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タイガー マイコン電動ポット PDR-G301-W【レビュー】

タイガー マイコン電動ポット PDR-G301-W

2019年に買った以下の「象印マイコン沸とうVE電気まほうびん3.0L 優湯生 CV-GB30-TA」が、給湯ボタンを押してもお湯が出なくなってしまった。

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買ってから2年もたってないのに壊れるの早すぎだろ!という事で腹が立ったので今度はタイガーの安めの電気ポット「PDR-G301-W」を購入してみた。

余計な機能がついていないシンプル設計なので価格が安いし、使い勝手もなかなかよい電気ポットだと思う。

目次

タイガー マイコン電動ポット PDR-G301-Wとは?

タイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」は、タイガー魔法瓶株式会社が発売する、電気ポットだ。

「PDR-G301-W」では、小スチーム設計が大きな特徴となっていて、湯わかし時の消費電力を700Wにおさえ、省エネプログラムで蒸気量が従来品(PDK-G型)と比べて約1/3にカットされている。

余計な機能を搭載しないシンプルな設計なので、比較的低価格で購入する事が可能だ。

商品仕様

品 番PDR-G301
容量3.0L
湯わかし時の消費電力700W
1日当りの消費電力量1.21kWh/日
年間消費電力量440kWh/年
サイズ(約)(cm) 幅×奥行×高さ21.2×28.0×29.4
本体質量(約)2.2kg
生産国中国
発売日2016年6月21日

特徴

タイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」の主な機能・特徴は以下の通り。

  • 6時間の節電タイマー付き
  • 3段階の保温設定選択(98℃・90℃・70℃)
  • 蒸気量約1/3カットの省スチーム沸騰
  • カルキぬき・節約再沸とう
  • 自動ロック電動給湯
  • ワイドパネル水量計
  • クエン酸洗浄機能
  • 内容器フッ素加工
  • 傾斜湯漏れ防止機能
  • カラだき防止機能
  • 転倒流水防止

開封の儀

さっそく開封してみよう。

製品が入っている箱はこんな感じ。

箱を開けたところ。

説明書をのけるとこんな感じ。

電気ポット本体。

タイガー マイコン電動ポット PDR-G301

電源ゲーブル

説明書と会員登録のご案内用紙。

内容物は以上で全てだ。

電気ポット本体についてより詳しく見ていこう。

操作パネル部分は非常にシンプルな構成で誰でも簡単に操作できる。

水量計パネル。

電気ポットの右サイド。

電気ポットの後ろ側。

電気ポットの左サイド。

電源コネクタ部分。

電気ポットの上部。

蓋を開けたところ。

蓋は、後部接続部にある着脱レバーを押しながら前方に蓋を引くと外すことが出来る。

蓋を外してみた。

ポットの中身はこんな感じ。

使ってみた感想・評価

沸騰するまでの時間は象印より若干遅め

3.0Lの水が沸騰するまでの時間は、カタログスペックだと約33分となっている。

実際に3.0Lの水を一から98℃保温設定で沸騰させてみたところ、98℃ランプが点灯するまで(カルキ抜きなし)に要した時間は30分28秒だった。

タイガーの電気ポットは、上位モデルであっても700Wで沸騰させるものがほとんどなので、今回購入した「PDR-G301-W」と同社製の他のモデルで沸騰時間にほとんど差は出ないはずだ。

象印には、905Wスピード沸騰モデルがあるので、それと比べるとタイガー電気ポットが湯沸かしが遅くなってしまう。

「象印 CV-GB30-TA」だと、沸騰完了(カルキ抜きなし)まで21分02秒だったので、約9分ぐらい象印電気ポットより遅くなる感じだ。

出来るだけ早く沸騰させたい人は、象印の905Wスピード沸騰が可能な電気ポットを選択した方が良いだろう。

省スチーム

小スチーム設計になっていて、普通に沸騰させるだけだとほとんど蒸気は出ない。

但し、カルキ抜き沸騰をすると蒸気が少し発生する。

「象印 CV-GB30-TA」では、蒸気がもくもく上がっていたが、それと比べると蒸気はかなり抑えられている感じがする。

お湯が出る勢いも丁度良し

お湯の出る勢いは文句なし。

丁度良い勢いで出てくれるのでストレスは感じない。

一応簡単な節電機能も付いている

タイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」には、節電タイマー機能が付いている。

節電タイマーをセットすると、通電がとまり、約6時間後には自動で沸騰して使えるようになっている。

夜寝る前や外出時に節電タイマーをセットしておけば、通電が止まる分電気代を節約する事が可能だ。

唯一のデメリットは年間消費電力量が若干高めなこと

まほうびん構造の電気ポットと比べると年間消費電力量が結構大きくランニングコストが高めなのが「PDR-G301-W」の唯一のデメリットと言っていいだろう。

以下は、タイガーPDR-G301とまほうびんタイプの電気ポットの年間消費電力量を比較した表だ。

タイプ通常タイプまほうびんタイプ
機種タイガー
PDR-G301
タイガー
PIW-A300
タイガー
PIM-G300
象印
CV-GB30
年間消費電力量(kWh/年)440263255273

まほうびんタイプと比べるとタイガーPDR-G301の年間消費電力量がかなり大きいことがわかるだろう。

ランニングコストを重視したい人は、まほうびんタイプの電気ポットの購入がおすすめだ。

プラスチック臭はほとんどなし

一番最初に一回沸騰させて約半量を電動給湯してお湯を捨て、ポットの残り湯も捨てた後に使い始めれば、プラスチック臭はほとんど消える。

最初の一日は若干プラスチック臭っぽいものを感じたが、2日目以降はまったく気にならなくなった。

メリットデメリットまとめ

タイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」のメリット・デメリットは以下の通り。

メリット

  • 価格が安い
  • カルキ抜き沸騰時の蒸気は少なめ(通常沸騰だとほとんどなし)
  • 使い方が簡単

デメリット

  • 年間消費電力量が高くランニングコストが大き目

こんな人におすすめ

タイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」は以下のような人にオススメの商品。

  • とにかく安い電気ポットが欲しい人
  • 多機能性は求めていない人
  • 沸騰するまでの時間が少し遅めでも我慢できる人
  • 魔法瓶保温等の節電機能は面倒で使わない人
  • シンプルイズベストな思考な人

まとめ

まほうびんタイプの電気ポットと通常の電気ポットのどちらを買うべきか非常に迷うところだ。

まほうびんタイプの電気ポットの方がランニングコストを抑えるメリットはあるのだが、それも2年もたたずに壊れてしまえば意味はない。

少しでも安く電気ポットを調達したい人には、電気ポットとして最低限必要な機能は全て揃っているタイガー マイコン電動ポット「PDR-G301-W」の購入を検討してみるといいだろう。

タイガー マイコン電動ポット PDR-G301-W

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