当ブログでは、商品レビューをよく行うので写真を撮る機会が結構あるのだが、もっと楽に写真を撮りたいと思って今回初めて三脚を購入してみた。
三脚のファーストデビューなので、値段が手ごろなエントリークラスの商品を探したところ、全高が154cmまで伸びる点と、国内老舗ブランドで信頼性が高そうという点が気に入り、以下のSLIK GX6400という三脚をAmazonで購入。
初心者の私でも簡単に扱うことが出来て、すごく使いやすかったので詳しくレビューしたい。
SLIK 三脚 GX6400とは?
SLIK GX6400は、スリック株式会社が販売している、誰でも簡単に使える操作性を実現し、オールマイティに活用できるファミリー向けのアルミ三脚だ。
スリック株式会社は創業60年以上の国内老舗メーカーなので安心して利用できる。
SLIK GX6400の主要の脚部分はアルミを採用し、雲台と本体部分をプラスチック化、角型の脚パイプ採用で軽量化と優れたコストパフォーマンスを実現。
また、脚の伸縮部分を新構造にすることで「短く持ち運べて、全高が高くなる」高い伸縮比を実現しており、持ち運び時の縮長は47cm、最大154cmの高さまで伸ばすことが可能だ。
雲台は簡単で使いやすい3ウェイ雲台を採用し、DIN規格のクイックシューを使用することで従来機種(SLIK F741など)との互換性も確保されている。
製品仕様
商品名 | GX6400 |
---|---|
発売日 | 2015年12月18日 |
搭載機材の最大重量 | 1.5kg |
付属品 | 三脚ケース |
スペアシュー | DINクイックシュー<6222> |
JANコード | 4906752216835 |
全高(全て伸ばした高さ) | 154cm |
地上最低高 | 45.5cm |
縮長(持ち運び時) | 47cm |
重量 | 1.24kg |
パイプ径/段数 | 21mm/4段 |
雲台 | 3ウェイ雲台 |
雲台分離 | 不可 |
付属機能、特徴 | ・水準器搭載 ・ラック&オピニオン式 ・レバー式脚ロック ・ゴム石突 ・クイックシュー ・ステーストッパー |
SLIK 三脚 GX6400の主な特徴
3ウェイ雲台
カメラ、ビデオ兼用の3ウェイ雲台を採用。
上下、左右、縦位置/横位置の3方向を個別に調整することが出来、誰でも簡単に構図を微調整することが可能。
4段階伸縮で最高154cmまで伸ばせる
三脚の脚部は4段階で伸縮が可能になっており、最大で154cmの高さまで伸ばすことができる。
目の高さまでしっかりと撮影することができ、様々な被写体に対応することが可能だ。
スピーディーにカメラをセット
クイックシュー式の取付方法を採用しており、あらかじめカメラにクイックシュープレートを取り付けておくことで、三脚への取付、取り外しを簡単・スピーディーに行うことが出来る。
これにより、手にもって撮影したい時、三脚に固定したい時、撮影シーンに応じてスピーディーに切り替えることが可能だ。
ギア式エレベーター(ラック&ピニオン式)を装備
ギア式エレベーター(ラック&ピニオン式)を装備しており、クランクを回して、エレベーターを上下に動かすことが可能。
三脚を開いてセットした後でも可動範囲(26.5cm)内で高さの微調整を行うことができる。
開脚幅を狭めても使用可能
回客幅を固定できる回客調整ストッパーがついているので、回客幅を狭めて使用することもできる。
撮影スペースが狭い場所でも安定した三脚の設置が可能。
伸縮が簡単なレバー式脚ロック
足の伸縮方法に横開きのレバー式脚ロックを採用。
レバーを起こす/倒すだけの簡単操作で、足の伸縮/縮小・解除/固定を行うことが可能。
ロックレバーのサイズも大きいので、誰でも素早く簡単に操作を行うことが出来る。
レベラー付き
レベラーがついているので、三脚が水平になっているか確認するのに便利だ。
専用の三脚ケースが付属
専用のナイロン製三脚ケースが付属しているので、持ち運びや保管に便利。
開封の儀
さっそく開封してみよう。
いかがパッケージの写真。
箱の中から、三脚本体を取り出したところ。
専用の三脚ケースも付属していた。
そして、以下が説明書。この3点が箱に入っていたもの全てだ。
とりあえず、通常の状態で三脚を開いて立ててみるとこんな感じ。
こちらがカメラを取り付けるためのクイックシュー部分。
脚部分はアルミを採用、そして3本の足は四角い形をしている。
レバー式脚ロック部分。
真ん中の緑色の部分がレベラー。
付属の専用ケースを広げてみた。
以下は、三脚を専用ケースに収納した写真。
三脚 SLIK GX6400の使い方
カメラの取付方法
私は一眼レフなどの高級カメラは持っていないので、写真撮影はもっぱらiPhoneだ。
そこで、今回はiPhoneをSLIK GX6400に取り付ける方法を紹介する。
iPhone等のスマートフォンを三脚に取り付けるには、iPhoneを固定するための三脚用ブラケット(ホルダー)が必要だ。
そこで今回は100円ショップのセリアで購入したスマートフォン用三脚についているブラケットを活用することにする。
ブラケット部分を取り外す。
次に三脚のクイックシューを取り外す。
雲台のシュー固定レバーを右に回してロックを解除するとクイックシューが浮き上がってすぐに外すことが出来る。
クイック種の裏側はねじを回すためのつまみがついているので、上部にスマートフォン用ブラケットを取り付けてつまみを回して取り付ける。
取り付けが完了するとこうなる。
そして、スマートフォン用ブラケットにiPhoneを装着。
あとはクイックシュー部分を雲台に乗せ直して、レバーを閉じてロックすればカメラの取付完了。
脚を伸ばす方法
脚部にあるロックを以下のように起こして解除すれば足を延ばすことが出来る。
以下は一段階伸ばした写真。
全ての足を延ばすとこんな感じ。
3Way雲台の操作
雲台の直下にあるパンストッパーを左周りに回転して緩めることで、左右に首を振ることができる。
パンハンドルを左周りに回転して緩めることで、上下に振ることができる。
こんな感じで縦位置方向に変更することが可能。
ギア式エレベーターの操作
エレベーターストッパーを左回転して緩める。
折りたたまれているクランクハンドルを起こす。
クランクを回せば雲台が上ににょきにょき伸びてくる。
そして最終的にこうなる。
エレベーターカバーパイプを左右に回転させることでエレベーターの固さを調整することが可能。
使ってみた感想
SLIK 三脚 GX6400は、値段は手ごろなのに結構しっかりした作りの三脚で、クイックシューで簡単にカメラを取り付けられるのですごく便利で使いやすい。
重さについては軽すぎずかといって重すぎずちょうどいい感じ。
持ち運びに適しているとは言えないが、専用ケースもついていて折りたたんで収納すれば十分持ち運べるレベル。
3Way雲台は、動きはスムーズで特に不満な点はなし。
エレベーター機能で足を固定した後に高さを調整できるのがこれまた便利すぎる。
出来るだけ高く伸びる三脚を探してこの商品を購入しただけに、高さについても満足している。
外で使う場合、足を最大限に伸ばすと強風などでぐらついたりといったことはあるかもしれないが、普通に安定感のある三脚なので、通常の天気であれば問題なく利用できると思う。
部屋の中だけでしか使わない、もしくは三脚初心者が使う場合は正直これで十分だとおもう。
これがあればレビュー用の商品撮影の写真がやりやすくなるので、いろいろと活用できそうだ。
まとめ
SLIK 三脚 GX6400は、手ごろな値段にもかかわらず、しっかりしたつくりで各種機能も豊富、そして何より使いやすいのでコストパフォーマンスに非常に優れた三脚だと思う。
個人的には買ってよかったと思っている、あとは長く使えることに期待したいと思う。
ファミリーユース目的であれば十分満足できるレベルなので、初めて三脚を購入する人で何を購入すればいいのか迷っている人に是非おすすめしたい。
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