以下の記事でWordPressテーマの「Simplicity」のインストール方法を紹介した。
ワードプレステーマ「Simplicity」のインストール方法
今回は「Simplicity」 の子テーマのインストール方法を取り上げる。
ワードプレスをカスタマイズしていくにあたって、通常テーマファイルを編集していくことになるわけだが、テーマファイルを編集する方法としては、配布されているテーマ本体(親テーマ)を編集する方法と子テーマを用意してそちらを編集するやり方がある。
だが、親テーマを直接編集する方法は推奨されない。なぜならテーマファイルのバージョンアップ等で新しいバージョンのテーマを適用してしまうとこれまで修正した内容がすべて新しいものに書き換えられてしまいせっかくの努力が無駄になってしまうからだ。
また子テーマ側で編集しておけば、もし子テーマの編集に失敗して変な状態になったとしても子テーマを削除すれば親テーマのデフォルト状態に復帰することが簡単に出来る。
なので、通常ワードプレスのテーマのカスタマイズは子テーマを使って行うことが推奨されるわけだ。
今後Simplicityのテーマをカスタマイズする場合に備えて、Simplicityの子テーマもインストールしておくことをお勧めする。
今回の記事ではこの Simplicityの子テーマをインストールする方法を紹介する。
子テーマのダウンロード
以下のURLにアクセスしてSimplicityの子テーマをダウンロードしよう。
ページを下に少しスクロールすると「子テーマ(無印)」と書かれた箇所があるので、そこの「ダウンロード」をクリックする。
以下のようなダイアログが表示される(Firefoxブラウザの場合)ので「ファイルを保存する」を選択し「OK」ボタンをクリックして PCにファイルを保存しよう。
Simplicity子テーマのインストール
WordPressテーマ「Simplicity」をインストールしているWordPressにログインし、管理画面左メニューから「外観→テーマ」を選択する。
テーマ管理画面が表示されるので「新規追加」ボタンをクリックする。
テーマを追加画面が表示されるので「テーマのアップロード」をクリックする。
次の画面、「ZIP形式のテーマファイルをお持ちの場合、こちらからアップロードしてインストールできます。」の下にある「参照」ボタンをクリックする。
ファイルの選択ダイアログが表示されるので先ほどWebサイトからダウンロードしたsimplicity子テーマファイルの「simplicity2-child20161002a.zip」ファイルを選択し「開く」ボタンをクリックする。
次に、「今すぐインストール」ボタンをクリックする。
テーマのインストールが自動的に始まり、「テーマのインストールが完了しました」と表示されたら、「有効化」をクリックする。
「新しいテーマを有効化しました」と表示され、Simplicity2 childが有効となっていればインストール完了だ。
右側が親テーマで、左側が子テーマとなる。
子テーマファイルの編集方法
子テーマファイルのインストールが完了したので、子テーマファイルを直接編集する方法を紹介しておく。
WordPress管理画面左メニュー「外観」より「テーマの編集」をクリックしよう。
すると画面に「注意!」と書かれたダイアログが表示され、テーマの直接編集は危険だぞーと脅される(笑)
今回子テーマをインストールしたので何も恐れる必要はない。鼻歌を歌いながら「理解しました」をクリックだ!!!。
するとテーマ編集画面が表示される。
右側のテーマファイル一覧から編集したいファイルをクリックし、左側のエディタで編集してページ下の「ファイルを更新」ボタンをクリックする。
これが一連のテーマファイル編集の流れだ。
ただ編集の際は、ページ右上にある「編集するテーマの選択」ドロップダウンリストで「Simplicity2 child」が選択されていることを必ず確認しよう。
「Simplicity2 child」になっていない場合は、「Simplicity2 child」を選択し「選択」ボタンを押してテーマを切り替える必要がある。
ドロップダウンリストからは親テーマである「Simplicity2」も選択できてしまうので間違って親テーマの方を選択することがないよう注意しよう。
最後に
今回はWordPressテーマ「Simplicity」の子テーマのインストール方法を紹介した。
子テーマをインストールしておけば、今後は子テーマのファイルを編集することでSimplicityテーマをカスタマイズすることができる。
「Simplicity」のインストールが終わったら、子テーマも一緒にインストールしておくことをお勧めする。
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