テレワークが日本で普及していく中、万が一の時のために導入しておきたいのがウイルス対策ソフトだ。
ウイルス対策ソフトは、ソースネクスト株式会社が発売する「ZERO ウイルスセキュリティ」と「ZERO スーパーセキュリティ」が非常に人気だ。
今回、ソースネクスト様よりレビュー用に「ZERO スーパーセキュリティ」を提供頂けたのでどのようなウイルス対策ソフトなのかレビューしたい。
まだ、ウイルス対策ソフトを持っていない人は是非参考にしてみてほしい。
ZERO スーパーセキュリティとはどんなソフト?
ZEROスーパーセキュリティは、ソースネクストが販売しているウイルス対策機能を含む総合セキュリティソフトだ。
ゼロシリーズは、PC用パッケージ版セキュリティソフト単体での販売本数が9年連続No1(ソースネクスト調べ)という非常に売れまくっている人気のセキュリティ対策ソフトで、Windows / Mac / iOS (iPhone/iPad) / Androidに対応している。
1台用と3台用のライセンスが販売されており、それぞれにダウンロード版とパッケージ版が用意されている。
また、法人用にボリュームライセンスが用意されていて、多くの社員を抱える大企業などにも導入しやすいのも魅力的だ。
最大の魅力と言っていいのが、更新料が0円という点だ。
一般的なセキュリティソフトには契約更新や継続料などが発生するが、ZEROスーパーセキュリティは、余計な追加コスト無しでずっと使い続けることが可能だ。
価格
ZERO スーパーセキュリティの価格表は以下の通りだ。
ダウンロード版 | パッケージ版 | |
---|---|---|
1台用ライセンス | 3,900円 | 4,290円 +送料490円 |
3台用ライセンス | 5,900円 | 6,490円 +送料490円 |
パッケージ版は、ダウンロード版より価格が高くなっている上に送料がかかるので、ダウンロード版の購入がお得だ。
3台用ライセンスは、1台用ライセンスを3つ購入するよりもかなり割安な価格で購入できるので、複数のデバイスでの利用を考えている方は3台用ライセンスの購入がおすすめだ。
特徴
ZERO スーパーセキュリティの特徴を以下にまとめた。非常に多くの安心機能が搭載されているので、これ1つあればPCのセキュリティ対策はばっちりだ。
- 世界一の性能と評価されるビットディフェンダー・エンジンを搭載
- オーストリアの第三者機関の性能テストで7年連続最高スコアを達成
- 毎年の更新料0円で期限なく使い続けられる
- 1台用と3台用から選べる!3台用は割安で非常にお得!
- 後から追加でライセンスが必要になった場合、割引価格で購入可能
- マルチOS【Windows / Mac / iOS (iPhone/iPad) / Android】に対応
- 未知ウイルスに強い先進技術によりパソコンを強力に保護
- 高い防御力と軽快さを両立
- 特別な設定不要!不要なメッセージ表示なしに自動動作
- ネットバンキングやネットショッピングに安心の「決済ブラウザ」を搭載
- 検索結果やFacebook のリンク先をチェック
- 迷惑メールを受信ボックスに到達する前に自動でブロック
- Windowsだけでなく主要なソフトの脆弱性をチェック
- 週ごとに動作を集計したレポートを表示
- パスワード管理ツールを搭載
- 個人情報の流出を防止する各種機能を搭載
- 安心を保証する様々なセキュリティ機能を搭載(USBワクチン、遠隔操作ロック、フォルダの特別監視等)
- 複数のパソコンを管理可能
- 他のセキュリティソフトからの乗り換えが簡単
ZEROスーパーセキュリティのUI
Windows版
メイン画面
以下の画面は、Windows版のZEROスーパーセキュリティのメイン画面のUI(ユーザーインターフェース)だ。

セキュリティウィジェット
デスクトップ画面の右下に以下のセキュリティウィジェットがデフォルトで表示される。

このウィジェットは、PCの状態によって以下のように表示が様々に変わるようになっている。
ZERO スーパーセキュリティ オンラインマニュアルより引用
マウスオーバーしてアイコン部分をクリックするとメイン画面を表示することができる。右上の×を押してウィジェットを非表示にしておくことも可能だ。再表示はメイン画面の設定から行うことが可能。

タスクバーアイコン
タスクバー上には「製品の状態を表すアイコン」と「VPNの接続状態を表すアイコン」の2つが表示される。

製品の状態アイコンを右クリックして表示されるメニューから以下の操作を行える。
- メインパネルの表示
- 製品情報の表示
- 保護の有効/無効の切り替え
- ウィジェットを表示/非表示の切り替え
- 製品のアップデート
VPNの状態状態アイコンを右クリックして表示されるメニューからは以下の操作を行える。
- VPN接続パネルの表示
- VPNに接続
- VPNから切断
- スーパーセキュリティVPNバージョンの表示
ブラウザ上のプラグイン
WEBブラウザ(Google ChromeとInternet Explorer)ようにパスワード管理プラグインが利用できる。
以下はGoogle Chromeのプラグイン画面。
A
Mac版
Mac版はWindow版より使える機能がかなり制限されるようだ。詳しくは後述の機能比較表を見てほしい。
以下はMac版の画面。
公式ページより引用
Android版
手持ちのAndroidスマホ「Rakuten hand」にZEROスーパーセキュリティをインストールしてみた。
以下は、インストールして全ての設定を終えた後の画面。

iOS版
iOS版は使っていないのでよくわからないが、下の画像の右がiOS版のUIのようだ。
左のAndroid版と比べるとUIが全く異なっている。
公式ページより引用
インストール方法(Windows版)
まず、ソースネクストの会員ページからZEROスーパーセキュリティをダウンロードしよう。
ダウンロードファイルを展開してインストーラーを起動すると「使用許諾書」画面が表示されるので、「使用許諾に同意する」にチェックを入れて「次へ」ボタンをクリックする。

スーパーセキュリティをダウンロード中と表示されるので、完了までしばらく待つ。

ダウンロードが完了すると以下の画面が表示されるので、「使用許諾条件書に同意します。」にチェックを入れ「インストール」ボタンをクリックする。

インストールが開始されるので、完了するまでしばらく待とう。

「スーパーセキュリティのインストールが完了しました。」と表示されたら「スーパーセキュリティの利用を開始する」をクリックする。

メールアドレスとパスワード欄にソースネクストのアカウント情報を入力し、「ログイン」ボタンをクリックする。

シリアル番号を入力し「次へ」ボタンをクリックする。

「スーパーセキュリティのご利用ありがとうございます。」と表示されたら「終了」ボタンをクリックする。

以上で、ZEROスーパーセキュリティのインストールは完了だ。
インストール後にした方が良いこと
メイン画面のダッシュボード上に、デバイスの状況に合わせておすすめの機能が紹介が表示されるので、全て確認して機能の有効化や機能の実行を行っておくことをお勧めしたい。
人によってお勧めされる機能が違うかもしれないが、今回私のPCでお勧めされた機能を以下に紹介する。

お勧め機能①ランサムウェア修復
ランサムウェアは、PCをロックしたり、ファイルを勝手に暗号化して使用不可にした後、元の状態に戻すことと引き換えに金銭を要求される身代金要求型の不正プログラムのことだ。
「有効にする」ボタンを押して有効化しておこう。

お勧め機能②スキャン
ZEROスーパーセキュリティをインストールした時点で、あらゆる脅威から保護されるようになるが、すでにデバイス上にウイルス等が紛れ込んでいないかどうかチェックしておくべきだ。
「検査を開始」ボタンをクリックしてPCのウイルススキャンを行おう。

「パソコン全体の検査」画面が表示されるので「OK」ボタンをクリックする。

スキャンが開始されるので完了まで放置するか別のPC作業をしておこう。

PC全体のスキャンはそれなりに時間がかかる。私のノートPCの場合、1時間52分の時間がかかった。

お勧め機能③セーフファイル機能
絶対に守りたいフォルダが存在するならセーフファイル機能を利用して保護しよう。
セーフファイルで保護されてフォルダ内のファイルは、許可リストに追加したアプリケーションのみが削除・変更できるようになる。
「今すぐ有効にする」ボタンを押して有効化すると、デフォルトで「ドキュメント」、「ピクチャ」、「ビデオ」、「ミュージック」等のフォルダが保護されるようになる。任意のフォルダを設定したい場合は、左サイドメニューの「保護」から「セーフファイル」→「保護対象のフォルダ」にて設定可能だ。

お勧め機能④脆弱性のチェック
脆弱性のお勧め機能の所に表示されている「アップデートを表示」ボタンを押すと、Windowsアップデートに更新プログラムがあるかチェックしてくれる。

アップデートがある場合は、以下のように表示されて、「アップデートをインストール」ボタンからWindowsアップデートを適用することが可能だ。

更新プログラムのインストールが完了すると以下の画面が表示される。すぐに更新プログラムを有効化したい場合は、「今すぐ再起動」ボタンをクリックしてPCを再起動させよう。

お勧め機能⑤自動プロファイル
自動プロファイル機能は、仕事、動画、ゲーム等使用プログラムに応じて設定を最適化して自動的に切り替えてくれる機能。
「今すぐ有効にする」ボタンをクリックすれば自動プロファイル機能を有効にすることが可能だ。

お勧め機能⑥スタートアップ最適化ツール
スタートアップ最適化ツールを使用すると、スタートアップに登録されているアプリの自動起動を無効にしたり起動を延期させたりしてデバイスの起動時間を最適化することができる。

スタートアップ最適化ツールが起動したら、リストからプログラムを選択し、有効、起動を遅らせる、無効にするのいずれかを選択して起動時間の調節を行おう。

ZEROスーパーセキュリティの使い方・利用可能な機能
ZEROスーパーセキュリティの詳しい使い方は、ソースネクスト会員ページやソフトの「サポート」画面よりアクセスできる「オンラインマニュアル」に詳しく書いてあるので、ここでは各画面からどのような機能が使えるのかまとめてみた。
ダッシュボード画面

ダッシュボード画面では、PCの安全状態の確認や便利な機能の紹介、使用頻度が高そうな機能にアクセス等が行えるようになっている。
ダッシュボード画面で利用できる機能は以下の通り。
機能 | 説明 |
---|---|
PC状態の確認 | PCが安全な状態にあるかどうかを確認できる |
お勧め機能の紹介 | デバイスの使用状況やニーズに合わせて最適なお勧め機能が提案される |
クイック検査 | クラウドのスキャン技術を使用し、動作中のマルウェアを検出する。通常のウィルス スキャンに比べてわずかなシステムリソースしか消費せず、通常は数分程度で完了する |
VPN | Wi-Fi通信中のデータを暗号化し、盗聴を防ぐVPNへ接続できる。 ※VPNプレミアムを購入していない場合、200MB/1日の使用制限がある。 ※Windowsのみ |
追加購入サービス | 追加購入サービスの申し込みページにアクセスできる |
決済ブラウザ | オンライン決済やオンライン銀行取引を安全に守られた環境で行なう事が可能なブラウザ「決済ブラウザ」を起動できる |
クイックアクションの追加 | ダッシュボードに任意の機能を登録することができる |
保護機能

保護機能では、ウイルス対策を始めとするパソコンの保護に関連する各種設定や操作を行う事が可能だ。
保護機能画面で利用できる機能は以下の通り。
機能 | 説明 | |
---|---|---|
ウイルス対策 | クイック検査 | クラウドのスキャン技術を使って、システムで動作しているマルウェアを検出 |
パソコン全体の検査 | ウイルス、スパイウェア、アドウェア、ルートキットなど、あらゆる脅威を検査する。週に1回程度の頻度で実行を推奨 | |
検査タスクを管理 | スキャンタスクを作成して実行スケジュールの設定を行う事ができる。 | |
隔離フォルダ | 隔離されたファイル情報の確認や削除、復元などができる。 ※ウイルスに感染していて駆除できないファイルや、ウイルス感染の疑いがあるファイルは隔離フォルダに移動される。 | |
除外設定 | 特定のファイル、フォルダ、ファイル拡張子を検査から除外するように設定できる | |
レスキューモード | パソコンをレスキューモードで起動する。レスキューモードは、パソコン上のハードディスクをすべて検査して、Windows OSでは駆除できなかったウイルスを削除する事が可能。 | |
設定 | ウイルス検出機能のON/OFF等、ウイルス対策に関する詳細な設定を行える。 | |
脆弱性 | 脆弱性検査 | オペレーティングシステムの脆弱性、インストールされているアプリケーションの脆弱性、ネットワーク接続の脆弱性等、デバイスに何らかの脆弱性がないかを検査することができる。 |
Wi-Fiアドバイザー | 設定したホームWi-Fi、オフィスWi-Fiや公共Wi-Fiの安全性に問題がないか判定してくれる。 | |
設定 | 脆弱性検査に関する各種設定を行える | |
ファイアウォール | On/Offスイッチ | ファイアウォールのON/OFFを切り替えることができる。 |
動作の履歴と設定 | ファイアーウォールの動作履歴を確認できる | |
設定 | アプリケーション毎の遮断ルールの確認や設定、ネットワークアダプタに対する3種類のネットワーク設定、ポートスキャン保護、アラートモード、ステルスモード等の細かなファイアウォールに関する設定等を行う事ができる | |
迷惑メール対策 | On/Offスイッチ | 迷惑メール対策機能のON/OFFを切り替えることができる |
許可リスト | 迷惑メールとして処理しないメールアドレスもしくはドメイン名を設定することができる。 | |
ブロックリスト | 迷惑メールとして処理するメールアドレスもしくはドメイン名を設定することができる。 | |
設定 | 迷惑メール対策機能の各種設定が行える。 | |
オンラインからの攻撃防御 | 除外設定 | オンラインからの攻撃防御機能における検査対象から除外したい項目の追加や削除ができる |
設定 | 以下の機能のON/OFFを行う事ができる ・アクセスするwebページを検査し、ウィルスなどがダウンロードされないようにする「web攻撃からの保護」 ・検索エンジンの検索結果をチェックしアクセス前に警告する「サーチアドバイザー」 ・暗号化されたwebページを検査する機能 ・詐欺サイトから保護する機能 ・フィッシング詐欺サイトから保護する機能 ・ネットワークの危険をブロック | |
高度な防御 | On/Offスイッチ | パソコン内のプログラムを監視し、疑わしい動作をブロックする「高度な防御」機能のON/OFFを切り替えることができる。 |
不正動作のブロック(ATD) | 高度な防御でブロックしたファイル名やファイルの場所を確認できる | |
除外設定 | 高度な防御機能における検査対象から除外したい項目の追加や削除ができる | |
設定 | エクスプロイト検知機能のON/OFFを設定できる。 ※エクスプロイトとは、脆弱性を利用した攻撃のこと | |
セーフファイル | On/Offスイッチ | 保護対象のフォルダへの不正なアクセスをブロックし、ランサムウェアなどによる被害を防止する「セーフ・ファイル」機能のON/OFFを切り替えることができる |
保護対象のフォルダ | 保護対象フォルダの追加や削除ができる | |
保護対象フォルダの監視状況 | 保護フォルダ内のファイルを変更しようとしたアプリケーションの確認や信頼できるアプリケーションを許可リストへ追加することができる。 | |
ランサムウェアをブロック | On/Offスイッチ | ファイルを暗号化してしまうランサムウェアをブロックする機能のON/OFFを切り替えることができる |
除外設定 | ブロック対象から除外するアプリケーションを設定することができる。 | |
設定 | ランサムウェアに暗号化されてしまったファイルを自動復元するかどうかのON/OFF設定と暗号化されたファイルの復元を行う事ができる |
プライバシーの保護

プライバシーの保護画面では、個人情報や機密情報、プライバシーに関連する設定や操作ができる。
プライバシーの保護画面で利用できる機能は以下の通り。
機能 | 説明 | |
---|---|---|
パスワード管理 | 機能のON/OFFボタン | パスワード管理機能のON/OFFを切り替えることができる。 |
マイパスワードの管理 | 個人情報やウェブページ、オンライン銀行、電子メール、アプリケーション、Wi-Fi接続情報等のパスワードを一元管理することができる。 | |
新規作成 | 新しいパスワード管理データベースを作成できる | |
設定 | パスワード管理と連携させるWEBブラウザアプリの選択やマスターパスワードの有無、自動入力の設定などを行う事ができる。 | |
データ保護 | ファイル・シュレッダー | 個人情報や機密情報を悪用されないようにファイルを完全に削除することができる |
VPN | VPNを開く | VPNパネルを開いてVPNに接続することができる。 ※VPNプレミアムを購入していない場合、200MB/1日の使用制限あり |
ファイル金庫 | ファイル金庫を作成 | 暗号化した上でパスワードがかけられた仮想ドライブ(ファイル金庫)をコンピュータ上に作成することができる。ファイル金庫に格納されたデータはパスワードを知っているユーザーのみがアクセス可能となる。 |
ファイル金庫をインポートする | 作成済みのファイル金庫のファイル(.bvd)をインポートすることができる。 | |
設定 | ファイル金庫のロックの開閉やパスワードの変更、ファイル金庫の削除等を行う事ができる。 | |
決済ブラウザ | 決済ブラウザ | オンライン決済やオンライン銀行取引を安全に守られた環境で行なう事が可能なブラウザ「決済ブラウザ」を起動できる |
設定 | 決済ブラウザの利用に関する各種設定を行える | |
ビデオ・オーディオ保護 | WEBカメラ保護 | WEBカメラにアクセスするアプリに対して、アクセスの許可不許可を設定することができる。 |
マイク保護 | マイクにアクセスするアプリケーションに対して、アクセス時に通知を表示するかどうかを設定することができる。 | |
設定 | WEBカメラ保護・マイク保護機能のON/OFFやアプリケーション・ブロックルールの設定、通知設定などを行う事ができる。 | |
保護者機能 | 設定 | ソースネクストのスーパーセキュリティセントラルのダッシュボードにアクセスし保護者機能を設定できる。保護者機能を設定すると、お子様のパソコンやネットの使用状況と居場所を把握する事ができる。 |
ユーティリティ

ユーティリティ画面では、パソコンの動作を最適化してくれるツール類の実行を行う事ができる。
ユーティリティ画面で利用できる機能は以下の通り。
機能 | 説明 |
---|---|
クイック最適化ツール | ディスク、レジストリ、プライバシーのファイルを最適化し、無駄に使用しているディスク領域を解放したり、PCのパフォーマンスを向上させることができる。 |
ディスク・クリーンアップ | ディスク内のファイルやフォルダをサイズ別に検出し、削除したいファイル・フォルダを判断しやすい状態にしてくれる。 |
スタートアップ最適化ツール | スタートアップに登録されているアプリの自動起動を無効にしたり起動を延期させたりしてデバイスの起動時間を最適化することができる。 |
盗難対策 | ソースネクストのスーパーセキュリティセントラルにアクセスして、デバイスの最後の利用場所の表示や紛失したデバイスでアラーム音を再生、ロック、またはデータ消去などを行う事ができる。 |
通知

通知画面では各種通知の確認と削除などを行う事が可能だ。
マイアカウント

マイアカウント画面からは以下の機能を利用することが可能だ。
- 別のソースネクスト・アカウントに切り替える
- WEBブラウザでソースネクストのWEBサービス「スーパーセキュリティセントラル」を開く
- エントリー中のシリアル番号とは別のシリアル番号でエントリーする
設定

設定画面では、スーパーセキュリティの操作全体に関する設定を行う事が可能だ。
具体的には、一般、詳細設定、アップデート、プロファイルの4項目で各種設定が行える。
項目 | 設定内容 |
---|---|
一般 | パスワードで設定の変更を保護機能のON/OFF |
パスワードで設定の変更を保護機能のパスワード変更 | |
セキュリティ・ウィジェットの表示/非表示切り替え | |
お勧め機能の通知のON/OFF | |
詳細設定 | プロキシーサーバーのON/OFF |
プロキシーサーバーの変更 | |
製品レポートの送信のON/OFF | |
HostsファイルのスキャンのON/OFF | |
アップデート | 自動アップデートのON/OFF |
アップデート・チェックの間隔の設定 | |
サイレントアップデートのON/OFF | |
プロファイル | 「自動的にプロファウルを切り替える」のON/OFF |
プロファイルを手動切り替えと各プロファイルの設定 |
サポート

サポート画面からは、以下の3つのことが可能だ。
- オンラインマニュアルへのアクセス
- カスタマーサポートページの表示
- サポート用の調査ログの作成
スマホ版(Android、iOS)について
ZEROスーパー セキュリティのスマホ版にはAndroid版とiOS版が存在しており、できる事がそれぞれ微妙に異なっている。
iOS版はインストール方法が少し特殊なので、iOS版を使用したい人はオンラインマニュアルに指示された通りにインストールを行おう。
今回、ZEROスーパーセキュリティのAndroid版を使用してみたが、Android版は、ウイルス対策、WEB保護、盗難・紛失対策、アプリロックを行う事ができてなかなか便利だ。
Android OSはiOSと比べてセキュリティが少々心配なので、AndroidスマホにZEROウイルスセキュリティをインストールしておく価値はあると思う。
ZEROウイルスセキュリティとZEROスーパーセキュリティの違い
ソースネクストでは、ZEROウイルスセキュリティとZEROスーパーセキュリティという非常に似たソフトウェアが販売されているので、どっちを購入すればいいのか迷うという人もいるだろう。
以下に機能の違いをまとめてみた。
ダウンロード版価格 | 1台用:1,980円 3台用:4,290円 5台用:5,940円 | 1台用:3,900円 3台用:5,900円 |
---|---|---|
パッケージ版価格 ※送料490円が別途必要 | 1台用:1,980円 | 1台用:4,290円 3台用:6,490円 |
有効期間など | インストールしたパソコンが使えなくなるまで | |
対応デバイス・ライセンス | Windows、Mac、Android、iOSをいずれかライセンス台数分まで | |
Windows | ||
ウイルス対策 | ○ | |
ファイアウォール | ○ | |
迷惑メール対策 | ○ | |
個人情報保護 | ○ | |
web保護 | ○ | |
SNS対策 | × | ○ |
ぜい弱性の検査 | ○ | |
決済ブラウザ | × | ○ |
ファイル暗号化 | × | ○ |
盗難・紛失対策 | × | ○ |
お子様保護(ペアレンタルコントロール) | ○ | |
パフォーマンス最適化 | × | ○ |
パスワード管理 | × | ○ |
Wi-Fiアドバイザ | × | ○ |
USBワクチン | ○ | |
Mac | ||
ウイルス対策 | ○ | |
web保護 | × | ○ |
Android | ||
ウイルス対策 | ○ | |
web保護 | ○ | |
盗難・紛失対策 | ○ | |
アプリロック | ○ | |
通話・SMS着信ブロック | ○ | × |
iOS(iPhone/iPad) | ||
web保護 | ○ | |
盗難・紛失対策 | ○ | |
SNSプライバシー設定チェック | ○ | |
通信量チェック | ○ |
ZEROウィルスセキュリティは、ZEROスーパーセキュリティよりできる事がいろいろ制限されている分価格は安く設定されている。
ZEROスーパーセキュリティを使用する際の注意ポイント
他のデバイスにライセンスを移動することはできない
ZEROスーパーセキュリティやZEROウイルスセキュリティは、1度インストールすれば期限なしでずっとPCの寿命が尽きるまで使い続けることができる。
ただし、一度インストールしたライセンスは他のPCに移動することができない。
新しいPCを購入したから古いPCにインストールしているZEROシリーズのライセンスを移動したいと思ってもできないので注意しよう。
新しいPCでもZEROシリーズを使用したいなら別途ライセンスを入手しなければいけない。
Windows Helloによる顔認証が一時的に使えなくなる
ZEROスーパーセキュリティをインストールすると、WEBカメラ保護が有効になる。
このせいで、次回Windowsへのログイン時にWindows Helloによる顔認証をしようとするとWEBカメラへのアクセスが遮断されているため顔認証ログインができなくなる。
そんな場合は、一時的に「PIN」または「パスワード」を使用してログインした後に以下の設定を行おう。
メインパネルの左メニューにある「プライバシー」をクリックし、「ビデオ・オーディオ保護」の所にある「webカメラ保護」をクリックする。

webカメラ保護画面に「Windowsサービスのホストプロセス」が表示されていると思うのでそこの右に表示されているWebカメラに×が付いたいアイコンをクリックする。

以下のようにアイコンに青チェックマークが付けば設定完了。次回からWindows Helloによる顔認証ができるようになるはずだ。

使ってみた感想・レビューまとめ
まず使用してみて思ったことは、コンピューターウイルス対策機能を含め、かなりたくさんの機能が搭載されており、まさに総合セキュリティソフトという名にふさわしいアプリだと思った。
こういったソフトはインストールするとパソコンが重くなるのが常なのだが、ZEROスーパーセキュリティをインストールしてもパソコンが重いと感じることは全然なかった。
ウイルス対策だけでなく様々なセキュリティ対策をこのソフト1本で行うことが可能なので、ZEROスーパーセキュリティを導入しておけば非常に安心してPCライフを送ることができる。
セキュリティ対策エンジンとして性能に定評のあるビットディフェンダー・エンジンを搭載しているのも安心して利用できるポイントだ。
これだけの充実した機能を年間更新料のかからないワンショットの価格で購入できるのは非常に素晴らしいと思う。
こういったセキュリティソフトは、高度に使いこなそうとするとある程度のPCの知識が必要になるが、ZEROスーパーセキュリティは非常に優秀なので、セキュリティとかいまいちよくわからないという方でもインストールしてあとは自動でお任せにしておけばOKだ。
それだけでしっかりパソコンを保護してくれる。
ZEROスーパーセキュリティは、年間更新料不要で、インストールしたPCが動作する限り永久に使い続けることが可能なため、他社のセキュリティソフトと比較して圧倒的にコストパフォーマンスが良い。
ソースネクストの調査によると、PCのセキュリティ対策をしないのは、費用が高いからというのが1番の理由だそうだ。
ZEROスーパーセキュリティなら非常に低コストで導入できるので、セキュリティソフトは価格が高い、更新料がかかるのが嫌だと敬遠していた人も、ZEROスーパーセキュリティもしくはZEROウイルスセキュリティのどちらかを是非導入しておくことをお勧めしたい。
テレワーク環境で仕事をしている方は、使用PCのセキュリティ対策は必須だと思うので、まだセキュリティ対策していないよという方は、ZEROスーパーセキュリティの導入を検討してみるといいだろう。
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