この記事では、タッチパッドのスワイプ操作でWindowsノートPC上で動作しているFirefoxの戻る/進むを機能させることができるアドオン「TouchpadSwipe」を紹介する。
WindowsノートPCのFirefoxは2本指ジェスチャーで戻る/進むが機能しない
私は現在使用しているWindowsノートに限らず、メインで使用するウェブブラウザはFirefoxを使用している。
Macbook ProでFirefoxを使っていた時は、タッチパッドの2本指のジェスチャー(左右のスワイプ)で戻るや進むが機能していたのだが、WindowsノートPC上でFifefoxを使ってみるとこの2本指の左右スワイプが機能しないことに気が付いた。
なぜWindowsだと標準で対応していないのだろうか?
これではかなり使いにくいのでなんとかできないか解決策を調べてみた。
TouchpadSwipeアドオンで無事解決
調べてみると「TouchpadSwipe」というアドオンを使用すれば2本指の左右スワイプジェスチャーでFirefoxの戻る/進むの操作を行えることが分かった。
TouchpadSwipeは、Firefoxバージョン57以上に対応している。
実際にインストールしてみて使ってみたが問題なく動作し、ウェブブラウザがものすごく快適になった。
TouchpadSwipeのインストール方法
まずはFireFoxを起動しよう。
起動したらFirefoxブラウザ画面右上端のメニューボタンをクリックしてプルダウンメニューを表示し、「アドオン」をクリックする。

アドオンマネージャーが起動するので以下の操作を行う。
- 左メニューから拡張機能をクリック
- 検索ボックスに「TouchpadSwipe」と入力しエンターキーを押す。

新しいタブが表示されるので検索結果の「TouchpadSwipe」をクリックする。

TouchpadSwipeの画面が表示されるので、画面中にある「Firefoxへ追加」ボタンを押す。

画面上部に「TouchpadSwiupeを追加しますか?」という表示が出るので、「追加」ボタンをクリックする。

「TouchpadSwipeがFirefoxに追加されました。」と表示されたら「OK」ボタンをクリックする

アドオンマネージャーに戻り、一覧に「touchpadSwipe」が表示されていたらインストール成功だ。

使い方
TouchpadSwipeはインストールするだけで、2本指ジェスチャーが機能するようになっている。
タッチパッド上で2本指を左にスワイプさせれば前のページに戻り、右にスワイプすれば次のページに進むことができる。
使ってみてちょっと注意が必要だと思ったのが、スワイプ量によって挙動が異なってしまうことだ。
大きくスワイプしてしまうと一気に2ページ分戻ってしまったり、逆に少ないと戻らなかったりと若干操作に難がある。
うまく1ページ分戻るや進むを機能させるには、若干スワイプ操作に慣れが必要になるので注意してほしい。
アドオンの設定項目
TouchpadSwipeはアドオンの設定画面にて以下の設定を行うことが可能だ。

①Enabe/Disable animations
デフォルトではチェックがついている。
チェックをつけると、スワイプした時に画面が切り替わるアニメーションが付く。
チェックを外すとアニメーションがなくなり、いきなり画面が切り替わるようになる。
②Reverse scrolling
デフォルトではチェックが外れている。
Reverse scrollingにチェックを入れると、左右にスワイプさせたときの挙動が逆転し、左へのスワイプが「進む」に、右へのスワイプが「戻る」という操作になる。
③Current sensitivity
個々の数値を調整することでタッチパッドの反応を調整できるようだ。
デフォルトは25となっている
より高い数字にすると反応が鈍感になり、より少ない数字にすると反応がより敏感になる。
個人的には敏感に動いてくれた方がいいので、現在設定値は15に設定して使用している。
この辺は個人によって使いやすさは変わってくるので、いろいろ試してみて自分に使いやすい数値に調整しておこう。
設定を変更したら下にある「Save」ボタンをクリックして設定を反映させよう。
まとめ
Microsoft Edgeでは、デフォルトでタッチパッドジェスチャーによる戻る/進むに対応しているのにFirefoxはなぜ対応していないのだろうか?
これができないと本当に不便で仕方ない。
それだけに、TouchpadSwipeは、WindowsノートPC上でFirefoxを使う人にとってなくてはならないアドオンと言っていい。
TouchpadSwipeをインストールしておけばウェブブラウズがかなり効率的に行えるようになるので、是非ともこのアドオンの利用をお勧めする。
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