして表示される詳細画面で全てを確認する事が出来る。

AI会話レッスン機能で会話の事前練習が可能

ポケトークSには、AI会話レッスン機能が搭載されており、あらかじめ設定された利用シーンにおける会話の練習を行うことが出来る。

練習可能な言語は、2020年9月5日時点においては英語と中国語のみとなっている。

ホーム画面左上のアイコンをタップして表示されるランチャーメニューから「会話レッスン」をタップすれば起動する事が可能だ。

現時点で用意されている利用シーン及びレッスン内容は以下の通りとなっている。

シーン レッスン内容
空港・機内 機内食を注文する
入国審査
両替する
ホテルへの移動
搭乗手続き
ホテル チェックイン
館内施設について尋ねる
朝食の案内
周辺施設について尋ねる
部屋のお湯が出ない
鍵の紛失
体調不良
チェックアウト
移動 道を尋ねる
切符を購入する
電車に乗る
紛失
タクシーに乗る
バスに乗る
レストラン 食事を注文する
入店する
トイレの場所を尋ねる
注文と違う
食事の感想
会計する
観光 チケットを購入する
開館時間を尋ねる
写真をとってもらう
撮影可能か尋ねる
観光ツアーを申し込む
ショッピング 商品を探す
値段を尋ねる
商品を選ぶ
試着する
支払う
免税店での買い物

以下、「空港・機内」シーンの「機内食を注文する」レッスンを選択した所。

レッスンを選択すると、画面に表示されている人物が自動的に話し出すので、話を聞いてからトークボタンを押しながら話し返せばよい。

もし自動的に流れる会話内容が聞き取れなかった場合は、「会話を表示」の所をタップすれば、テキストで話した内容を表示してくれる。

意味が分からない場合は、もう一度タップすると日本語で表示されるようになっている。

もう一度タップすれば、トーク入力待ち受け画面に戻る。

相手の質問にこちらが回答すれば、AIが内容にあった答えを返してくれる。

おかしな受け答えをしてしまうと、もう一度話してくださいと再度話すように指示されるので、通じるまでチャレンジしよう。

AI会話レッスンでは、こちらの答え方によって相手の受けごたえが変わるのでリアルな会話の練習を行うことが可能だ。

もし何を言えばいいかわからなくなった場合は、ポケトークの翻訳機能を使って話したい内容を翻訳し、翻訳結果をシャドーイングするなりして練習してからチャレンジするといいだろう。

AI翻訳機能を利用してみて以下のように気になった点もあるので今後改善してくれることを願いたい。

  • 相手の話す内容を繰り返し再生できない
  • 1レッスン終わった後、会話の流れ全体をテキストで確認・復讐できない
  • 自分が話した音声がどのように認識されたのかテキストで確認できない。
  • 同じレッスンを繰り返したい場合でも余計な手間がかかる(レッスンを選び直さないといけない)

AI会話レッスンは、まだまだ改善の余地がある機能だが、海外旅行前にリアルな会話のシミレーションが行えるのはなかなか面白い機能だと思う。

何度もチャレンジして、いろいろな回答が自在に出来るようになれば、外国語会話力はかなりレベルアップするだろう。

いまいちな点

トークボタンの光るLEDは無駄なのでいらない

ポケトークSのトークボタンは、電源を付けている間つねにゆっくり点滅を繰り返すようになっている。

正直LEDの点滅には何の意味もない。

ポケトークSはただでさえバッテリー容量がすくないんだから、こういう余計なことでバッテリーを消費するのは無駄なのでやめてほしい。

2ボタンの方が通訳しやすい

ポケトークWでは2つあったトークボタンが、ポケトークSでは1つに減らされてしまった。

このせいで、誰かと通訳する時に画面にタッチして通訳方向を切り替えるという余計な動作を行わないといけなくなった。

相手と会話する時毎回この動作が必要になるので結構面倒な仕様だ。

通訳のしやすさでは、ポケトークWの方が勝っている。

履歴スワイプメニューの挙動がいまいち

ポケトークSでは、翻訳履歴の表示を画面上部からのスワイプダウン操作で表示するようになっている。

この点はいいのだが、表示した翻訳履歴を上にスクロールさせている最中に最後の履歴に達してしまうと履歴があっさりと閉じてしまう。

この挙動が結構煩わしい。

最終履歴に達してちょっとでもスワイプアップを検知すると履歴が閉じてしまうのではなく、ユーザーが一番上まで持ち上げないと自動で閉じないようにしてほしい。

じゃないと最終履歴が確認しずらくてしかたない。

ポケトークWのレビューで指摘したいまいちポイント

ポケトークWのレビューで指摘した以下のいまいちポイントは、ポケトークSでも健在だ。

  • Wi-Fiルーターとしても利用できるようにしてほしい
  • 疑問文で?がつく場合と付かない場合がある
  • 履歴表示がどの言語で翻訳されたものなのかがわからない
  • メダル機能は必要ない
  • ホーム画面で充電残量がわからない

詳しい内容は、以下のポケトークWレビュー記事を参照してほしい。

お笑い芸人のさんまさんのCMでおなじみ、夢の翻訳機POCKETALKシリーズ。今回SOURCENEXT(ソースネクスト)様よりPOCKETALK W(ポケトークW)をお借りすることができたので、商品の詳細や使い方、使用してみた感想など詳しく紹介してみたい。

最後に

ポケトークWは、通訳・翻訳機能に特化していたが、ポケトークSではさらに語学学習機能も加わって一石二鳥のデバイスに生まれ変わっている。

得に、カメラ翻訳機能は非常に便利で、旅行と学習両方に大活躍してくれるはずだ。手持ちの洋書等を読破する際にも大いに役立つ。

通訳翻訳だけでなく語学学習にも活用使用したいという人は、ポケトークWよりポケトークSを選択するのがお勧めだ。

バッテリー容量がポケトークSの唯一の弱点となるので、海外旅行時に持ち歩く際は以下のようなモバイルバッテリーも一緒に携帯をお勧めしたい。


POCKETALK(ポケトーク)

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