Windows上でLinuxを動かす必要があり、「VMware Workstation Player」をPCにインストールしたのでインストール方法紹介しておく。
解説は、2020年11月21日現在の最新バージョン「16.1.0」を利用して行っている。
VMware Workstation Playerとは
VMware Workstation PlayerはOSを仮想化するためのソフトウェアで、1 台のPC上で別のオペレーティングシステムを分離して実行することができる。
例えば、Windows OS上でLinuxを起動したり、Linux OS上でWindowsを起動したりするといった感じで、実機を用意しなくても別のOSを同時並行で利用することができるようになる。
VMware Workstation Playerは、個人利用、非商用での利用の場合無償で使用することが可能だ。
ダウンロード方法
VMware Workstation PlayerはWindows用とLinux用の2つが用意されているが、今回はWindows用で解説を行う。
VMware Workstation Playerは以下からダウンロードできる。
https://www.vmware.com/jp/products/workstation-player.html
上記URLにアクセスすると以下の画面が表示されるので、右上にある「今すぐダウンロード」をクリックする。
以下の画面が表示されるので、下部に表示されている「GO TO DOWNLOADS」をクリックする。

次の画面で、Windows版とLinux版のダウンロードリンクが表示される。
今回はWindows版を使用するので、「VMware Workstation 16.1.0 Player for Windows 64-bit Operating Systems」の方の「DOWNLOAD NOW」ボタンをクリックしてファイルをPCにダウンロードする。

インストール手順
ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、インストーラーを起動しよう。
以下の画面が表示されたら「はい」ボタンをクリックしてPCを再起動する。

PCが再起動したら、先ほどダウンロードしたファイルを再びダブルクリックし、インストーラーを起動する。
以下のセットアップ画面が起動するので「次へ」ボタンをクリックする。

使用許諾契約書
「使用許諾契約書に同意します」にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリック。

カスタムセットアップ
次の画面、インストール先を変更する必要がないならばそのまま「次へ」をクリックする。
拡張キーボードドライバを入れたい場合はチェックしておこう。
拡張キーボードドライバについて
拡張キーボードドライバをインストールすると仮想ゲストOSに「Ctrl+Alt+Del」を届けることが可能になる。
拡張キーボードドライバをインストールしない場合でも「Ctrl+Alt+Ins」という代用手段が用意されており、余計なドライバを入れたくないため今回はチェックせずに進める。

ユーザーエクスペリエンスの設定
「起動時に製品の更新を確認する」と「VMwareカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加します」は好みに応じて選択する。
余計な情報を送りたくない場合は、「VMwareカスタマーエクスペリエンス向上プログラムに参加します」のチェックは外しておこう。
選択したら「次へ」ボタンをクリックする。

ショートカット
ショートカットを作成するかどうか選択し「次へ」ボタンをクリックする。

インストールの準備完了
「インストール」ボタンをクリック。

インストールが始まるので完了するまでしばし待とう。

インストールが完了し以下の画面が表示されたら「完了」ボタンをクリックする。

以上で、VMWare Workstation Playerのインストール作業は完了となる。
起動してみよう
VMWare Workstation Playerを初めて起動すると以下のダイアログが表示される。
「非営利目的でVMware Workstation 16 Playerを無償で使用する」を選択し、「続行」ボタンをクリックする。

以下のようこそ画面が表示されたら「完了」ボタンをクリック。

するとVMware Workstation 16 Playerが起動する。

起動直後に以下の「ソフトウェアの更新」ダイアログが表示されるが、PRO版の商品紹介なので、「このバージョンをスキップ」をクリックしておこう。

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