WEBサイトを公開し、運営に慣れてきたらサイトの収益化を考えてみよう。
サイトの収益化方法で、最も手軽に行えるのが「Google AdSense」である。
WordPressテーマのSimplicityは、標準でGoogle AdSense広告に対応しているため、このGoogleアドセンス広告を簡単な作業で掲載することが可能だ。
この記事では、Simplicityで構築したワードプレスサイトにGoogleアドセンス広告を掲載する手順を2017年12月7日現在の情報を基に紹介する。
Google AdSense広告の作成
まずは、Google AdSenseのサイトで広告を作成し、サイトに掲載するタグを取得しよう。
Google AdSenseにアクセスし、AdSenseを利用するアカウントにログインする。
ログイン後、左メニューから「広告の設定」をクリックする。
左メニューの「広告ユニット」が自動的に選択され、右側に広告ユニット画面が表示されるので、「新しい広告ユニット」ボタンをクリックする。
広告の種類を選択する画面が表示されるので、「テキスト広告とディスプレイ広告」を選択する。
レクタングル(大)(336 x 280)広告の作成
以下の手順でレクタングル(大)(336 x 280)広告ユニットの作成を行う。
①「名前」に管理用の広告名を入力
②「広告サイズ」でレクタングル(大)を選択
③「広告タイプ」で「テキスト広告とディスプレイ広告」が選択されていることを確認
④「保存してコードを取得」ボタンをクリックする。
以下のように広告コード画面が表示されるので、広告コードを全てコピーし、後でワードプレスに設定できるようにテキストエディタに一時的に貼り付けておく。
レクタングル(300 x 250)広告の作成
レクタングル(大)広告ユニットの作成と同じように、レクタングル(300 x 250)広告の作成を行い、作成した広告コードをコピーして、テキストエディタに張り付けておこう。
Simplicity(ワードプレス)側の設定
WordPressにログインし、管理画面左メニューの「外観」から「ウィジェット」をクリックする。
ウィジェット設定画面が表示されるので「広告」ウィジェットの位置を確認します。
広告 336×280ウィジェットの設定
左の「[S]クラシックテキスト」の部分をマウスでクリックしたまま、右の「広告 336×280」ウィジェット欄にドラッグ&ドロップする。
クラシックテキストを設定する画面が表示される。
「タイトル」は別に設定する必要はないが、管理しやすくするため以下のように入力しておくとよいだろう。
「内容」の所にGoogle AdSenseで作成したレクタングル広告(大)の広告タグを張り付け、「保存」ボタンをクリックする。
広告 300×250ウィジェットの設定
左の「[S]クラシックテキスト」の部分をマウスでクリックしたまま、右の「広告 300×250」ウィジェット欄にドラッグ&ドロップする。
クラシックテキストを設定する画面が表示される。
「内容」の所にGoogle AdSenseで作成したレクタングル広告(300×250)の広告タグを張り付け、「保存」ボタンをクリックする。
以上で、Google AdSense広告の設定は全て完了だ。
アドセンス広告の動作確認
以下のように「スポンサーリンク」という表記が付いた広告が投稿記事に表示されていたらOKだ。
Simplicityのデフォルト設定のままだと、記事下にレクタングル広告(大)が2つと関連記事下にレクタングル広告(大)が1つ表示されているはずだ。
レクタングル(300×250)の広告は、モバイル表示で使用されているので、スマートフォンでサイトにアクセスして正しく表示されているか確認してみよう。
最後に
今回の記事では、WordPressテーマ「Simplicity」を用いて構築したワードプレスにGoogle AdSense広告を掲載する手順を紹介した。
Simplicityでは、アドセンス広告の表示位置の変更にも対応しており、記事本文中に広告を表示することも可能だ。
アドセンス広告の表示位置の調整方法については、次回の記事で解説を行う。
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