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サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C【レビュー】

サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C【レビュー】

私が愛用していたコーヒー用マグカップが壊れてしまったので、今回「THERMOS(サーモス) 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」を購入してみた。

実際に使用してみた結論としては以下の通り。

「THERMOS(サーモス) 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」は、しっかりとした保冷・保温効果あり。カラーバリエーションが豊富なのもGood。保冷・保温効果の高いマグカップをお探しの方におすすめ!

サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C
総合評価
( 4 )
メリット
  • 多様なカラーバリエーション
  • 保冷・保温効果が高い
  • 別売の蓋を買えば蓋を付けたまま飲める
デメリット
  • 底面に紙のバーコードシールが貼られていて綺麗に剥がすのが面倒
  • 温かい飲み物で蓋を使用した場合、蓋を開けた時に水滴が落ちてくる

以下より、「サーモス 真空断熱マグカップ JDG-350C」の長所と短所、機能性等を詳しくレビューしていくので、購入を検討している方は参考にしみてほしい。

目次

パッケージ紹介・開封の様子

「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」のパッケージはこんな感じ。

箱を開けた所。

こちらがマグカップ本体。蓋が付いている。ブラックカラーはAmazon限定カラーらしい。

取扱説明書。

内容物は以上となる。

デザイン

「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」の外観は、ごく一般的なマグカップの形状になっている。

マグカップ正面と底面と蓋の表面に「THEMOS」の文字が入っている。

蓋の上下はこんな感じ。

材質と構造

「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDGシリーズ」の本体は、ステンレス製の真空二重構造になっている。

真空断熱構造だから、飲み頃温度(保温・保冷)をある一定時間キープすることが出来る。

カラーバリエーション

サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDGシリーズには豊富なカラーバリエーションが魅力の1つ。自分のお気に入りのカラーを見つけよう!

※生産終了と書かれているものは2023年12月18日現在の情報。Amazon限定カラーについては公式HPに情報がないため生産終了しているのか不明。

ベージュ(JDG-352C BE)

スモークブラック(JDG-352C SMB)

ステンレスマット(JDG-352C SMT)

アッシュブルー(JDG-352C ASB)

Amazon限定 ブラック(JDG-350C BK)

Amazon限定 ホワイト(JDG-350C WH)

ステンレス(JDG-350 S)※生産終了

パウダーピンク(JDG-351C PWP)※生産終了

ミルクホワイト(JDG-351C MWH)※生産終了

ネイビー(JDG-351C NVY) ※生産終了

ライトブルー(JDG-350B LB)

ライトピンク(JDG-350DS)

ダークグリーン(JDG-350DS)

サイズバリエーション

サーモス 真空断熱マグカップは、私が今回購入した350mlサイズ以外にも280mlと450mlのサイズバリエーションが存在している。

280mlモデル

450mlモデル

機能性をチェック

直接もっても熱くならないは本当?

サーモス 真空断熱マグカップは、熱々の飲みものを入れても外側が熱くならないとされている。

そこで、実際に本当に熱くならないのをチェックしてみた。

ポットのお湯(98度保温)を飲み口の1cm下まで入れた直後と1分後にマグカップの外側を直接もって感触を確認。

結果、入れた直後、1分後も本体はまったく熱くなっていなかった。

直接本体をもっても熱くならないは本当だった。

結露しにくいは本当?

サーモス 真空断熱マグカップは、結露しにくいというのも売りの1つ。

そこで、本当に結露しにくいのかチェックしてみた。

外気温20度環境可で、サーモス 真空断熱マグカップに氷をたっぷり入れて水を注ぎ10分間放置してみた。

結果は、まったく水滴は付かなかった。

結露しにくいというのは本当だった。

保温・保冷効果はどの程度?温度変化をチェック!

ほぼ同じ大きさの陶器のマグカップを利用して比較対象として、「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」の30分と1時間経った後の温度変化をチェックしてみた。

温度チェックには以下の調理用温度計を使用した。

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保温効果をチェック

電気ポットの98度保温のお湯をマグカップの飲み口約1cm下までお湯を注ぎ、気温18度環境にて時間経過による温度変化を比較。

温度変化をまとめたのが以下の表だ。

 入れた直後30分後60分後
陶器製マグカップ9045.133.5
サーモスJDG-350C(蓋なし)9853.542.6
サーモスJDG-350C(蓋あり)987565.3

まず、サーモスJDG-350Cの場合、お湯を入れた直後は98度のお湯と変わりがないが、陶器製マグカップの場合、入れた直後の温度が大きく下がってしまった。

入れた直後の段階ですでに8度の差が生まれており、熱々の飲み物を楽しみたい場合は、サーモスJDG-350Cの方が優位性が高い事がわかる。

30分後、60分後の蓋なし温度は、サーモスJDG-350Cの方の方が陶器製マグカップより約8度程度高い状態。これは入れた直後の温度差とたいして変わってないことから、蓋なし状態の場合は陶器製もサーモスJDG-350Cも同じ程度の下げ幅で下がっていく感じだ。

しかし、蓋を付けることでこの状況は一変する。

サーモスJDG-350Cの蓋を付けた状態では、蓋なし状態よりも30分後21.5度高く60分後22.7度高かった

このことから、蓋を付けた状態の「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」の保温効果は非常に高いとわかった。

保冷効果のチェック

保冷効果は、サーモス真空断熱マグカップ、陶器製マグカップ、ガラス製マグカップの3種類で比較してみた。

冷蔵庫で冷やしていた水を約260ml程度注いで、気温16度環境にて時間経過による温度変化を比較。

温度変化をまとめたのが以下の表だ。

 入れた直後30分後60分後
陶器製マグカップ9.811.212.5
ガラス製マグカップ10.512.413
サーモスJDG-350C(蓋なし)9.29.49.8

入れた直後の温度については、入れる順番と図るまで少し時間があいたので誤差だと思ってほしい。

問題は、時間経過でどれだけ温度が変化したかだ。

陶器製マグカップは、30分で1.4度、60分で2.7度上昇。

ガラス製マグカップは、30分で1.9度、60分で2.5度上昇。

サーモスJDG-350C(蓋なし)は、30分で0.2度、60分で0.6度上昇。

陶器製マグカップとガラス製マグカップについては、顕著な差は見られなかったが、サーモスJDG-350C(蓋なし)では、他と比べて明らかに温度上昇幅が少なかった

1時間経ってもわずか0.6度ほどしか変わらないので、「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」の保冷効果は高いとわかる。

どこで作られている?

「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」は、裏面のシートに「MADE IN CHINA」と書かれており、中国で作られていることがわかる。

いまいちなポイント

底面の紙のバーコードシール

「サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C」の性能面や使い勝手等については特に不満はないのだが、唯一の不満点が底面に紙のバーコードシールが貼ってある点。

紙なので剥がそうとしても途中で破れてしまい一度できれいに剥がれないし、爪を使って何とか剥がしても下にノリの後が付いてしまい洗い落とさないといけない。

マグカップ自体は良いだけに、こういうしょうもない所で減点ポイントがあるのが非常に残念。

温かい飲み物で蓋を付けると水滴が厄介

温かい飲み物を飲む場合、付属の蓋を付けると保温効果が非常に高くなるのだが、蓋を普通に開けてしまうと蓋についた水滴がデスク上にぼたぼたおちてべちょべちょになる。

これが非常に厄介。

なので、蓋を開ける時はゆっくり開けて蓋の水滴をマグカップの中に落とすなりしてからあけないといけないのだが、これがいちいち面倒。

実は、蓋をつけたまま飲めるようになっている「サーモス マグカップ用フタJDS Lid(M/L)」が別売されている。

これを使えば蓋をつけたたま飲みたい時だけ飲み口をスライドさせて飲めるので、水滴ぼたぼた問題を解決することが可能だ。

一緒に購入しておくことをお勧めしたい。

商品仕様

容量(㎖)350
保温効力(1時間)※167℃以上
保冷効力(1時間)※18℃以下
本体寸法/幅×奥行×高さ(約cm8×11×10
本体重量(約kg0.2

※1 室温20℃±2℃において製品に熱湯を口元から1cm下の位置まで満たし、湯温が95℃±1℃のときからフタを付けて1時間放置した場合におけるその湯の温度

※2 室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水を口元から1cm下の位置まで満たし、水温が4℃±1℃のときから1時間放置した場合におけるその水の温度

THERMOS(サーモス)とは?

THERMOS(サーモス)は、サーモス株式会社が販売する商品ブランドであり、ステンレス製魔法びんの生産量、販売量は世界最大を誇る。

サーモス株式会社は、日本酸素株式会社(現:日本酸素ホールディングス株式会社)が端を発する会社となり、魔法瓶開発において長い歴史を持つ。

1976年に、日本酸素株式会社の社内開発部にて工業用の技術を応用したステンレス製魔法びんの開発を行う新規事業チームが発足し、1978に世界で初めて高真空ステンレス製魔法びん「アクト・ステンレスポット」を製品化。

1989年には日本酸素がイギリス、アメリカ、カナダのサーモス事業を買収し、翌年の2000年にサーモス事業部が発足。

2001年に、長らく魔法びんの製造を担ってきた1980年設立の株式会社日酸サーモと日本酸素サーモス事業部が統合して、現在のサーモス株式会社が設立される。

現在、サーモスは世界120カ国以上で愛されており、世界シェアトップの信頼のブランドを築いている。

まとめ:保温・保冷効果の高いマグカップ

「サーモス 真空断熱マグカップ JDGシリーズ」には、多様なカラーバリエーションが存在するので、お気に入りのカラーで毎日のティータイムを楽しむことが可能。

保冷・保温効果もしっかり発揮してくれるので、日常使用のマグカップとしておすすめだ。

保温・保冷効果の高いマグカップを探している方は購入を検討してみるといいだろう。

ただし、保温効果を十分発揮させるには、付属の蓋を付けておく必要があり、蓋をつけると飲むときに蓋の水滴が落ちるという問題がある。

なので、「サーモス 真空断熱マグカップ JDGシリーズ」を購入する際は、「JDS Lid(M/L)」という蓋を付けたまま飲める専用蓋を一緒に購入するのがおすすめ。

サーモス 真空断熱マグカップ 350ml JDG-350C【レビュー】

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