2018年10月30日に発売されたAmazon Echo dot(第3世代)。
2020年11月27日現在においては、Echo dot(第4世代)が最新モデルとなるが、第3世代も未だ発売が継続されている。
先日、AmazonプライムスタンプラリーでAmazon Echo dot(第3世代)が当選したことを報告したが、商品が到着したので詳しくレビューしたい。
Amazon Ecbo Dot 第3世代について
Amazon Echoデバイスの中で2番目に安いモデル
2020年11月27日現在、Amazon Echoデバイスは、以下の10種類も発売(発売予定を含む)されている。
- Echo Flex
- Echo Dot(第3世代)
- Echo Dot(第4世代)
- Echo Dot(第4世代)時計付き
- Echo (第4世代)
- Echo Studio
- Echo Show 5
- Echo Show 8
- Echo Show 10(近日発売予定)
- Echo Auto
気が付けば増殖しまくりだね、Amazon Echoデバイス。
Amazon Echo Dot(第3世代)は、2番目に安いモデルになっており、最安で音楽を楽しみたい方に向けのモデルとなっている。
Echo Dot(第3世代)の公式価格は?
アマゾン エコー ドット(第3世代)の公式価格は4,980円(2020年11月27日現在)となっている。
非常に手頃な価格でスマートスピーカーを入手する事が可能だ。
Echo Dot(第三世代)の外観
こちらがAmazon Echo Dot(第3世代)の外観だ。
丸みを帯びたフォルムと、側面がファブリック素材のカバーで覆われているのが大きな特徴。
以下は上面から見た写真。
上面には、音量アップボタン(上)、音量ダウンボタン(下)、マイクオフボタン(左)、アクションボタン(右)の4つのボタンが配置されている。
そして、それぞれのボタンの外側にマイクホールがある。
以下は、側面側接続ポートの写真。
電源接続ポートと3.5mmステレオジャックが用意されている。
電源との接続は、専用のACアダプターを使用するようになっている。
Echo Dot 第2世代と第3世代の違いは何?
比較一覧
以下の表は、Echo Dotの第3世代と第2世代の違いをまとめたものだ。
世代 | Echo Dot (第3世代) | Echo Dot (第2世代) |
---|---|---|
発売日(日本) | 2018年10月30日 | 2017年11月15日 (招待メンバー) 2018年4月3日(一般発売) |
発売価格 | 5,980円 | 5,980円 |
サイズ | 43 mm x 99 mm x 99 mm | 32 mm x 84 mm x 84 mm |
重量 | 300 g | 163 g |
スピーカーサイズ | 1.6インチ | 0.6インチ |
マイク数 | 4 | 7 |
電源接続タイプ | 専用ACアダプター | USB接続 |
カラー | チャコール、サンドストーン、プラム | ブラック、ホワイト |
外観
以下は、左側がEcho Dot(第3世代)、右側がEcho Dot(第2世代)の上面写真を並べた写真。
Echo Dot(第2世代)は平面的だがEcho Dot(第3世代)は丸みを帯びている。
また、第3世代の側面はファブリック素材でおおわれており、よりインテリア性が高くなっている。
Echo Dot(第3世代)は第2世代より大きさが一回り大きくなっているので、重さも約2倍程度重い。
カラーバリエーションについては、第2世代はブラックとホワイトの単調な2色だったが、第3世代ではチャコール、サンドストーン、プラムとよりファッショナブルになっている。
スピーカーサイズ
スピーカーサイズはEcho Dot(第3世代)の方が大きくなり、音がよりパワフルになっている。
マイクの数
マイクの数は、Echo Dot (第2世代)では7つあったものが、第3世代では、4個に減少している。
ただし、第3世代のほうのマイクマイク性能があがっているため第2世代と比べて音声の聞き取りが悪くなるということにはならないとのこと。
電源アダプタ
左側がEcho Dot(第3世代)の電源アダプター、右側がEcho Dot(第2世代)の電源アダプターだ。
Echo Dot(第2世代)はUSB給電が出来るが、第3世代は普通のACアダプターとなっている。
USB給電が可能なEcho Dot(第2世代)は、車に積んでシガーソケットからUSB給電して使うなんて芸当もできたが、第3世代では外で使用するハードルが高くなってしまったためこの点は不満を持っていた人も多いようだ。
しかし、現在では以下の記事で紹介している代替手段もあるし、Echo Autoも発売されているので、おそらくEcho Dotを外に持ち出して使用するなんてことをする人はほとんどいないのではないかと思う。
使ってみた感想
まず、最初に感じたのが、低温が非常に強調されているという点。
ウーファーは搭載されていないが、低温が結構響く。
一方高音が弱くなった感じで、音質もなんか曇っているような印象を感じる。
なんというかクリアさがいまいちかけている感じ。
結局音質に関しては総じて中途半端に感じるので、高音質で楽しみたいならより上位モデルを購入した方がいいだろう。
ただし、上位モデルのEcho Studioを使っても音質はそれほど期待できないというレビューもあるのでEcho端末で音質を追求しても期待するレベルには到達しない可能性が高いと思う。
使い勝手については、自室での利用のため特に第2世代Echo Dotと変わることはなかった。
こちらの音声も普通に聞き取ってくれるし問題なく使用することができている。
これまで2階の自室と1階キッチンとの連絡方法として、キッチンに使わなくなった古いiPhone 4Sを設置しFaceTimeを使って行っていたのだが、1台Echo Dotが増えたことにより、Echoデバイス同士でやり取りするように変更した。
キッチンから「自分の名前」に電話と発話すれば、2階にある全てのEchoデバイスに着信がなるしスマートフォンにも着信されるので、非常に便利。
2階からキッチンに連絡するときも、「キッチンに呼び掛けて」と発話すれば、キッチンに自動で接続してすぐに通話できるようになる。
家庭内で連絡をとりあうのが非常に便利になった。
私がよく利用するEcho Dotの機能を紹介
スマートホームの実現(照明・家電のコントロール)
現在、スマート学習リモコン「sRemo-R2」を利用して、以下のデバイスの制御を行っている。
- シーリングライトの制御
- エアコンの制御
- 扇風機のON/OFF
- 4K液晶モニターのON/OFF、入力の切り替え
- アンプのON/OFF
- スマート電球を使用した間接照明のON/OFF
あと、Philips Hue(ヒュー) ホワイトグラデーション スターターセットとHueランプを使用して、以下の制御を行っている。
- 玄関電球
- 2階の階段
- 2階の廊下
- ベッドランプ
Wi-Fiスマート電源プラグを利用して、ワイヤレス充電の制御もしている。
あとは、Amazon Fire TV StickとEcho Dotを連携させて、Echo Dotから音声でFire TV Stickの制御を行っている。
例えば、Echo Dotに「Youtube起動して」といえばFire TV SticikでYoutubeが起動を起動してくれる。
また、プライムビデオでビデオの検索、再生、一時停止、再開などもEcho Dotに発話するだけで行えるので、付属のリモコンを使わなくてもある程度制御することができるようになっている。
とこんな感じで、このスマートホーム機能の利用が割合としては一番多い。
非常に便利なのでぜひEcho Dotを入手したのならば、スマートホーム機能を利用してみてほしい。
キッチンと2階の部屋との通話
「使ってみた感想」の所でも述べたが、現在2階の部屋とキッチンの連絡にEchoデバイス同士の通話機能を利用している。
2階の2部屋にEchoデバイスがおいてあり、キッチンにEcho Dotを設置して、キッチンから「自分の名前に通話」と発話することで、2階のEchoデバイスの両方が着信する。
両方の部屋に同時に着信があるのでどちらの部屋にいても応答することが可能だ。
またスマートフォンにも着信があるので、スマホで通話をすることもできる。
複数台のEchoデバイスを持っているならこのように家庭内の連絡手段として活用すると非常に便利なのでおすすめ。
Amazon Musicの再生
スマートスピーカーとしては定番の音楽再生ですね。
Amazonプライム会員なら、Echoデバイスで200万曲を無料で再生可能だ。
月額980円(プライム会員は月額780円)のAmazon Music Unlimitedを申し込めば、7000万曲が聞き放題になるので、音楽を存分に楽しみたい方は申し込んでみるといいだろう。
その他
その他だと以下の機能を使っている。
- 日付や曜日の確認
- 現在時間の確認
- 天気用法の確認
- 簡単な計算
- タイマー
- リマインダー
- たまにラジオ
数多くのAlexaスキルが用意されていて、スキルを有効にすることでEchoデバイスで様々な機能を利用できるのだが、私はほとんどAlexaスキルを利用していない。
そもそもどんなAlexaスキルがあるのかをいちいち覚えるのがめんどくさいし、スマホを利用すればたいてい事が出来てしまうので、個人的にはAlexaスキルを積極的に使おうとまでは思わない。
なので、日常的に使う機能は非常に限られてくる。
もちろん人によっては、Alexaスキルを活用している人もいると思うので自分にあったスキルを探してみるといいだろう。
まとめ
Amazon Echo Dot(第3世代)は第2世代よりも低音域が強調されるようになったぐらいで、大した違いは感じられなかった。
ただし、第2世代よりファッショナブルになったので、インテリア性が高くなったのはうれしいポイント。
インテリア性でいえば、球体形状となった最新の第4世代Echo Dotの方が高いので、インテリア性をより高めたいのであれば第4世代Echo Dotの購入を検討してみるといいだろう。
個人的には、スマートホーム機能を体験すると便利すぎてEchoデバイスは正直手放せなくなるのでまだ体験したことのない人はぜひEchoデバイスを入手して体験してみることをお勧めしたい。
コメント