前回、WordPressテーマ「Simplicity」でサイドバートップにGoogle AdSense広告を掲載する方法を紹介した。

今回は、Simplicityで記事中にGoogle AdSense広告を表示する方法を紹介したい。
Simplicityで記事中にAdSense広告を表示するには?
Simplicityテーマを使用した場合、記事中にGoogle AdSense広告を表示するには以下の方法が考えられる。
- カスタマイザーの広告設定を使う方法
- ショートコードを使用する方法
カスタマイザーの広告設定を使う方法
Simplicityのカスタマイザーの広告設定を使用して、記事中にGoogle AdSense広告を表示する手順を解説する。
WordPress管理画面左メニュの「外観」から「カスタマイズ」をクリックする。

カスタマイズ画面が表示されるので、左メニューから「広告」をクリックする。

左メニューが広告設定に切り替わるので、「広告位置」の「本文記事中(H2見出し手前)」ラジオボタンを選択し、「公開」ボタンをクリックする。

以上で設定は完了だ。
これで、記事で最初に使用されているH2見出しの前にGoogle AdSense広告が表示されるようになる。
Table of Contents Plus(目次プラグイン)を使用している場合は、目次の直前に表示される。
ただし、この方法を使用した場合、関連記事下に表示されていたアドセンス広告は表示されなくなる。
関連記事下にもアドセンス広告を表示したい場合は、関連記事下に広告ウィジェットを配置するなどすれば対応は可能だ。
ショートコードを使用する方法
Simplicity2.6.1からショートコードを使用してGoogle AdSense広告を挿入できるようになった。
ショートコード機能を利用するにはテーマカスタマイザーの設定とウィジェットへの広告設定を行う必要がある。
テーマカスタマイザーの設定
WordPress管理画面左メニュの「外観」→「カスタマイズ」→「広告」をクリックし、広告設定メニューの中のショートコードの利用にチェックをつけて右上にある「公開」ボタンをクリックする。

これで、ショートコード機能が有効になる。
ウィジェットへの広告設定
WordPress管理画面左メニューの「外観」から「ウィジェット」をクリックする。

ウィジェット管理画面の中にある「広告336×280」と「広告300×250」ウィジェットにAdSense広告を設定する。

ショートコードを利用したAdSense広告の表示は、この2つのウィジェットに設定された広告コードを使用する。表示端末に合わせて「広告336×280」と「広告300×250」のどちらかが適切に表示されるようになっている。
この2つのウィジェットにGoogle AdSense広告を設定する方法は、以下で解説しているのでそちらを参照してほしい。

すでに設定している場合は改めてAdSense広告コードの設定を行う必要はない。
ショートコードの使用
全ての設定が完了したら、あとは投稿文の作成中に好きな位置で
[ad]
と一行記述すればそこにGoogleアドセンス広告が表示される。
例えばh2見出し文の前にアドセンス広告を表示したければ、以下のように記述すればいい。

掲載方法の使い分け方
テーマカスタマイザーの広告設定を使ったほうがいいケース
一般的なアフィリエイト広告を利用せずに、Google AdSenseオンリーでサイトの収益化を行う場合、「テーマカスタマイザーの広告設定を使う方法」がお勧めだ。
カスタマイザー設定で「本文記事中」を選択しておけば、自動で記事中にアドセンス広告が表示されるようになるのでライターは記事の投稿だけに集中できる。
ショートコードを使ったほうがいいケース
Google AdSense以外の一般的なアフィリエイト広告を使用して商品やサービスを紹介することがある場合は、ショートコードを利用する方法がお勧めだ。
ショートコードを利用する方法であれば、投稿する記事に関連するアフィリエイト広告がある場合は、その広告を記事中に掲載し、適した広告がない場合は、ショートコードを使用してアドセンス広告を記事中に掲載するといった柔軟な運用が可能になる。
最後に
この記事では、Simplicityを利用したWordPressサイトで、記事中にGoogle AdSense広告を表示させる手順を紹介した。
記事中広告は、ユーザーがクリックする確立が高いといわれている。
記事中にアドセンス広告を表示することで収益アップに繋がる可能性が高くなるので、当記事を参考にして是非一度記事中アドセンスを試してみてほしい。
コメント