これまで使用していたPC用ゲームコントローラー「T4Pro」が故障したため、比較的安めの中華コントローラーを新たに購入したのだが、こちらがたったの1ヵ月で故障してしまったため、いい加減中華コントローラーにうんざりしてしまった。
次こそは失敗したくないので、価格は少し高くなるが、まともなコントローラーとして評判の高い「マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル」を新たに購入した。
使ってみた所、非常に安定しており大満足。格安中華コントローラーを買っても幻滅するだけなので、最初からこれを購入する事を是非おすすめしたい。
マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブルとは?
「マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラー」は、2020年11月10日にマイクロソフトから販売されたゲームパッドだ。
「マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル」は、このゲームコントローラーとUSB-Cケーブルがセットになって販売されているモデル。
Xbox Series X/Sだけでなく、Xbox One/Windows 10/Android/iOSでのゲームプレイでも利用することが可能だ。
前モデルからシェアボタンが新設された他、滑り止め加工を施したグリップや丸型のハイブリッド方向パッド (D パッド)等により、ゲームプレイ時の快適性がさらアップ!
Microsoftが販売しているゲームコントローラーのため、Windows PCと相性が非常によく、PC用ゲームコントローラーとしては定番となっている。
商品仕様
商品名 | Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル |
---|---|
メーカー | マイクロソフト |
接続 | 有線(USB)/ Xboxワイヤレス / Bluetooth |
互換性 | Xbox Series X、Xbox Series S、Xbox One、Windows 10/11、Android、iOS |
バッテリー | 単3形乾電池(最長40時間稼働) ※別売 Xbox 充電式バッテリー(フル充電で最長30時間稼働、4時間でフル充電) ※別売 |
カラー |
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付属品 | USB-C ケーブル(約 2.7m) |
カラーバリエーション
Xbox ワイヤレス コントローラーは、一般販売では7色のカラーバリエーションが用意されている。加えて、マイクロストア限定で「リミックス スペシャル エディション」を購入することが可能だ。
Microsoft ストアでしか買えない限定色!Xbox 史上初の独特で繊細なバリエーションのアース カラー、うねりの形状、質感を実現!
回収プラスチックを使用し、その3分の1にはリグラインド素材(製造時に出た端材や未使用の製品を再生プラスチックに加工して得られた原材料)と再生素材を採用!
Xbox ワイヤレス コントローラー – リミックス スペシャル エディションには、「Xbox 充電式バッテリーパック」も同梱している!
パッケージの開封・商品紹介
「Xbox ワイヤレスコントローラー+ USB-C ケーブル」のパッケージを開封していこう。
パッケージ表面。
パッケージ裏面。
今回購入したのは、カーボンブラックカラーだが、「Xbox ワイヤレスコントローラー」には、全7色のカラーバリエーションが用意されている。
- カーボンブラック
- ロボットホワイト
- ショックブルー
- パルスレッド
- エレクトリックボルト
- ディープピンク
- ベロシティグリーン
箱を開けると、コントローラー本体が鎮座している。
台座の下には、USB-C ケーブルと取り扱い説明書・簡易スタートガイドが入っている。
以下が、内容物の全て。
- Xbox ワイヤレスコントローラー本体
- USB-Cケーブル
- 取扱説明書
- 簡易スタートガイド
「Xbox ワイヤレスコントローラー」単体販売モデルには、乾電池が付属しているのだが、USB-Cケーブルがセットのモデルには乾電池が付属していないので注意してほしい。
外観紹介
Xbox ワイヤレスコントローラー本体の外観を詳しく見ていこう。
Xbox ワイヤレスコントローラーの前面。
コントローラー下部には、3.5mmのイヤホン・ヘッドホン端子と、拡張端子を搭載。
拡張端子は、Xbox One ボイスチャット ヘッドセットなど、他のアクセサリを接続するために使用することが可能だ。
コントローラ―上部には、USB-C 電源ポートとペアリング ボタンを搭載。
USB-C 電源ポートは、XboxやPCとの有線接続や、別売の「Xbox 充電式バッテリー」を使用している場合の充電に使用する。
ペアリングボタンは、コントローラーを Xboxにワイヤレスで接続したり、Windows 10/11 デバイス等にBluetoothでペアリングするために使用する。
コントローラー背面はこんな感じ。
裏面のカバーを外すと、単3電池用ソケットが現れる。
コントローラーを有線接続する場合は、USB経由で電源を供給できるが、ワイヤレスで使用する場合は、ここに単3電池を入れて使用する。
また、ここには別売の「Xbox 充電式バッテリー」も搭載可能だ。
XBox 充電式バッテリーは、Microsoft ストアから直接購入した方が安く買える可能性が高いのでチェックしてみよう。
今回、Shareボタンが新たに搭載されている。
「Xbox Series X/S」での使用に限るが、この「シェアボタン」を使用することで、ゲームのスクリーンショットやゲームクリップを簡単に撮ることができる。
トリガー、バンパー、バックケースに、強めの滑り止め加工が施されており、グリップ感ましましでより操作がしやすくなっている。
方向パッドは、従来の一般的な十字キーから新しいハイブリッド方向パッドに変更されている。
ハイブリッド方向パッドでは、従来型より斜め方向への入力がやりやすくなっており、クリック感もしっかりあって十字キーの操作性が向上している。
コントローラーの各ボタンの詳細は、公式HPで確認してほしい。
XBOX アクセサリーアプリでコントローラーをカスタマイズ可能!
Xbox ワイヤレスコントローラーは、「Xbox アクセサリー」アプリを使用することで、コントローラー本体の設定を変更したりファームウェアの更新を行う事が可能だ。
ただし、「Xbox アクセサリー」を使用して、コントローラーの設定を変更するには、Windows10 PCと「Xbox ワイヤレスコントローラー」をUSBで有線接続するか、「Xbox ワイヤレス アダプター」を使って無線接続する必要がある。
「Xbox ワイヤレス アダプター」は単体で購入すると意味が分からないほど糞高い。
「Xbox ワイヤレス アダプター」を使用する可能性のある方は、最初からコントローラーとセットのモデルを購入するのがおすすめだ。
純粋なBluetooth接続でPCと接続している場合は、「Xbox アクセサリー」を使用して設定を変更することができないので注意してほしい。
Xbox アクセサリーアプリでは、新しくプロフィールを作成して、ボタンの割り当てを変更できる。
ファームウェアの更新やCopilot モードのオン・オフ設定も可能。
テストモードでは、押したボタンに割り当てられているキーを確認することが出来る。
実際に使ってみた感想
マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラーを実際に使用してみた所、個人的にはほぼ満足のいくコントローラーだった。
Windows 10 PC/Android/iOSで動作チェックをしたが、全て問題なく動作してくれた。
私は、主にWindows PCゲームを有線接続でプレイしているが、握りやすいし反応速度もよくてゲームコントローラーとしての性能は申し分ないと思う。
持ち手には、ザラザラ感がしっかり感じられる滑り止め加工がされていて持ちやすいし、握った時の感触も非常によい。
トリガーボタンは、弾力性もよく、静音でスムーズに押すことができる。
新しく採用されたハイブリッド方向パッドは、確かに斜め方向の入力がやりやすく方向操作がスムーズにできる。ただ、入力した時にカチカチと大きな音がなるのがマイナスポイント。一般的なマウスのクリック音よりも音が大きいので気になる人は気になるだろう。
ワイヤレスと有線、どちらにも対応しているので、自分の環境に合わせて使えるのもGood。
あと、電池とバッテリーの両方に対応しているコントローラーというのも非常に柔軟性があって素晴らしい。
バッテリーのみだとバッテリーがヘタってしまった場合に使いにくくなるが、単3電池も使えるので交換するだけでいつまでも使えるのは非常に経済的。
充電式のエネループやエボルタを活用すれば、かなり長期間経済的にお得に利用することも可能になる。
ただ、バッテリー派の人にとっては、バッテリーが別売な点は不満に思うかもしれない。
付属のUSB-Cケーブルは、 約2.7mと十分な長さがあるので、取り回しもしやすい。
私は、主に有線接続で使用するため単3電池で何の問題もなく、個人的には買ってよかったコントローラだった。
PC用ゲームコントローラーを探している人に是非おすすめしたい。
各セット販売モデル一覧
Xbox ワイヤレス コントローラーは、単体での販売だけでなく、いろいろなものがセットになって販売されており、自分の好みに応じて最適な組み合わせを購入時に選べるようになっている。
単体販売
Xbox ワイヤレス コントローラー本体単体で販売されているモデル。余計なものが付かない代わりに単3形乾電池 (試供品)が付属している。
Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル
Xbox ワイヤレス コントローラー本体とUSB-Cケーブルがセットになったモデル。当記事でレビュー紹介しているモデルだ。
Xbox ワイヤレス コントローラー + ワイヤレス アダプタ for Windows 10
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10」と「単 3 形乾電池 (試供品)」がセットになったモデル。
Xbox ワイヤレス アダプターを使用すると、最大8 台までの Xbox ワイヤレス コントローラーをワイヤレス接続できたり、ステレオサウンドを Xbox ワイヤレス コントローラーのオーディオジャックから出力できる他、ワイヤレスでWindowsのユーティリティアプリを使用できるようになる。
Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10は単体で購入するとめちゃくちゃ高いので、利用する可能性のある方はこちらのセット品を購入するのがおすすめ。
ちなみに、「Xbox ワイヤレス アダプター for Windows 10」の単体販売はこちら。
Xbox ワイヤレス コントローラー (カーボン ブラック) + Game Pass Ultimate 1ヵ月 | オンラインコード版
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「単 3 形乾電池 (試供品)」と「Xbox Game Pass Ultimate 1ヵ月分」がセットになったモデル。
「Xbox Game Pass Ultimate」では、100 タイトル以上のゲームを契約期間中プレイでき、 Xbox Live Gold メンバーシップを同梱している。
Xbox ワイヤレス コントローラー (カーボン ブラック) + Game Pass Ultimate 3ヵ月 | オンラインコード版
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「単 3 形乾電池 (試供品)」と「Xbox Game Pass Ultimate 3ヵ月分」がセットになったモデル。
Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル+ Game Pass Ultimate 1ヵ月 | オンラインコード版
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「USB-C ケーブル (約 2.7m)」と「Xbox Game Pass Ultimate 1ヵ月分」がセットになったモデル。
Xbox ワイヤレス コントローラー + USB-C ケーブル+ Game Pass Ultimate 3ヵ月 | オンラインコード版
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「USB-C ケーブル (約 2.7m)」と「Xbox Game Pass Ultimate 3ヵ月分」がセットになったモデル。
Xbox Series S + Xboxワイヤレス コントローラー (カーボン ブラック)
Xboxワイヤレス コントローラー本体に、「単 3 形乾電池 (試供品)」と「Xbox Series S」がセットになったモデル。
まとめ
マイクロソフト Xbox ワイヤレス コントローラーのメリット、デメリットは以下の通り。
- コントローラとしての完成度が高い
- 滑り止めが強化されていて握りやすい
- ハイブリッド方向パッドで十字キーの操作がしやすい
- バッテリーと単3電池の両方に対応
- カラーバリエーションが豊富
- 幅広いデバイス(Xbox Series X|S、Xbox One、Windows 10/11 PC、Android、iOS)で利用できる
- バッテリーが別売
- ワイヤレスアダプターは後から購入すると糞高い
- ハイブリッド方向パッドのクリック音がうるさい
昨今の格安中華コントローラーでさえ搭載しているバッテリーが別売というのはなんともせこいし、バッテリー搭載していないにもかかわらずUSB-Cケーブルセットモデルには電池を同梱しないとか、Xboxワイヤレスコントローラーはセット販売だと安いのに単体になったとたん値段が糞高くなるとかこういう販売姿勢は正直残念。
バッテリー派と乾電池派の両方を満足させるために、バッテリーはデフォルトでセットにしてほしかったところ。
このように、マイクロソフトの販売の仕方にはいろいろ文句を付けたい所もあるが、ゲームコントローラーとしては使いやすく非常に優秀だと思う。
長く使える安定感のあるPC用ゲームコントローラーが欲しい、すぐに壊れる格安中華コントローラーからいい加減卒業したいという方は是非購入を検討してみるといいだろう。
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