ロジクール ワイヤレスキーボード K375s【レビュー】2台のPCを操作できるLogicool flowに対応

3.5

Logicool K375s

1つのキーボード、マウスで2台のPCをシームレスに操作できるというLogicool Flow技術に惹かれ、M590GTというロジクールワイヤレスマウスを購入したことを紹介した。

かれこれ10年以上使用しているワイヤレスマウスの反応が悪くなってきたので、新しく新調することにした。 どのマウスを購入しようか...

今回は、ロジクールFlow対応キーボードのLogicool K375sというワイヤレスキーボードについて紹介、レビューを行いたい。

Logicool Flow対応マウスと一緒に使うことで、マウスに連動して2台のPCで1つのキーボードを共有できるようになるのでM590GTマウスと同時に購入していたのだ。

価格が安いのにLogicool flowに対応し、「Bluetooth」と「Unifying」の両方の無線接続ができて、windows、Mac、Chrome、Android、iOSデバイスで動作するので、コスパが非常に高く、買って損はしないキーボードだった。

ロジクール ワイヤレスキーボード K375sとは?

「Logicool K375s」は、株式会社ロジクールが販売するWireless Keyboard(ワイヤレスキーボード)だ。

Windows、Mac、Chrome OS、Android、iOSに対応しており、様々なデバイスで動作する。

「Bluetooth Low Energy」と「Unifying」というロジクール独自の無線規格に対応しており、Bluetoothを搭載していない機器でも、USBポートに付属のレシーバーを接続することで無線キーボードとして使用することが可能だ。

接続機器とのペアリングは3台まで可能で、Easy-Switchボタンを押すことで簡単に使用デバイスを切り替える事ができる。

ロジクール K375sは、「logicool flow」という機能に対応しており、Flow対応マウスと連動させることで、複数のPCでシームレスにキーボードを使用することができるのが大きな特徴だ。

K375sは「ブラック / ダークグレー」カラーだが、同型機でカラーが「グラファイト / オフホワイト」となる「K370s」も販売されている。

商品仕様

製品名 K370s / K375s マルチデバイス ワイヤレス キーボード&スタンドのセットモデル
英名:K370s / K375s Multi-Device Bluetooth Keyboard + Stand combo
型番 K370s / K375s
品番 920-008192 / 920-008255
JANコード 4943765044864 / 4943765045007
価格 オープンプライス
(参考)ロジクールオンラインストア価格 : 3,080 円(税込)
発売日 2016年11月24日
保証期間 2年間
キーボードサイズ(幅×奥行×高さ) 435.5 x 137.5 x 20.5mm
キーボード重量 475g(単四形乾電池2本を含む)
425g(電池を除く)
レシーバーサイズ (幅×奥行×高さ) 18.4 x 14.4 x 6.6mm
レシーバー重量 2g
スタンドサイズ(幅×奥行×高さ) 96.7 x 89.6 x 31.7mm
スタンド重量 70g
必要システム ・Windows 7、Windows 8、Windows 10以降
・Android 5.0
・Mac OS X 10.10以降
・iOS 5以降
・Chrome OS
カラー ・ブラック / ダークグレー
・グラファイト / オフホワイト
キーレイアウト 109キー日本語レイアウト
キー構造/デザイン メンブレン
キーピッチ 19.0mm
キーストローク 2.5mm
押下圧 55±10g
角度調節機能 有 (8°)
ショートカットキー ホーム、メニュー、戻る、前のトラック、再生/一時停止、次のトラック、ミュート、ボリュームダウン、ボリュームアップ
その他の機能 ・Easy-Switchボタン(接続された3台のデバイスを簡単に切り替え)
・耐水設計
使用電池 単4形乾電池 x 2本
電池寿命 最大24ヶ月
操作距離 10m
無線方式 アドバンス2.4GHz (Unifying対応), Bluetooth Smart
接続I/F USB / Bluetooth Smart

開封の儀

パッケージ表面の写真は以下の通り。

Logicool K375s

パッケージ裏面の写真。

開封して内容物を確認していく。

箱の外フタを開けると、内フタの部分に何かがついていることがわかる。

よく見ると「Unifyingレシーバー」が差し込まれていた。

以下が、付属していたUnifyingレシーバー。

スマートフォン/タブレット両用のユニバーサルスタンドが付属。

取扱説明書は以下の用紙1枚のみ。画像のみの簡易説明となっている。ロジクール M590GTマウスの時もそうだったが、わからなければWEBサポートページを見ろというスタンスのようだ。

保障規定などが書かれた一枚用紙。

保証書。

DURACELL製の単三乾電池2本。

そして、キーボード本体だ。

キーボードについてもう少し詳しく見ていこう。

キーボードは完全な四角形ではなく、前方の中央から少し左の部分がややでっぱった感じの形になっている。

キーボード右側部分の写真。

キーボード左側部分の写真

キーボードの裏側はこんな感じ。

裏側には電源スイッチ、角度調整用のティルトレッグ、電池収納スロットが搭載されている。

デバイスとのペアリング方法

まずは、電池カバーを外して付属の電池を取り付けよう。

カバーを閉じて、電源スイッチがON(緑色が見ている状態)であることを確認。

私の場合、最初からスイッチはONの状態になっていた。

キーボード左上にある色の違う3つのボタン(Easy-Switchボタン)のうち使用したいチャンネルのボタンを3秒間押して、LEDが高速点滅状態になっていることを確認する。

Bluetooth Smartで接続する場合

Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy)に対応しているデバイスと接続する場合、接続先デバイスの設定でBluetooth接続を有効にする。

接続先デバイス上に「Keyboard K370/375」が検出表示されるはずなので、選択してペアリングを行う。

すると、接続先デバイスからパスコードの入力を指示されるので、画面に表示されているパスコードをキーボードから入力し「Enter」キーを押そう。

正しいパスコードが入力されていれば、デバイスと接続されるはずだ。

Unifyingで接続する場合

Logicool K370s/K375sマルチデバイス キーボードに付属しているUnifyingレシーバーは、最初からキーボードにペアリング済みのため、初回接続時においてはパソコンのUSBポートにレシーバーを接続するだけで、特に何もすることなく自動で接続されるようになっている。

Unifyingレシーバーへの2回目以降のペアリングは、Logicool Optionsというソフトウェアを使用することで行うことができる。

Logicool Optionsは以下のURLよりダウンロードすることが可能だ。

http://support.logitech.com/software/options

使ってみてよかった点

Logicool Flow対応マウスとのセット使用が便利すぎる

Logicool Flow対応マウスとセットでLogicool K370s/K375sを使用すると、キーボードがマウスカーソルに追随して別のパソコンで入力できるようになる。

3台のペアリングが可能なロジクール MX Master3と併用すれば、最大3台のPC上でタイピングすることが可能となるのだ。

私は、2台のペアリングが可能なLogicool M590マウスとの併用なので、2台のPCでしかフローを使用できないが、1つのマウスと1つのキーボードで2台のPCをシームレスに操作できるのでものすごく快適だ。

かれこれ10年以上使用しているワイヤレスマウスの反応が悪くなってきたので、新しく新調することにした。 どのマウスを購入しようか...

以下のPC切り替え機を導入したときも、めっちゃ便利だと思っていたけど、そんなものとは比べ物にならないほど革命的な便利だ。

エレコムのPC切替器(KVMスイッチ)「KM-A22BBK」を購入してみたところめちゃくちゃ快適になり、なんでもっと早く購入しておけばよかったと後悔してしまった。今回はそんな、マウス・キーボードを2台のPC間でボタン1つで切り替えて便利に使えるエレコム KM-A22BBKを紹介したい。

Logicool Flow機能を使いたいのであれば、絶対マウスとキーボードのセット導入がおすすめだ。

Logicool K375sキーボードなら、価格が非常に安いので、低コストでLogicool Flowに対応することができる。

BluetoothとUnifyingの2つの無線規格が使える!

ロジクールK375sワイヤレスキーボードは、Bluetooth Smart(Bluetooth Low Energy(BLE))という規格に対応するデバイスに接続して使用することができる。

ロジクールが公式に使えるとしているシステム(OS)は以下の通りだが、2019年に公開されたiPadOSでも使えるはずだ。

  • Windows 10以降、Windows 8
  • macOS 10.10以降
  • Chrome OS
  • Android 5.0以降
  • iOS5以降

私の場合、以下の手持ちのデバイスでBluetooth接続を確認できた。

  • HP Spectre x360(ノートPC)
  • Amazon Fire TV Stick 4K
  • Amazon Fire TV Stick(第2世代)
  • iPHone 8 (iOS 12.4.1)
  • iPhone SE(iOS 13.5.1)
  • iPhone 5S(iOS 12.4.7)
  • iPhone 4S(iOS 9.3.6)
  • iPad mini(iOS 9.3.5)

ロジクールK375sワイヤレスキーボードはさらに、「Unifying」というロジクール独自の無線規格を利用して接続することも可能。

Unifyingで接続するには、キーボードに付属しているレシーバーを以下のシステムを搭載したPCのUSBポートに接続する必要がある。

  • Windows 10以降、Windows 8、Windows 7
  • macOS 10.10以降
  • Chrome OS

Bluetooth非搭載のデスクトップPCなどは、このUnifyingを使ってロジクールK375sワイヤレスキーボードを使用すればよい。

この2つの無線規格に対応しているため、このキーボード1つあれば、Windows、Mac、Chromebook、Androidスマートフォン/タブレット、iPhone、iPad等、多数のデバイスで使使用することができる。

最大3つの登録デバイスをボタン1つで切り替えられるので便利

ロジクール K370s/K375sキーボードは、マルチペアリングを採用しており、最大3台までのデバイスを登録しておくことが可能だ。

キーボードのF1、F2、F3キーの位置にあるEasy-Switchボタンを押すことで、各チャンネルに割り当てられたデバイスへ簡単に切り替える事ができる。

複数のデバイスを使用する人にとっては、いちいちペアリングをやり直さずに済むので非常に便利だ。

打鍵音は比較的静かめ

これまで使用していたキーボードが結構かちゃかちゃ音を立てるキーボードだったので、それと比べると、ロジクール K375sキーボードの打鍵音は比較的静かだ。

打鍵音に関しては個人的には合格レベル。

スマートフォン/タブレット両用のユニバーサルスタンドが使いやすい

ノートパソコンを持っているのでほとんど利用していない初代iPad miniを立ててみた。

スタンドフレームの全面中央に窪みがあるので、ホームボタンなどが押しやすく便利。

横置きにするとこんな感じ。

iPhone 8を立てるとこんな感じ。

お絵かき、ネットサーフィン、メール、ブログライティング、その他軽いビジネス文書作成程度であれば、iPad ProとLogicool K375s、Bluetoothマウスだけで十分じゃなかろうか。

今後はノートPCを買うのも考え物だなと思ってしまった。

Amazon Fire TV Stickでも使える

Fire TV Stickには、Bluetooth Smartキーボードを接続できるので、K375sを繋げていろいろ試した結果、利便性がめちゃくちゃアップ。

Bluetoothキーボードを購入したので、Amazon Fire TV Stick 4Kに接続してみたところ、驚くほど操作性が向上し、めちゃくちゃ便利になった。あまりクリエイティブな作業をしない人であれば、Fire TV Stickをパソコン代わりに使ってもいいんじゃないかと思えるほどだ。どれほど便利になるのかを紹介したい。

K375sのテンキーの方のエンターキーが、Fire TV Stick上でマウスクリックと同じ扱いになるため、Fire TV StickにBluetoothマウスを接続しなくても、WEBサーフィンが等非常にやりやすくなる。

Fire TV StickでBluetoothキーボードを接続したい人は、ロジクール K375sの購入を検討してみるといいだろう。

残念な点

「PrtScr」、「ScrLk」、「Pause/Break」キーが存在しない

一般的なキーボードには、「PrtScr」、「ScrLk」、「Pause/Break」が存在するのだが、Logicool K370s/K375sキーボードにはこのキーが存在しない。

まぁ、「ScrLk」や「Pause/Break」キーは今の時代ほとんど使わない過去の遺産的ボタンなので、無くなっていても問題はないのだが、「PrtScr」キーは個人的にめちゃくちゃ使うので無いと不便だ。

とはいっても、「PrtScr」キーについては、「fn + insert」という組み合わせによる代用キーが用意されている。

1発で押せる物理キーがあった方が便利だが、このキーボードにおいては代替手段で我慢するしかない。

CapsLockインジゲーターがついていない

上位モデルにはCpas Lockインジゲーターがついているが、Logicool K375sキーボードにはCaps Lockインジゲーターがついていないので少し不便。

Unifyingレシーバーを収納できる場所が用意されてない

ロジクールM590ワイヤレスマウスには、電池カバーを外したところにUnifyingレシーバーを収納する場所が用意されていた。

しかし、ロジクールK370s/K375sキーボードには、そういった場所が用意されていない。

Unifyingレシーバー小さなものなので使用しない人にとっては、無くしてしまう可能性がある。

せっかく「PrtScr」、「ScrLk」、「Pause/Break」キーをなくしてスペースが余っているし、テンキーの上の部分にもスペースがあるのだから、Unifyingレシーバーを収納できる場所を用意にしてほしかった。

ティルトレッグを使わないとタイピング時に筐体がガタガタする

キーボード筐体にゆがみがあるのか知らないが、ティルトレッグなしの状態でタイピングすると、筐体がガタガタと揺れて音が出てしまう。

ティルトレッグを立てることで安定し、ガタガタすることはなくなる。

ただ、ティルトレッグ自体なんだかやわそうな感じなので、なんらかの拍子に折れてしまわないか心配だ。

この辺は安さなりって感じだ。

Easy-Switchボタンがファンクションキーと共用のため若干不便

登録デバイス切替のための「Easy-Switchボタン」だが、ファンクションキーのF1、F2、F3との共用となっている。

デフォルトでは、「Easy-Switchボタン」等の拡張キーが有効になっており、F1~F12をファンクションキーとして使用するには、fnキーも同時に押さないといけない。

そのため、ファンクションキーを多用する人にとっては、fnキー同時押しが面倒で不便に思う人もいるはずだ。

「PrtScr」、「ScrLk」、「Pause/Break」キー排除で3個分のボタンスペースが余ってるのだから、「Easy-Switchボタン」は、そちらに別途用意した方が利便性が上がると思う。

実はMX KEYS(KX800)等のロジクールキーボード上位機種においては、まさにその場所にEasy Switchボタンが用意されていて使いやすくなっている。

より便利に使いたければ、上位モデルを買えってことなのだろう。

打鍵感は価格相応、ミスタッチしやすいキー配置がネック

これまでデスクトップPC用のキーボードは、エルゴノミクスデザインのキーボードを使用していたため、それと比べるとフラット配列のLogicool K375キーボードは打ちにくい。

キートップは中央がかすかに凹んでいる形で、完全フラットよりは使いやすいが中途半端な感じ。

キーストロークは特に問題なし。

キーピッチは19mmなので一般的なフラットキーボードやノートPCと同じぐらい。

キーボードの一番下のラインのキートップの大きさが個人的には少し気に食わない。まずスペースキーの横幅が短すぎるのと、逆に他の他のキーが横長になっていてどうにもしっくりこない。エンターキーもちょっと小さいので押しにくい。

そのため、慣れていないこともあるが打ち間違えることが結構多くなった。

値段が値段だけに多くのものを求めても仕方ないが、キーボードの打ちやすさという点では正直あまり評価できない。

やはり、使いやすさを求めるならMX KEYS(KX800)を買うしかないのか。

実はロジテックが、2020年1月にロジテック初となるエルゴノミクスキーボード「ERGO K860」を発表している。なかなか使いやすそうだが、今のところ海外でしか発売されていない。

日本語キーボードをロジクールブランドで出してくれないかな。でもLogicool Flowに対応していないっぽい。

エルゴノミクスキーボードにLogicool Flowを付けてくれたら間違いなく乗り換えるので是非ともそういう商品を出してほしい。

メリットデメリットまとめ

私がLogicool K375 マルチデバイス ワイヤレスキーボードを使用して感じたメリットデメリットを以下にまとめた。

メリット

  • Logicool Flow対応マウスとのセット使用が便利すぎる
  • 低コストでLogicool Flow対応キーボードを導入できる
  • BluetoothとUnifyingの2つの無線規格に対応し数多くのデバイスで使用可能
  • 最大3つまでデバイスを登録できて切り替えも簡単
  • 打鍵音は比較的静か
  • 使いやすいスマートフォン/タブレット両用のユニバーサルスタンドが付属
  • Amazon Fire TV Stickでも使用可能

デメリット

  • 「PrtScr」キーが存在しない。ただし組み合わせによる代用キーあり。
  • CapsLockインジゲーターがついていない
  • Unifyingレシーバーを収納できる場所が用意されてない
  • ティルトレッグを使用しないとタイピング時に筐体がガタつく
  • デバイス切替のための「Easy-Switch」キーがファンクションキーと共用
  • ミスタッチしやすいキー配置

こんな人におすすめ

  • Unifying対応マウスを持っている人
  • Unifying対応キーボードを低コストで導入したい人
  • 1台のキーボードで複数のPCを操作したい人
  • 数多くのデバイスに接続できるキーボードが欲しい人
  • マルチペアリングキーボードが欲しい人
  • 安いBluetoothキーボードを探してる人
  • スマホ/タブレット、PCの両方でキーボードを使用したい人

まとめ

ロジクールFlow対応キーボードを安さで選ぶなら必然的にLogicool K370s/K375sの一択となる。

K375Sの機能自体は非常に満足していて、Flowを通してシームレスに複数のPCを操作できるのはやはり非常に便利だ。ただ、キーボードの入力のしやすさは低価格ゆえにあまり期待はしない方がいいだろう。

K370s/K375sは操作性は多少犠牲にしても、安くLogicool Flowを使いたいという人におすすめだ。

Logicool Flowが使えてさらに操作性にも満足したいのであれば、やはり上位機種のMX KEYS(KX800)やMX CRAFT(KX1000S)の購入をおすすめしたい。

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