2017年末にフィリップスのメンズシェーバー 5000シリーズ S5072/06を購入した。
実はフィリップスの電気シェーバーはこれまで一度も使ったことがなく、今回が初体験となる。
1週間ぐらい利用してみたのでさっそくレビューをしたいと思う。
商品スペック
商品のスペックは以下の通り。
シェービング性能 | |
---|---|
シェービングシステム | コンフォートカット刃 |
肌にピタっと密着 | 5方向に可動するヘッド |
肌に快適 | スキンプロテクションシステム |
ウェット&ドライ設計 | |
使いやすさ | |
ディスプレイ | 1段階充電残量表示 |
充電催促表示 | |
ロック機能表示 | |
クリーニング | 本体丸洗い可能 |
電源方式 | 充電式 |
アクセサリー | |
スマートクリック | 細部用トリマー |
保護キャップ | 有 |
電源 | |
電池の種類 | ニッケル水素 |
使用時間 | 約40分間/約13回分(1回3分使用した場合) |
充電時間 | 約1時間で満充電 |
対応電圧 | AC 100-240V(海外使用対応) |
最大消費電力 | 9 W |
アクセサリー | |
スマートクリック | 細部用トリマー |
保護キャップ | 有 |
デザイン | |
ハンドル | 人間工学に基づいたグリップとハンドル |
色 | アトカ/シルバー・ブラック |
サービス | |
本体2年間保証 | 有 |
替刃 | 2 年ごとに SH50/51 と交換してください |
パッケージ内容
以下がパッケージに入っているもの全てだ。
中身は、シェーバー本体、充電アダプタ、ヘッドカバー、トリマーという構成になっている。
特徴
肌にやさしい
フィリップスシェーバーの最大の特徴はやはり肌にやさしいという事。
それを実現するのが、丸みを帯びたヘッドのコンフォートカット刃だ。
この丸みを帯びたエッジが特徴のコンフォートカット刃が、肌を守りながらのなめらかシェービングを実現している。
ウェットシェービング(お風呂シェーブ)に対応
フィリップス メンズシェーバー 5000シリーズ S5072/06は、防水仕様IPX7基準※をクリアしているので、お風呂に入りながら、シャワーを浴びながらのお風呂シェーブも可能だ。
泡フォームやジェルをつけながら剃れば、よりいっそう肌にやさしいシェービングができる。
※防水仕様IPX7基準
水深1メートルに30分間浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない。
顔の凹凸に密着し、すばやい深剃りを実現
5 方向に独立して可動するヘッドが自在に動いて肌の凹凸に隙間なく密着するので、首や顎でもスムーズにすばやく深剃りできる。
この独立稼働ヘッドにより、フェイスラインに密着することでストローク回数が減り、肌への負担が軽減される。
フィリップス社調べではカミソリの10倍肌にやさしいらしい。
本体丸洗いOK
S5072/06は、防水仕様IPX7基準をクリアしているので、本体ごと刃を洗うことが出来る。
ヘッドの前部分にあるボタンを押せばパカッとシェービングユニットが開く。あとはこのまま水かぬるま湯で洗い流すだけで簡単に手入れができる。
1分ほどで手入れが完了するので、毎日シェービング後に洗っておけばいつも清潔にシェービングする事か可能だ。
ヘッドの刃の周りには、細い溝があるのだが、そこには汚れがたまりがちになる。水洗いだけだとその部分の汚れが落ちにくいので、水洗いする際に使い古しの歯ブラシなどで溝を軽くゴシゴシしておくとより清潔な状態に保つことが出来る。
本当に簡単に手入れができるので、私は毎日朝使用した後、もしくは夜お風呂に入る時に洗うようにしている。
1 段階充電残量表示、ロック機能付き
持ち手のボディ部分にディスプレイが搭載されており、1 段階充電残量表示、充電催促表示、ロック表示の各種情報が表示されるようになっている。
充電中は充電表示ランプが白色に点滅し、充電が完了すると充電表示ランプが点灯したままになる。万充電後30分経過すると充電表示ランプは消える。
充電表示ランプが白色に点灯したままか消えていれば、充電が完了しているので、充電ケーブルを抜けばOK.
シェーバーの使用中に充電残量が少なくなる(使用可能時間残り約5分以下)と充電表示ランプがオレンジ色に点滅して教えてくれる。オレンジ色に点滅してしまったら速やかにシェービングを終わらせ充電するようにしよう。
電源ボタンを長押しすることでシェーバーのロックをON、OFFすることも可能だ。ロック中に電源ボタンを押してもシェーバーは動作せず、ディスプレイに鍵マークが数秒点滅表示されてロック状態を通知してくれる。
約 40 分間のコードレスシェービング
S5072/06は、約1時間ほどで充電が完了し、約40分間使用することが出来る。
なので、基本的に1週間に1、2回くらいの充電で事足りる。
なお、充電ケーブルをつないだままの利用はできない仕様となっている。
充電ケーブルをつないだ状態で電源ボタンを押すと、以下のように持ち手の所のディスプレイに緑色のケーブルアイコンが点滅表示されるだけでシェーバーは動作しない。
替刃交換は2年に1回だけOK
フィリップス独自技術により、オイルを差さずに使い続けても、刃のシャープさは落ちずに切れ味が長持ちするらしい。
替刃交換はおおむね2年おきに買えればよいそうだ。
ブラウンだと替刃推奨時期は18か月後(1年半)、パナソニックだと外刃が約1年毎、内刃は約2年毎が推奨されており、フィリップスは他社より替刃の寿命が長く設定されている。
替刃価格はAmazonで3600円弱程度で販売されており、本体価格の約二分の一程度で購入できる。
フィリップスの電気シェーバーはお肌にやさしいだけでなくお財布にも優しいのであった。
本体2年間保証、海外使用対応
フィリップスのすべてのシェーバーは、2 年間の保証がついている。
ブラウン、パナソニックとも電気シェーバーの保証は基本1年なので、フィリップスの保証は非常に良心的だ。
海外での使用にも対応しているので、海外出張時でも安心して利用できる。
トリマーが付属
一般的な他社の電気シェーバーは、本体裏側あたりにトリマーがついているのが普通だが、フィリップス メンズシェーバー 5000シリーズ S5072/06では、トリマーを利用するにはヘッドを付け替えないといけないので一手間かかる。
ただ、取り換えは非常に簡単。
ヘッド部分は真上に引っ張れば簡単に外せる。
後はトリマーを本体に差し込むだけだ。
使用してみた感想・レビュー
- そり心地はソフトで肌にやさしく心地よい
- 剃った後のヒリヒリ感はまったくなく肌の調子は絶好調
- 水洗いで簡単に手入れができるため、いつも清潔に保てる。
- お風呂で使用できる
- 以外に頑丈
- 深剃りのレベルはいまいち
- 満足のいくレベルに剃りあげるには多少時間がかかる
- トリマーが付け替え式のため使用が若干面倒
- 充電しながら利用できない
- 本体形状が独特なので、置くときに注意が必要
- 長く使用しているとヘッドがすぐに取れて使い物にならなくなる(2020/4/17追記)
フィリップス メンズシェーバー 5000シリーズ S5072/06で髭を剃ってみたファーストインプレッションは、なんか物足りないという感じだった。ただ、肌にやさしいことを売りとしているのでそれは当然と言えば当然。
非常にソフトな剃り心地なので、深剃りはあまり期待しない方がいいだろう。
剃る時のパワーには物足りなさを感じるものの、肌にしっかりフィットするので剃る時は非常に心地がいい。
多少時間をかければ、そこそこ満足のいくレベルには仕上げられる。使いなれてくるとどう動かせばうまく剃れるかがわかってくるので、コツをつかめば剃った後の微妙なジョリジョリ感を最小限にすることも可能だ。
基本はやはり肌の弱い方に最適なシェーバーなのだと思う。すでに一週間以上使用しているが、肌の調子はすごくいい感じ。個人的に肌は弱い方なのでこのシェーバーには結構満足してしまった。
パワーは弱いので、素早く剃りあげたい、ジョリジョリと思いっきり深剃りしたい、髭が濃いくて悩んでいるような方は他社のシェーバーにした方がよいだろう。
トリマーが付け替え式となっているので、他社電気シェーバーよりも若干使うのが面倒だ。私はトリマーはほとんど使わないので、個人的にはあまり気にならないが、トリマーをよく利用する人にとってはこの付け替え作業は面倒かもしれない。
充電しながらシェービングできないので、充電が切れてしまった場合にすぐに利用できない点は注意しておく必要がある。今の所そういう局面にはなっていないが、万一そういう状況になった時のためにT字カミソリを1本別途用意しておいた方が安心だろう。
シェーバーの形状が特殊なために、机の上などに雑においてしまうと横に倒れて転がってしまう事がある。置き場所が悪ければ、下に落としてしまう可能性があるので注意してほしい。
実際私は購入して間もない時に、腰の高さほどある場所に置いた際、転がって落ちてしまったことがあった。ただ、ヘッドの部分が外れはしたもののシェーバー自体は無傷で、その後の利用も問題なくできているので、以外に頑丈に作られているなぁと感心した。さすがドイツメーカーといったところか。
実際に利用してみた感想としてはこんな感じで、個人的には買ってよかったと思っている。
- 2年間使用してみて(2020/4/17追記)
-
2年間使用してみて、フィリップス メンズシェーバー S5072/06は2度と買いたくない電気シェーバーという評価に改めたい。
何故かというと、長く使用するにつれて、ヘッドホルダー下部にある本体と接続する部分が摩耗して引っ掛かりが弱くなりすぐにヘッド部分が取れてしまうからだ。
肌に充てて動かしただけでぽろぽろぽろぽろヘッドが取れる。こうなると使い物にならない。
これってどう考えても欠陥構造でしょ。
フィリップスの他のモデルも同じようなヘッド固定構造であるなら、今後二度とフィリップスシェーバーは購入しないだろう。
あと、やっぱり充電式のシェーバーは、使い難かった。
2年も使用するとバッテリーがへたってすぐに充電なくなるから、いざ使おうと思った時に充電が切れている。コンセントに接続しながら使えないのはやはり不便だった。
今は、充電・交流両様式のパナソニック ラムダッシュES-LT2Aに乗り換えた。充電しながらでも使用できるので使いやすくてお勧めだ。
フィリップス メンズシェーバー 5000シリーズ S5072/06の購入を考えている人はぜひ参考にしてほしい。
最後に
アマゾンのレビューを見ていると、以下のような書き込みを発見。
ダヴ クリーンコンフォートで洗顔時に使用したら、格段に剃れるようになりました。
なにやらダヴ クリーンコンフォート泡洗顔を使用してシェービングするといい感じに剃れるらしい。
今度一度試してみようと思う。
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