これまで使用していたPhilipsの電気シェーバー5000シリーズ S5072/06が使い物にならなくなったので新しい電気シェーバーに乗り換えることにした。
フィリップスの電気シェーバーは長く使用してみると不満な点が数多くあったので、今回はパナソニック ラムダッシュ ES-LT2Aを購入してみた。
ES-LT2Aは、今となっては稀少な充電/交流両用の電気シェーバー。手頃な価格で剃り心地もなかなかよく使いやすかったので、充電しながらでも使える電気シェーバーを探している人に特にお勧めしたい。
商品スペック
Panasonic ラムダッシュ ES-LT2A商品のスペックは以下の通りだ。
パワーコントロール | ヒゲセンサー |
---|---|
スリット刃 | クイックスリット刃 |
マルチフィットアーク刃 | ○ |
ヘッド部 | 3Dアクティブサスペンション 固定/可動切替 |
外刃 | ステンレス刃物鋼3枚刃 |
内刃 | 30°鋭角ナノエッジ内刃 |
リニアモーター駆動 | ○(約13,000ストローク/分) |
電圧 | AC100~240V(自動電圧切替付) |
電源 | 充電・交流式 急速1時間充電 |
使用日数 | フル充電し1日1回約3分間の使用で約14日間使用可能 |
電池種類 | Li-ion(リチウムイオン)充電池 |
充電システム | ACアダプター充電 |
洗浄 | 音波洗浄モード |
消費電力 | 約9W(交流式使用時) |
表示 | 充電催促ランプ |
本体寸法 | 高さ17.0×幅7.5×奥行5.5cm |
質量 | 約190g |
パッケージ寸法 | 高さ20.0×幅14.4×奥行6.9cm |
生産国 | 本体:日本 ACアダプター:中国 |
発売日 | 2015年9月1日 |
ラムダッシュ ES-LT2Aを選定した3つのポイント
私が「パナソニック ラムダッシュ ES-LT2A」の購入を決めたポイントを以下の通り。
実績ある安心のパナソニック製品
なんだかんだ、電気シェーバーと言えばPanasonicが有名だ。
売れ筋をみても、パナソニック製品が上位に並ぶほど実績がある。
国内メーカーなので、品質面でもそれなりに信頼を置くことができる。
充電/交流両用式であること
これまで使用していた、PhilipsのS5072/06は、充電式の電気シェーバーだった。
充電式の電気シェーバーは、充電が切れた場合、再び充電を完了しないと使用する事が出来ない。
なので、剃りたいと思った時に充電がきれているとすぐに髭をする事が出来ないのだ。
これがやはり不便極まりない。
そして、リチウム電池には寿命があるため、1年半ぐらい使用しているとすぐに充電が切れるようになり使い物にならなくなる。
なので次に買う電気シェーバーは、充電が切れてもACアダプターに接続しながら使用する事が出来る充電/交流両様式の物にすると決めていた。
最近のパナソニック ラムダッシュ3枚刃の製品は、どれもこれも充電式ばかり。なので、少し古い型番の物を購入する必要があった。
値段が高すぎず安すぎず手頃だったこと
ハイエンドの高額電気シェーバーは非常に魅力的だけどやはり値段的に手が出せない。
なので、一万円以内の電気シェーバーを探していた。
パナソニック ラムダッシュ ES-LT2Aは、8000円~10000円ぐらいの価格で購入できるので値段的に丁度良かった。
開封の儀
Panasonic ラムダッシュ ES-LT2Aのパッケージはこんな感じ。
外箱から内箱を取り出すと、まず説明書が内箱の上に乗っかっていた。
説明書を取り除くと以下の状態になっている。
こちらがACアダプタ。
こちらがメンテナンス用のオイル。
こちらがメンテナンス用ブラシ。
こちらがシェーバー用のケースだ。
そして、電気シェーバー本体だ。
以上が、パッケージに入っている全てだ。
ラムダッシュ ES-LT2A本体を詳しく紹介
パナソニック ラムダッシュ ES-LT2Aの本体をさらに詳しく見てみよう。
まず本体表面中央にあるのが電源ボタンだ。電源ボタンは、長押しする事で動作ロック機能と音波洗浄モードの起動を呼び出すことが出来る。
電源ボタンのすぐ下にある領域はランプ表示部となっており、使用中、ロック中、充電中、音波洗浄モード中、充電時期のお知らせ等をランプ表示で知らせてくれる。
電気シェーバーの背面はこんな感じ。持つところはラバーグリップになっていて持った時に滑りにくい構造になっている。
背面上部には、「ヘッドが左右上下に動くFREEモード」、「ヘッドを動かさないLOCKモード」、「トリマー刃使用モード」を切り替える可動スイッチが付いている。
「トリマー刃使用モード」にすると、トリマー刃が起き上がってこんな感じになる。
ヘッド部分はこんな感じ。
3枚刃で、丸みを帯びた刃面が肌にムリなく密着するマルチフィットアーク刃が採用されている。
ヘッドの左右にあるボタンを押せば、外刃フレームを簡単に外すことができる。
外刃は両端にあるボタンを押しながら下にずらせば、外刃フレームから簡単に外せるので、外刃交換も簡単に行うことが可能だ。
内刃は1つずつ上に引っこ抜けば外せる。
ヘッドに取り付ける保護キャップには、使用開始年月を記入できるようになっている。
記入しておけば替刃に交換する時期が明確にわかるので、使用を開始したら記入しておくことをお勧めする。
使用してみた感想・レビュー
- バッテリーがなくなってもコンセントに接続すれば使える充電/交流両用式
- 軽量で使いやすい
- 剃り味はそこそこよい
- ラバーグリップで手にフィットして持ちやすい
- 水洗いで簡単に手入れができる
- メンテナンス用オイルが付属
- トリマーが本体一体(フィリップスは別だったので)
- 深剃りはあまりできない
- 肌に強く押し当てると血が出る場合あり
- 肌の弱い人には向かないかも
- 保証が1年と短い(フィリップスは2年)
デザイン面はグッド
電気シェーバの見た目についてはあまり評価しても仕方ないが、ブラックボディに、赤色のアクセントがあってあまり安っぽい感じもせず個人的には気に入っている。
便利で使いやすい
本体にランプ表示があって状態がいろいろわかるのは便利だ。
背面ラバーグリップなので、持った時のすべらない感じもいいし、手にフィットして持ちやすい。
何より充電しながらでも使用できるので、剃りたい時に充電が切れてて剃ることが出来ないという事がないのはやはり便利。
静音性は及第点か!?
Philips S5072/06の稼働音を比べてみると、出す音の質は違うのだがうるささはたいして変わらないレベルかなという印象。
音は静かな方だと思うが、電気シェーバーである以上それなりに音は出る。
電気シェーバーの静音性と言ってもさすがに限界があるので、極端に大きくない限りは気にしても仕方ないかなと個人的に思っている。
このモデルの他の人のレビューを見てると音が凄く静かという評価を結構目にするので、昔のラムダッシュは音が結構大きかったのだろう。
剃り心地は結構満足
剃り心地はなかなかいい。
ヘッドが上下・左右に動く「3Dアクティブサスペンション」機能のおかげなのか、非常に剃りやすいし、しっかりひげを剃ることができる。
丁寧に時間をかけて剃れば、結構つるうるにすることができる。
でも、調子に乗って肌に強く押し当てて剃っていたら、少しだけ血がでてしまった。
私の場合、顎下に癖髭があって剃りずらい部分があり、顎下を剃るときに強く押し当ててしまう傾向にあるのだ。
肌の弱い人は剃り方に注意するか、フィリップスのシェーバーを使用したほうがいいかもしれない。
バッテリーの持ちはまだ不明
バッテリーは約1時間でフル充電が可能。
毎日3分使用すると仮定した場合、約2週間使えるというのが公式の情報だ。
まだ使い始めたばかりなので、今すぐにバッテリーの持ちについての評価はできない。
しばらく使ってみてから情報を更新したい。
リチウムイオン電池を使っている以上、いずれバッテリーに寿命は来る。
でも、パナソニック ラムダッシュ ES-LT2AならバッテリーがダメになってもACアダプター経由で使い続けることが出来るので長く使えそうだ。
手入れ・メンテナンスは比較的しやすい
パナソニック ラムダッシュ ES-LT2Aは水洗が可能だ。
水洗する際は、外刃を水にぬらしハンドソープかクリーニング液をつけて音波洗浄モードで泡立てた後、外刃フレームを外して流水で洗い流す。
そして、自然乾燥させた後専用オイルを外刃とトリマー刃につければOK。
非常に簡単なので、使用後は毎回水洗いするようにしている。
パナソニックシェーバー専用クリーニング液
パナソニックシェーバー専用オイル
専用クリーニング液と専用オイルのセット
総評
1万円以下で変える3枚刃の電気シェーバーで剃り味もまずまず満足のいくレベル。
充電/交流両用式なので、バッテリーがなくなってもいつでも髭を剃れるという安心感があるのは大きなメリット。
メンテナンスも水洗いできるのでそれほど苦にはならない。
個人的には買って正解だった。
まとめ
最近発売されているパナソニックのラムダッシュは、充電式の物がほとんどになってしまっていて、2019年以降に発売された充電/交流両用式モデルは、ES-RT28、ES-RT48ぐらいしか見当たらない。
メーカー的には、充電式にした方が買い替え需要が起きて得だと思っているのだろうが、ユーザーからしたら不便なのでもっと充電/交流両用式の最新機種を増やしてもらいたいものだ。
パナソニック ES-LT2Aは、少し古いモデルだが、必要十分な機能を有していて剃り心地も悪くないので個人的には買って損はないんじゃないかと思う。
充電/交流両用式の電気シェーバーを探している人は、「ES-LT2A」の購入を検討してみるといいだろう。
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