WEBサイトがある程度完成した時点で登録しておきたいサービスがある。
それが、「Google Search Console(グーグルサーチコンソール)」だ。
この記事では、WEBサイトを運営する人にとっていまや必須サービスとなっているGoogle Search Consoleについて、2021年01月6日現在の情報を元に解説する。
Google Search Consoleとは?
Google Search Console(グーグルサーチコンソール)は、Googleによって提供されているサービスで誰でも無料で利用することができる。
サーチコンソールを使用すれば、登録したサイトがGoogle にどのように認識されるかを確認することができ、Google検索におけるWEBサイトのパフォーマンスを最適化することができる。
具体的には、ユーザーが自分のサイトにどのようなキーワードでアクセスしてきているのか、どのサイトからリンクを受けているのか、Webページのクロール状況やgoogle検索への登録インデックス数、運営サイトに問題点はないかなどを把握できたりする。
適切に設定を行えば、google検索に自分のサイトを効率よくクロールしてもらえるようになるので、本気でWEBサイトを運営するならば必ず登録しておくべきサービスといえよう。
Search Consoleへの登録方法
google Search Consoleのトップページ(以下のURL)にアクセスして、利用するGoogleアカウントにログインする。
初めて利用する場合
一度も運営サイトを登録したことがなく、初めて利用する場合は以下画面で「今すぐ開始」ボタンをクリックする。
すると、「プロパティタイプを選択してください」という画面が表示される。
具体的な設定方法については、下の「すでに登録サイトがある場合」のプロパティタイプの選択画面以下を参照してほしい。
すでに登録サイトがある場合
Search Consoleにログインして、左上のドメイン表示部分をクリックする。
すると、登録サイトがプルダウンで表示されるので、一番下にある「プロパティを追加」をクリックする。
プロパティタイプの選択画面が表示される。
プロパティタイプには、「ドメイン」と「URLプレフィックス」の二つが選べる。
ドメインを選択した場合、ドメイン全体(www付き、wwwなし、https、http)の全てを計測する事が出来る。
一方、URLプレフィックスを選ぶと、指定したプレフィックスで始まるURLのみが計測対象となり計測できる範囲が限定されてしまう。
基本はドメインの方を選択すればOK.
ここでは、ドメインを選択する場合を解説する。
ドメインの方のテキストボックスに、登録したいドメイン名を入力し「続行」ボタンを押す。
次に、登録するドメインを管理しているドメインプロバイダにアクセスし、DNS設定の所に「google-site-verification=」で始まるTXTレコードをコピーする。
ここでは、私が利用しているValueDomainで設定する方法を紹介する。
バリュードメインにログインし、左メニューの「ドメイン」から「ドメインの設定操作」をクリックする。
ドメイン設定操作画面が表示され、ドメイン一覧が表示されるので、サーチコンソールに登録するドメインの所にある「DNS/URL」をクリックする。
ドメインのDNS設定画面が表示されるので、下のテキストフィールドに「txt @ 」を追加して後ろにGoogleサーチコンソールでコピーしたTXTレコードをペーストする。
追加したら下にスクロールして「保存」ボタンをクリックする。
後は、Googleサーチコンソールに戻って「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」ダイアログの「確認」ボタンをクリックする。
所有権を証明しましたと表示されれば登録は完了だ。
プロパティに移動をクリックすれば、登録ドメインのSearch Console画面が表示される。
最後に
この記事では、ウェブサイトをGoogle Search Consoleに登録する手順を紹介した。
ウェブサイト運営者がSEOを行う上で重要な情報が数多く取得できるので、Webサイトが完成したらまずはGoogleのサーチコントロールに登録することを強くお勧めする。
今回は登録方法のみの紹介だったが、別の機会に利用方法についても解説できればと思う。
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